トップ社会保険労務士講座社労士試験 試験についての完全ガイド|日程・難易度・勉強法から合格後まで

社会保険労務士講座社労士試験 試験についての完全ガイド|日程・難易度・勉強法から合格後まで

研修会場のような試験会場に答案用紙とシャープペンシルが並ぶ風景

社労士試験について調べ始めると、日程、受験資格、科目、合格率、勉強時間と、知ることの多さに戸惑います。社会保険労務士試験は年1回の国家試験で、受験するには受験資格が必要です。合格するには、総得点だけでなく科目ごとの基準点も満たさなければなりません。順番を誤ると、申込に間に合わない、苦手科目の1科目で不合格になる、といったつまずきにつながります。
このページでは、社労士試験について押さえることを、試験の流れに沿って5つのテーマに分けて要約し、テーマごとのくわしい記事へ案内します。ご自身にいま必要なテーマから読み進めてください。なお、フォーサイトの社労士講座の合格率は63%(2025年度・全国平均5.47%)です。

※全額返金保証制度の確認テスト・学力テストの条件を満たした受講生のうち、受験番号を提出いただいた合格者数で算出しています。

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もくじ

社労士試験の基本情報(日程・持ち物・受験資格)

社労士試験は年1回の試験で、受験資格を満たしたうえで、決められた期間内に申し込む必要があります。最初にやることは、ご自身に受験資格があるかの確認です。受験資格は「学歴」「実務経験」「厚生労働大臣の認めた国家試験合格」の3つに分かれ、いずれか1つを満たせば受験できます。申込時には、それを証明する受験資格証明書を提出します。

申込期間は、厚生労働大臣の官報公示(毎年4月中旬)から5月31日までです。第58回(令和8年度)は、申込受付が4月13日から5月31日、試験日が8月23日(日)、合格発表日が10月1日でした。試験は全国19都道府県の会場で同じ日に行われ、受験する試験地は申込時に選びます。受験資格証明書には卒業証明書などを使うため、学校などから取り寄せるのに日数がかかることがあります。申込期間の終わりに慌てないよう、まず受験資格を確認して証明書をそろえ、そのうえで申し込み、試験当日の準備に移りましょう。年度ごとの日程は試験センターの公表でご確認ください。

出典:全国社会保険労務士会連合会 試験センター「受験資格について」

日程・当日の準備・受験資格は、次の記事でくわしく解説しています。

社労士試験の日程と、申込から合格発表までのスケジュール
試験当日の持ち物と、会場での過ごし方・トラブルへの備え
学歴・実務経験・国家試験合格のどのルートで受けられるかを確かめる受験資格

社労士試験の試験内容と難易度

社労士試験の難しさは、範囲の広さよりも、合格基準の仕組みにあります。試験は選択式(8問・40点)と択一式(70問・70点)の2つで、合格基準点は、それぞれの総得点と科目ごとに定められます。いずれか1つでも基準点に届かなければ不合格です。総得点が足りていても、苦手な科目を1つ残すと合格できません。

出題される科目は、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識の8つです。労働保険の保険料の徴収等に関する法律は、択一式で労災保険法・雇用保険法の枠の中から出題されます。労働と社会保険の両方にまたがるため、科目ごとに得意・不得意の差が出やすい試験です。

基準点は試験の難易度に応じて年度ごとに補正され、合格発表日に公表されます。合格率も年度で動き、第58回(令和8年度)は9.3%(受験者数42,510人・合格者数3,961人)、前年の第57回は5.5%でした。そのため、合格率の数字を追うより先に、全科目で基準点を割らない学習を組むことが大切です。範囲の広い一般常識や白書・統計の問題も、この基準点との関係で対策の深さを決めます。実務経験などにより、一部の科目が免除される制度もあります。

出典:全国社会保険労務士会連合会 試験センター「試験の概要」

出典:厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」

科目・基準点・難易度・科目免除は、次の記事でくわしく解説しています。

合格率の推移と、ほかの資格と比べた社労士試験の難易度
科目ごとの特徴と、得点を積み上げる科目別の勉強法
選択式の基準点(足切り)と救済措置、1点を落とさないための対策
範囲の広い一般常識で基準点を割らないための学習範囲の絞り方
白書・統計の問題をどこまで対策するかの考え方
科目免除制度の対象と、利用するメリット・デメリット

社労士試験の勉強法と学習リソース

学習は、試験範囲を1周し終えることを最初の目標にし、そのうえに過去問・法改正・模試を重ねます。科目数が多いため、細かな論点に深入りすると、1周する前に試験日が来てしまいます。フォーサイトの社労士講座が示す標準学習時間は合計800〜1,000時間です。この時間をご自身の生活のどこから確保するかを、最初に見積もっておきましょう。

法改正も、試験に向けて押さえる範囲に入ります。解答に当たり適用すべき法令等は、試験の実施について公告で示す日に施行されているものとされ、第58回では令和8年4月10日でした。過去問は解くだけでなく使い方を決め、模試は受けた後の復習まで計画に入れておきましょう。

フォーサイトの社労士講座は、満点を狙わず合格に必要な知識に絞る「合格点主義」で教材を作っています。全科目で基準点を確保しながら総得点を合格点に届かせる、という社労士試験の合格基準に合わせた考え方です。独学で進める場合も、どこまで深く学ぶかの線引きを先に決めておくのがおすすめです。1周目で止まりにくくなります。

出典:厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の実施について」(公告)

社労士講座 二神大貴 講師

講師コメント

まずは試験範囲を1周してみましょう。社会保険労務士試験は、科目数が多いうえに、1科目あたりの学習量もけっして少なくありません。そのため、試験範囲を1周し終える前に、本試験の当日を迎えてしまうという方も、かなりいらっしゃいます。しかし、そういった方によくよくお話をうかがってみると、特定の科目の細かな論点に深入りしすぎて、先に進めなくなってしまったというケースが多いようです。

社労士講座 二神大貴

講師の経歴と学習へのメッセージは社労士講座の講師紹介(二神大貴講師)でご覧いただけます。

勉強法・学習時間・教材の使い方は、次の記事でくわしく解説しています。

初学者が取り組みやすい科目別の優先順位と、合格点主義の勉強法
合格までの勉強時間の目安と、社会人の学習スケジュールの立て方
過去問の正しい使い方と、何年分を解くかの考え方
法改正が出題に与える影響と、改正点の押さえ方
独学で使うテキストの選び方
模試を受けるかの判断と選び方、受けた後の復習方法

立場別の合格戦略(社会人・主婦・主夫・初学者・再挑戦)

同じ試験でも、使える時間と出発点が違えば、進め方は変わります。第58回の合格者の職業別構成では会社員が61.9%を占め、働きながら合格を目指す方の多い試験です。

まとまった時間を取りにくい方はスキマ時間の組み立てが、初めて法律を学ぶ方は最初の手順が、前回不合格だった方はつまずいた箇所の見直しが、それぞれ要になります。まずはご自身の立場に近い記事から読んでみましょう。時間の作り方と最初の一歩が具体的になります。

出典:厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」

合格者の声声

(30代・男性・会社員・初学者)

人事の仕事をしながら、片道1時間の通勤時間を有効活用して社労士試験に挑戦し、見事合格できました。

通勤時間を活用して合格した方の体験記

受講生

(30代・女性・会社員・初学者)

初めての社労士試験で合格できるか不安でしたが、フォーサイトの教材と計画的な学習で見事突破。範囲が広く難しいと言われる社労士試験ですが、効率的な学習法と模擬試験の徹底活用が合格への鍵でした。

模擬試験を活用して初受験で合格した方の体験記

受講生

立場ごとの進め方は、次の記事でくわしく解説しています。

働きながら合格を目指す方の勉強法と、続けるためのスケジュール管理
家事・育児と両立しながらスキマ時間で学ぶ、主婦・主夫の方の進め方
初めて社労士試験の勉強をする方が最初にやることと、避けたい勉強法
不合格だった方が学習を見直して再挑戦するための戦略

受験後のステップ(合格発表から登録まで)

試験に合格しただけでは、社会保険労務士として仕事はできません。合格者のうち、労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事した方、または厚生労働大臣が指定した講習を修了した方が、全国社会保険労務士会連合会の社会保険労務士名簿に登録することで、社会保険労務士になります。

合格発表は厚生労働省のホームページと試験センターのオフィシャルサイトで行われ、合格者の受験番号は後日、官報にも公告されます。実務経験が2年に満たない方は、指定された講習(事務指定講習)を修了してから登録に進みます。合格発表の確認方法と、登録までの要件・手順を先に知っておくと安心です。

出典:厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」

合格発表から登録までは、次の記事でくわしく解説しています。

合格発表の時期と確認方法、合格後の手続きの流れ
合格後の事務指定講習から社労士登録までの手順

社労士試験についてよくある質問

社労士試験は年に何回ありますか?

年1回です。例年8月下旬の日曜日に実施されます。申込期間は、官報公示(毎年4月中旬)から5月31日までです。その年の試験日は、試験センターの公表でご確認ください。

社労士試験は誰でも受けられますか?

受験資格が必要です。「学歴」「実務経験」「厚生労働大臣の認めた国家試験合格」のいずれか1つを満たし、申込時に受験資格証明書を提出します。

総得点が合格点に届いていれば合格できますか?

総得点に加えて、科目ごとの基準点も満たす必要があります。基準点は選択式・択一式それぞれに年度ごとに定められ、合格発表日に公表されます。

試験に合格したら、すぐに社労士として働けますか?

社会保険労務士名簿への登録が必要です。労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事するか、厚生労働大臣が指定した講習を修了すると、登録に進めます。

合格までに、どのくらいの勉強時間が必要ですか?

フォーサイトの社労士講座が示す標準学習時間は合計800〜1,000時間です。学習経験や1日に確保できる時間によって必要な期間は変わるため、試験日から逆算して、試験範囲を1周以上できる計画を立てましょう。

この記事のまとめ

この記事のまとめ
  • 社労士試験は年1回。まず受験資格を確かめ、官報公示から5月31日までの期間に申し込む
  • 合格には、選択式・択一式それぞれの総得点と、科目ごとの基準点の両方を満たす必要がある
  • 学習は試験範囲の1周を最初の目標にし、過去問・法改正・模試を重ねる
  • 合格後は、2年以上の実務経験または指定講習の修了を経て、名簿に登録して社会保険労務士になる

気になるテーマが見つかったら、各章の末尾にある記事から読み進めてください。日程や合格基準は年度ごとに変わるため、最新の情報は試験センターの公表をご確認ください。

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