人事部での業務における社労士の魅力

ハンドルネーム:サラリーマン10年生様
業界:小売業

自己紹介

2017年に人事部へ異動し、2019年に社労士受験・合格。
社内の労働環境整備や、人事制度の改善を進める上で、専門知識を活かしたり
説得力を強化するために国家資格である社労士に挑戦しました。

周りからの評価に変化はあったか

家族、社内からは「すごいね!」といった言葉をたくさんいただきました。
特に社内では、国会資格を取得しようと頑張る人を後押しする新人事制度を作るきっかけとなり
それにより、合格祝金をいただくという形で評価いただきました。

自分自身の自信はついたか

どんな仕事を完結するよりも達成感が大きく、とても大きな自信がつきました。
合格したからといったわけではなく、1年弱本気で勉強に時間を費やしたことや、
試験を乗り切ったことに対する、自身のコツコツ継続する力が以前より成長したと実感できました。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

現時点では年収は変わりないですが、会社が年会費や取得にかかった費用を出してくれ、
合格祝金も含め、30万弱の一時金をいただきました。
特に資格手当はつきませんが、人事考課時の評価が上がり、以前より高い比率で
賞与や年次昇給の計算がされるため基本給に好影響となっています。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか

会社では、ルーチン業務よりも企画立案、プロジェクト業務の割合が増え
以前は少なかった、役員との直接のやり取りや新人事制度計画時の発言機会が増えました。
家庭では、とにかく妻が喜んでくれましたが、立場は私の方が弱いままです。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

資格取得前は業務の9割弱はルーチン業務でしたが、取得後は現行人事制度の改善業務や
新人事制度の企画立案や、少し複雑な問い合わせ対応などが業務の5~6割りを占めるようになり
やりがいのある仕事が増えたと感じています。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか


特に資格には挑戦していませんが、英語の勉強や人事関係の書籍を集中的に読むようにしています。
もともと今の業務に活かすことを目的として取得したので、今は次の資格を目指すというより
身についた知識を仕事に役立てることを意識しています。

資格取得をしてよかったことは?

よかったことは沢山あります。
・専門知識がついた
・文章を集中して読み、理解する力がついた
・説得力が増した
・自信がついて前向きになった
・行える業務の幅が増えた
・他人から頼られるようになった
・日常生活に活かせる知識も増えた
等々

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

プライベートの時間を、自己投資に費やすことはとても有意義なことで価値の
あることだと思っています。
合格・不合格に限らず、本気で勉強することで身につく知識に無駄な部分は一つもなく
達成感も計り知れません。
ただ、これは勉強・受験が終わるまで体感出来ないもので、勉強中はとても辛いです。
自分を信じて最後まで諦めなかった人には、人生でもなかなか経験することが出来ない
気持ち良さが待っていますので、自分を信じで無我夢中で取り組んでみてはいかがでしょうか。