
公務員の信頼獲得に不可欠!宅建テキスト活用で600時間学習の合格体験記
不動産部署への異動をきっかけに宅建士資格取得を決意。公務員として業務上は必須ではなかったものの、相手方からの信頼獲得と専門性向上のため挑戦しました。既存の不動産知識があると高をくくっていましたが、宅建業法の細かさに苦戦。しかし、効率的なテキスト活用と通勤時間の有効利用で600時間の学習を経て高得点合格を達成できました。
資格取得を決意した理由
人事異動で不動産を扱う部署に配属されたことが、宅建士資格取得のきっかけとなりました。公務員である私は、資格がなくても不動産取引を行うことができます。しかし、一般社会では不動産取引は専門家にしか扱えないという認識が強く、取引相手は免許や資格、実績を信用の材料としています。
「公務員であっても有資格者であれば、より強い信頼と信用が生まれ、取引相手に安心感を与えられるのではないか」と考えました。また、不動産事業者と仕事をする際も、有資格者であれば素人扱いされることなく対等に渡り合えると思ったのです。
さらに、社会問題化している空家対策について、今後行政が本格的な対策を講じる中で、宅建士資格が求められる場面が増えると予測したことも動機の一つでした。
予想外の学習の壁
管財部門での経験があり、不動産に関する知識はある程度持っていました。特に不動産の証券化・流動化については、以前真剣に勉強した経験もあったため、「それほど苦労することはないだろう」と高をくくっていました。
しかし現実は甘くありませんでした。民間での実務経験がなく、宅建業法とは無縁で仕事をしてきたため、こんなにも細かい法律があることに面食らいました。皮肉なことに、公務員として馴染みのある法令上の制限や民法は得意でしたが、一般的に簡単だと言われる宅建業法が私の苦手分野になってしまったのです。また、試験範囲の広さにも驚きました。
効率的な学習方法と教材活用
この状況を打破するため、まずは試験範囲全てに目を通すことを心がけました。先入観や既知の知識は一旦全て忘れ、とにかくフォーサイトのテキストを1周して全範囲を確認しました。
テキストは1周するとどこが理解できていないかが明確になります。2周目は自分の中でぼんやりとしている箇所を意識しながら読み進めました。フォーサイトのテキストはかなり合理的に作られており、どこをどう理解し、何を覚えておけば解答できるかという点を主眼に構成されていると感じました。見やすいフルカラーテキストで、要点が絞られていたため、初学者の私でも効率的に学習を進められました。
また、毎日の1時間の通勤時間は必ず講師のDVD講義を聴講しました。講師の講義を聞いているという安心感が、通信講座における物足りなさを解消してくれました。講師の説明はわかりやすく、聞き取りやすい声で、親しみやすい語り口だったため、長時間の通勤も苦になりませんでした。
必要な知識がひととおり入ったら、あとはとにかく過去問を解くことに集中しました。問題集は捨てる問題・選択肢の表示があり効率的に学習できたうえ、解説も非常に役立ちました。
私の学習スタイルは、テキストを読み込むことはあまりなく、通勤時にDVDで知識をインプットし、あとはひたすら過去問を解くというものでした。過去問集は一見ボリュームがありますが、3周もすると問題を覚えてしまうため、複数の過去問集を併用しました。
学習時間の配分としては、テキスト2割、過去問8割という感じでした。この方法で、難問化したと言われる平成27年度の試験で高得点での合格を達成できました。トータルでの学習時間はざっと600時間程度でした。
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講師コメント
合格おめでとうございます!公務員としての専門性を高めるために宅建士資格に挑戦され、見事に合格されたことに心より敬意を表します。学習内容を実際の業務と結びつけて理解するアプローチは、知識の定着だけでなく、実務における応用力も高める素晴らしい方法です。
特に通勤時間を有効活用して講義を聴講し、過去問演習を重視された学習法は、多忙な公務員の方々にとって参考になる事例です。宅建業法という不慣れな分野に対しても、テキストと講義を活用して体系的に理解を深められた点は素晴らしいです。この資格が、今後の業務における信頼構築と専門性向上に大いに役立つことを願っています。