
「難しい」と思われる宅建試験も最後の2週間で逆転合格!50代会社員の執念の学習法
会社の後輩に「時間があるなら資格を取れ」と偉そうに言った手前、自分も挑戦せざるを得なくなった50代会社員。宅建試験に挑戦するも、集中力が続かず挫折の危機に何度も直面。試験直前の予想問題では合格点に届かず絶望するも、最後の2週間で起こった"目からうろこ"の変化とは?「宅建は難しい」と言われる試験に対し、独自の学習法と執念で合格を勝ち取った体験談をご紹介します。
宅建試験への挑戦を決めたきっかけ
一昨年の冬、金融機関に勤める単身赴任中の後輩と話をしていた時のこと。「仕事が終わると、やることがなくて毎日お酒を飲んで9時には寝るんです」という彼に対し、私は先輩面して「時間がもったいない!誰にも邪魔されない時間があるんだから、将来のために資格でも取ったら?」とアドバイスしました。
それから1年後、彼が満面の笑みで「先輩のおかげで宅建に合格しました!」と報告に来たのです。素直に喜びつつも、「待てよ、人に偉そうなことを言いながら、自分は何もしていないじゃないか。後輩が一発で取れたなら、自分もやってみるか」という単純な動機で宅建試験に挑戦することにしました。
しかし、調べれば調べるほど、宅建試験は半端な気持ちや勉強では合格が難しいことがわかってきました。それでも決めた以上はやるしかないと、時間や費用的効率を検討した結果、フォーサイトの通信教育が最適だと判断しました。
挫折と再起—学習の壁を乗り越える
教材が届いてすぐに気づいたのは、不動産売買に関わった経験があっても、その知識はほとんど役に立たないどころか、むしろ邪魔になるということでした。そこで「何年もかけて研究とノウハウを蓄えられているのだから」とフォーサイトを全面的に信用し、指導通りに勉強を進めることにしました。
DVDで説明を聞き、テキストを読み、過去問を解く—という計画を立てたものの、すぐに挫折の危機に見舞われました。近年勉強らしいことをしていなかったせいか、あるいは年齢のせいか、集中力が全く続かず、勉強を始めても1時間も持たずに睡魔に襲われる状態が2ヶ月以上続いたのです。
余裕を持って始めたつもりが、気づけば試験まで残り半年。「こんな状態では合格なんて夢のまた夢だ」とあきらめの気持ちが湧いてきました。しかし、合格体験記を読むと「合格して本当に嬉しかった!」「達成感、優越感を感じた!」という言葉がまぶしく感じられ、「まだあきらめるのは早すぎる!」と心を入れ替えました。
モチベーション維持のために2つのことを決めました: 1. 受験は今年限りとし、来年というチャンスはないと思い込む 2. 合格するまで誰にも言わず、合格後に「宅建受けてみたら、うかっちゃったよ」とさりげなく自慢する
この稚拙ともいえる2つの約束を胸に、学習を再開しました。
効果的だった宅建試験の学習法
私の学習方法は基本的にフォーサイトのマニュアル通りでしたが、特に効果的だったのは以下の点です。
まず、DVDを見て、テキストを読み、その後すぐに過去問に取り掛かるという流れです。DVDとテキストで理解したつもりでも、実際に過去問を解くと、ほとんど身についていないことに気づかされました。しかし、そこで落ち込まずに、正解・不正解に関わらず、答えの解説とテキストを時間をかけて確認し、理解を深めていきました。
「宅建業法」から「権利関係」まで一通り終えるのに約2ヶ月かかりましたが、その後再びDVD解説を聞いて過去問の2回目に取り組みました。暗記力に自信のない私は、1回目とほぼ同じ間違いを繰り返しましたが、解く時間はわずかに短縮されていました。
この頃には不思議と学習時間も2時間ほど続けられるようになっていました。時折襲ってくる急激な眠気には、タイマーをかけて20分だけ仮眠をとるという対策を講じました。それ以上寝ると逆に疲れが出るので、短時間の仮眠がベストでした。また、帰宅したら夕食前にまず机に向かうことで、効率的に学習時間を確保しました。
学習は完全に過去問中心に進め、最終的には過去問を5回、択一問題集を3回こなしました。途中で「これだけで大丈夫なのか」と不安になることもありましたが、フォーサイトと講師を信じて揺るぎませんでした。
繰り返すうちに自分の弱点(都市計画法、農地法、履確法、建築確認、開発行為、所得税など数字の暗記が必要な項目)が明確になってきたので、弱点項目は自作のカードにまとめて持ち歩き、隙間時間に確認するようにしました。
宅建試験直前の危機と逆転劇
これだけ準備したにも関わらず、前年の試験問題を解いてみると結果はわずか31点。合格ラインに届きません。フォーサイトや市販の予想問題集を5冊解いても、すべて31〜34点で及第点に達せず、再び落ち込みました。
さらに追い打ちをかけるように、試験の2週間前と1週間前の休日には外せない会社行事があり、貴重な勉強時間が確保できないという絶体絶命の状況に陥りました。
しかし、「最後まで後悔だけはしない」という決意のもと、諦めずにもがき続けました。そんな中、思いがけない変化が起きたのです。前年の試験問題や予想問題を再度解いてみると、今度はスラスラと解けるようになっていました。もちろん2度目なので当然ではありますが、なぜか「目からうろこが落ちた」ような不思議な感覚があり、「もしかしたら合格できるかも?」という希望が湧いてきました。
そして迎えた本番。結果は思いもよらず40点で合格!最後まで諦めなかったことが実を結び、飛び上がるほど嬉しかったです。
宅建試験合格のために効果的だったポイント
私の経験から、宅建試験合格のために特に効果的だったポイントをまとめます:
1. 過去問を徹底的に繰り返す:解く回数と解説・テキストに戻る回数にこだわり、多いほど有利です。
2. テキストのゴロ合わせを活用する:数字を覚えるためのゴロ合わせは意外にも効果的でした。
3. 統計問題は確実に得点する:後半に送られてくる統計問題は比較的易しいので、絶対に落とさないようにしましょう。
4. 直感を信じる:答えを迷ったら、最初の直感を信じた方が正解率が高いと感じました。
5. フルカラーテキストの活用:フォーサイトのフルカラーテキストは見やすく、要点が絞られていて初学者にとって非常にわかりやすいものでした。
6. manabun(eラーニング)の活用:隙間時間を有効活用するのに便利でした。
7. 講師の講義を信頼する:わかりやすく、聞き取りやすい講義は学習の大きな支えになりました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。特に印象的なのは、挫折しかけた時の「まだあきらめるのは早すぎる!」という前向きな姿勢と、最後の2週間での粘りです。
限られた時間の中で最大の効果を出すには、緻密な計画と「スキマ時間」の徹底活用が不可欠です。自作カードで弱点を克服するなど、ご自身に合った学習法を見つけられたことが合格の大きな要因でしょう。
また、「過去問を徹底的に繰り返す」という王道の学習法を信じ抜いたことも素晴らしいです。宅建試験は難しいと言われますが、正しい方法で取り組めば、必ず合格できることを証明してくださいました。この成功体験を今後のキャリアにも活かしていただければと思います。