加藤先生の講義がなければ社労士の合格点に届かなかったかも

性別女性
年代30代
職業正社員(サラリーマン)
どうして社会保険労務士になりたいのか?受験勉強中、何度も自分自身に問いかけたことです。


≪労働者にまつわる法律を知らないのは、怖いこと≫

私は、38歳、2児の母です。4年前、離婚をし、子供2人を連れて家を出ました。幸い、仕事はすぐに見つかりましたが、2年も経たないうちに、勤務先の事業所閉鎖により解雇をされました。

この時、解雇予告は3日前、一切補償をしないという状況でしたが、従業員で力を合わせ、社会保険労務士の先生に相談したりし、解雇予告手当をもらいました。母子家庭の母が職を失うのは、本当に恐ろしいことです。

働いているのに、労働者にまつわる法律を知らないのは、とても怖いことだと思い知りました。子供を持つ女性が働く時、とても弱い立場です。

その後、再婚をし、落ち着いたこともあり、法律を知っていれば、自分や大切な人を守れるのではないかと思い、社会保険労務士を志しました。


≪加藤先生の講義とテキスト、受講料がフォーサイトの魅力≫

勉強を始めたのは、昨年の6月です。最初は、書店で基本書を買ってきました。労働関係は、それなりには進んだのですが、社会保険に入った途端、理解が出来なくなりました。

そして、10月になり、フォーサイトの基礎講座と過去問講座を申し込みました。フォーサイトを選んだのは、加藤先生が講義をしてらっしゃることと、テキストがカラーで図表が多く見やすそうだからです。

もちろん、他の通信講座から見ると、3分の1以下かと思うような値段も決め手でした。


≪テキストをノートとしても利用し、うまく使う≫

教材が届くのがとても楽しみでした。教材が届くと、まずDVDを見ます。テキストを広げ、加藤先生の言葉でテキストにない部分は、直接テキストに書き込みました。

何年に出た問題とか、ちょっとした言葉も書き込み、テキストは、ノートとしても利用しました。余白などがうまく取ってありますし、紙質がしっかりしているので、ペンなどで書いても大丈夫でした。


≪問題演習には他社のものも利用≫

その後は、確認問題や道場破りを行いますが、問題量はそれほどありませんので、他社の問題集も利用しました。社労士試験は、一冊のテキストと心中するつもりで・・・といいますが、問題演習に関しては別です。

テキストは、フォーサイト1本でしたが、問題集は、他予備校のものをまんべんなく利用しましたし、模試も3予備校、7回受けました。それも、フォーサイトの講座が安かったため、無理なく他にもお金を使うことが出来たのです。

直前期は、過去問とフォーサイトの予想問題集を中心に勉強しました。基本に徹すると心に決め、再度、講座のDVD⇒過去問⇒予想問題集と繰返しました。


≪加藤先生の講義が思い出されたから取れた1点が合否を≫

試験当日、順調に選択式で回答していたのですが、最後の国民年金の問題を見た途端、固まってしまいました。物価スライドについては、テキストのどこに載っているかも分かっていたし、DVDでも加藤先生が説明したシーンを覚えていました。

しかし、細かい数字を全部暗記してはいませんでした。記憶を辿り、なんとか答えを書きました。お昼は喉を通らないくらいでしたが、救済もあるかもしれないのだから、ここで諦めてはいけないと思い、午後の試験に臨みました。結果は、選択式31点(国民年金1点)択一式50点自己ベストでした。

国民年金の1点救済により合格となりましたが、この1点が運命を分けました。加藤先生の講義を思い出さなかったら、この1点は取ることが出来ませんでした。もっと、しっかり数字を覚えていれば、5点も可能だったと思います。


≪無駄の無い、フォーサイトの講義だから続けられた≫

社労士受験は、たくさんの科目、膨大な暗記、複雑な合格基準ととても難しい試験だと思います。

しかし、仕事を持ちながら1発で合格するのが不可能な訳ではありません。私は、フルタイムで仕事をしていましたが、フォーサイトの講座だから続けられたのだと思います。無駄を省く。深入りはしない。必要な部分をしっかりと覚える。

加藤先生の講義を聞いていれば、自然と身につくと思います。模試や本試験を振り返っても、テキストに載ってないとか先生が講義をしていない箇所が論点として問われたことは、ほとんどありませんでした。

他予備校に比べて、薄いテキストでも、その分内容が濃いのだと思います。本当にフォーサイトと加藤先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

私は、人事コンサルティングの会社に勤めていますので、これからは、実務の勉強をしっかりとし、クライアントやそこで働く方々から「ありがとう」と言われるような社会保険労務士になりたいと思っています。ありがとうございました。
26おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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