資格取得を通して自分に自信をつけ、また資格を将来の武器とする

ハンドルネーム:Aさん
業界:製造業

自己紹介

大学院を修了後、同じメーカーに勤務しています。研究だけではなく営業、購買、総務など幅広い仕事をしてきました。さまざまな経験を積んだのはよかったのですが、会社都合であちこちと異動となり、同期に比べると専門性や社内人脈に乏しく昇進もできませんでした。自分の武器になる知識や能力をしっかり持ちたいと思っていました。

周りからの評価に変化はあったか

社労士に合格したとき、その後の社労士協会主催の実務研修でも社内では特に評価に変化はありありませんでした。社内キャリアプランには社労士の資格取得を記載したのですが、特に反響はありませんでした。一方、家族にはいろいろ気を使って頂いて合格をとても喜んでもらいました。

自分自身の自信はついたか

3回目で合格したので、合格するまではとても自信を持つという状態ではありませんでした。ただし、記憶力が落ちている中、長時間の試験時間で集中することなど、やればできるという気持ちを持ち続けることで得られた自信はありました。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

特に年収は変わりませんでした。管理職の等級が変わらず、資格を取得したことの考慮は全くありませんでした。普段の仕事の成績、私の属する組織全体の成績に年収が影響しております。自分の業績だけではコントロールできません。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか

会社では立場に全く変化がありませんでした。家庭でも特に立場に変化はなかったですが、影響を与えたことの1つに子供が自ら勉強する習慣をつけてくれたようで、こちらから言わなくてもなくて机に向かい勉強をするようになったのはうれしく思いました。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

職種に変化は全くありませんでした。ちょうど、最近に転勤して業務内容が大きく変わることになりますが、社労士に関係する仕事ではありません。早期退職に伴う全社の人員調整のため、今回異動となりました。結局のところ、職種に変化はありませんでしたし、今後の会社の状況から職種の変化はないのかと予想しています。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか

FP2級試験を昨年秋から御社の講座で受講して今年の1月の試験で合格しました。複数資格を取ることが強みになり、社労士で勉強した年金の復習にもなると考えたからです。今後、他の資格もチャレンジしたいと考えています。

資格取得をしてよかったことは?

今すぐに仕事に活かせている訳ではありませんが、60歳定年後では確実に社労士やFPの知識をもとにした仕事をしたいので資格取得をして本当によかったと思っています。資格取得の勉強を通じて、受け身ではなく本当の学問や法律の読み方を学べたことは貴重な経験と考えています。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

社労士試験は範囲が広く、また選択式試験、特に一般常識は本当に試験対策が難しいと感じています。しかし、挑戦しがいのある、そして資格取得の勉強の間で得られるさまざまな経験は自分にとってかけがえのない経験になります。あまり緊張し過ぎず適度に息抜きしながら長丁場を乗り切って合格を勝ち取ってください。