
「受からない」と思われがちな宅建試験、通勤時間だけの勉強で合格できた私の体験記
高校時代の恩師が退職後に宅建試験に合格したという話を聞いたことが、私の宅建への挑戦のきっかけでした。試験範囲を調べてみると意外にも興味を持てる内容だったこと、そして試験会場が自宅から徒歩10分という好立地だったことが後押しとなり、受験を決意しました。
「受からない」という不安との向き合い方
「宅建は受からない」と言われることも多い資格試験ですが、私は「落ちても1回」と決めました。1年勉強して合格できないなら、さらに1年続けても難しいだろうと考えたからです。そのくらいの覚悟がなければ、宅建試験には「受からない」と思ったのです。
この「一発勝負」という心構えが、日々の学習への真剣さを生み出し、結果的に合格への道を切り開いてくれました。
通勤時間を最大限活用した学習法
私の勉強時間は、平日の通勤時間約2時間だけでした。そのうち1時間は電車での立ち時間と歩行時間。この時間はCD講座をMP3プレーヤーに入れて聴き続けました。残りの1時間は電車で座れる時間を活用し、鉛筆片手に過去問を解きました。
CD講座は各教科10回以上は繰り返し聴きました。特に苦手だった宅建業法の過去問は10回、権利関係は5回、その他の分野は7〜8回解きました。
驚くことに、机で勉強したのは試験前の2か月間の土日、それも1日2時間程度だけです。ほとんどが通勤時間を利用した「移動しながらの学習」でした。
「受からない」日を作らない工夫
気が乗らない日でも、とりあえずテキストや過去問を開き、1問でも解くようにしました。「今日は1問も解かない」という日を作らないことが、私の中での鉄則でした。
フォーサイトのテキスト以外の教材や模試は一切使いませんでした。これは、情報過多による混乱を避け、一つの教材を徹底的に使いこなすという戦略です。
通勤時間学習を支えた便利グッズ
フォーサイトの単語帳、スケジュール帳、貼り紙、マークシート用シャープペンシル、消しゴム、卓上カレンダーなど、ほとんどのグッズを活用しました。
特に単語帳は満員電車の中でも使用できるコンパクトさが魅力で、通勤時間の学習には最適でした。「絶対合格」の貼り紙は台所に貼ったところ油で剥がれ落ちたので、貼る場所は慎重に選ぶべきだと学びました。
また、楕円形の芯を持つシャープペンシルはマークシートを素早く塗れるため、本番でも重宝しました。
本試験での戦略
本試験では、マークシートへの記入を一通り問題を解いた後にまとめて行いました。大学受験などでは一問一問マークしていましたが、まとめて転記する方法のほうが時間の節約になることを発見しました。
試験中、過去問の焼き直し問題が多数出題されたことに気づきました。講師の方がおっしゃっていた通り、過去問は単に答えを覚えるだけでなく、各選択肢がなぜ不正解なのかを理解することが重要だったのです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!通勤時間だけを活用した効率的な学習法で見事合格を勝ち取られたことに、心より敬意を表します。
限られた時間の中で最大の効果を出すには、緻密な計画と「スキマ時間」の徹底活用が不可欠です。通勤中の音声学習や、座れた時間での問題演習など、日々の細切れ時間を積み重ねることで、大きな学習量を生み出すことができます。モバイルフレンドリーな教材を最大限に活用し、効率的なインプットとアウトプットを繰り返す姿勢は、多くの受験生の模範となるでしょう。
特に「1問もやらない日を作らない」という継続の工夫と、過去問を単なる暗記ではなく理解重視で取り組まれた点が、合格の大きな要因だったと感じます。この経験と自信を、今後のさらなるステップアップにもぜひ活かしてください。