【2026年】社労士の合格発表はいつ?合格後の手続きと連合会登録までの全手順を徹底解説

長い受験勉強を終え、合格発表の日を待っている方も多いでしょう。社労士試験の合格発表は、受験生にとって大きな節目の日です。「合格発表はいつ、何時から?」「もし合格したら、次は何をすればいいの?」と感じる方も多いはずです。合格後の手続きは複数の段階に分かれており、情報も分散しがちです。本記事では、2026年度(令和8年度)の合格発表の日時と確認方法から、合格後の登録手続きの流れ(必要な実務経験、事務指定講習、費用、書類など)まで、順を追って解説します。合格発表から社労士としての一歩を踏み出すまでの道のりを時系列で整理し、次の手続きの全体像を把握できる内容になっています。
なお、本記事は社労士試験の全体像を解説する【社労士試験】完全ガイドの一部です。試験の概要から改めて確認したい方は、まずはこちらをご覧ください。
【2026年】社労士試験の合格発表日と4つの確認方法
2026年度(令和8年度)第58回社会保険労務士試験の合格発表日は、2026年10月1日(木)です。
合格発表の確認方法は複数あり、媒体ごとに公開時間が異なります。媒体ごとの公開時間を押さえれば、結果を最短で確認できます。主な確認方法は以下のとおりです。
| 確認方法 | 公開予定日時 | 特徴 |
|---|---|---|
| ①社会保険労務士試験オフィシャルサイト | 10月1日(木) 例年午前9時30分頃 | 最も早く確認できるが、アクセスが集中しやすい |
| ②厚生労働省ホームページ | 10月1日(木) 例年午前10時頃 | 公式サイトより少し遅いが、比較的アクセスしやすい |
| ③郵送による通知書 | 10月14日(水)発送 | 合格者には「合格証書」、不合格者には「成績通知書」が届く |
| ④官報 | 10月下旬 | 合格者の受験番号が公告される。インターネット版でも確認可能 |
合格発表後、最初にやるべきこと【合否別】
合格した方へ:合格証書の確認と次のステップへ
合格された方は、次の手続きに進みましょう。
合格後、10月14日(水)に「合格証書」が簡易書留で発送されます。これは社労士登録に必須の重要書類です。届いたら、氏名や受験番号に間違いがないか必ず確認し、大切に保管してください。同時に、全国社会保険労務士会連合会から「登録のお知らせ」も届きます。いよいよ、社労士としてのキャリアに向けた具体的な手続きが始まります。
残念ながら不合格だった方へ:成績通知書の確認と次の準備
不合格だった方は、まず成績通知書で科目別の得点を確認しましょう。
10月14日(水)に発送される「成績(結果)通知書」には、あなたの科目別得点が記載されています。これを冷静に分析することが、リベンジ合格への第一歩です。「どの科目で点数が足りなかったのか」「足切りにかかった科目はあるか」を客観的に把握し、自分の弱点を特定しましょう。
敗因を明確にすることで、次の学習戦略が見えてきます。来年の試験に向けて、学習計画を立て直しましょう。次回に向けた学習戦略については、詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。
社労士登録への2つのルート:「2年以上の実務経験」または「事務指定講習」
社労士試験に合格しただけでは「社会保険労務士」を名乗ることはできません。全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録して初めて、正式な社労士となります。
登録には、試験合格に加えて「2年以上の実務経験」または「事務指定講習の修了」のいずれかを満たす必要があります。あなたがどちらのルートに進むべきか、それぞれの詳細を見ていきましょう。自分の経歴や今後のキャリアプランに合わせて、最適なルートを選択することが重要です。

ルート①:実務経験で登録する場合
労働・社会保険諸法令に関する事務経験が通算2年以上ある方は、その経験を証明することで登録要件を満たせます。実務経験として認められる業務は具体的に定められています。勤務先に「従事期間証明書」を発行してもらう必要があります。
認められる実務の例として、以下のような業務があります:
- 社会保険の資格取得・喪失手続き
- 就業規則の作成・届出
- 労働保険料の申告・納付事務
- 労働者名簿・賃金台帳の作成・管理
- 給与計算における社会保険料の控除計算
合格前の経験も通算可能です。自身の職務経歴が要件を満たすか不明な場合は、所属予定の都道府県社労士会に確認しましょう。
ルート②:事務指定講習で登録する場合
2年以上の実務経験がない方は、全国社会保険労務士会連合会が実施する「事務指定講習」を修了することで、登録要件を満たすことができます。
この講習は、実務に必要な知識とスキルを補うためのもので、「通信指導課程」と「eラーニング講習」で構成されています。講習期間は約4ヶ月、受講料は77,000円(税込)です。eラーニングは1科目3時間×8科目で、自分のペースで受講可能です。
全国社会保険労務士会連合会への登録手続きの流れ
登録要件を満たしたら、全国社会保険労務士会連合会への登録手続きを進めます。ここでは、登録までの流れを順を追って解説します。
STEP1:登録区分を決める(開業・勤務・その他)
登録には「開業」「勤務等」「その他」の3つの区分があり、働き方によって選択します。区分によって、行える業務の範囲や会費が異なります。
開業登録:独立して事務所を構える、または社労士法人の社員となる場合。複数の企業と契約可能です。
勤務等登録:企業の人事・総務部や社労士事務所に雇用され、その組織内でのみ社労士業務を行う場合。
その他登録:社労士として業務は行わないが、資格登録のみ行う場合。
将来的なキャリアプランを考え、自分に合った区分を選びましょう。開業・勤務別の詳しい仕事内容について、こちらの記事で詳しく解説しています。
STEP2:必要書類を準備する
登録申請には、複数の書類を不備なく揃える必要があります。書類は所属予定の都道府県社労士会から取り寄せるか、一部はダウンロード可能です。
提出先は所属予定の都道府県社労士会です。書類の準備には時間がかかる場合もあるため、早めに準備を始めましょう。
STEP3:登録費用を用意する
登録には、全国一律の費用と、所属する都道府県社労士会ごとの費用の両方がかかります。費用の内訳を正確に把握し、事前に準備しておくことが重要です。
| 費用項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 登録免許税(全国一律) | 30,000円 | 収入印紙で納付 |
| 登録手数料(全国一律) | 30,000円 | 連合会への手数料 |
| 東京都:入会金(開業) | 50,000円 | 都道府県会ごとに異なる |
| 東京都:年会費(開業) | 96,000円 | 初年度分 |
| 大阪府:入会金(開業) | 150,000円 | 都道府県会ごとに異なる |
| 大阪府:年会費(開業) | 84,000円 | 初年度分 |
STEP4:都道府県の社労士会へ申請する
書類と費用の準備が整ったら、所属予定の都道府県社労士会の窓口に提出します。登録は毎月1日付や15日付など、会によって締め切り日が決まっています。
例えば、東京都社会保険労務士会では、登録月の前月に開催される「新規登録入会研修会」への参加が必須です。研修会の申込と同時に書類を取り寄せ、指定日までに提出します。郵送受付や予約制の場合もあるため、必ず事前に所属予定の会の手続き方法を確認してください。
STEP5:登録完了!社労士としてのキャリアがスタート
審査を経て登録が完了すると、「社会保険労務士証票」が交付され、正式に社労士としての活動を開始できます。これであなたは法律に基づいた専門家として、人事労務の分野で活躍する資格を得たことになります。
企業内で専門性を発揮する「勤務社労士」、独立して自分の事務所を構える「開業社労士」など、あなたのキャリアはここから始まります。
まとめ
- 社労士試験に合格したら、次は専門家としてのキャリアに向けた手続きが待っています。
- 合格発表の確認から、実務経験の証明または事務指定講習の受講、そして連合会への登録まで、やるべきことは明確です。本記事で解説した通り、合格発表日を正確に把握し、合格後は計画的に手続きを進めることで、スムーズに社労士としての第一歩を踏み出すことができます。
- 本記事の手順を参考に、登録手続きを着実に進めてください。
