
「社労士は難しい」と言われても諦めないで!最後の1週間で逆転合格した社会人の体験記
仕事と両立しながらの社労士試験勉強は、思うように進まず何度も挫折しかけました。模試ではE判定、試験直前の模試でも合格点に届かない状況。しかし、最後の1週間で総仕上げをして、見事2度目の挑戦で合格できました。限られた時間の中でも効率的な学習法と、諦めない気持ちが実を結んだ体験をお伝えします。
受験を決意した理由と1回目の挫折
会社の人事異動の際に、資格を活かして希望の部署に行きたいと考え、社労士試験の受験を決意しました。しかし1度目の受験では、全科目の勉強が終わらないまま試験に臨み、結果は惨敗でした。
「今年こそは」と意気込み、試験結果の発表直後にフォーサイトに申し込んだものの、去年の蓄えがあるという慢心から、なかなか勉強に手をつけないまま年が明けてしまいました。
勉強再開と計画の挫折
2月になって危機感を覚え、基礎講座のCDを聞き直してみたところ、ほとんど内容を覚えていなくて愕然としました。そこからは試験までの勉強計画を立て、短時間でも毎日勉強することを目標にしました。
仕事の移動時間などを中心に基礎講座のCDを聴きながらテキストを読み、チェックテストや確認テストを実施するという勉強法を続けていましたが、仕事や趣味とのやりくりがうまくいかず、1日15分しか勉強できない日も多くありました。
6月頃までは計画通り進まず、何度もスケジュールを書き換える状況。当初は過去問講座を3回はやろうと思っていたのに、全科目を1回終えることも危うい状況になってしまいました。6月に受けた模試はE判定で、また昨年と同じ結果になってしまうのではと焦りました。
逆転のための集中学習
そんな状況を変えたのは、「来年こそは、楽しい夏を迎えたい」という一心でした。試験1ヶ月前からは、プライベートの予定を一切入れず、平日は仕事後に図書館で4時間、休日は図書館やカフェで8時間の勉強時間を確保しました。
勉強内容としては、基礎講座のCDを聞く→チェックテストで確認→過去問を解くという流れを全科目順番に行いました。また、manabun(eラーニング)での確認テストは、以前にやった科目を忘れないようにするために、ゲーム感覚で何度も解くようにしていました。
特に効果的だったのは、直前期の10日間の集中学習です。会社の夏季休暇を利用して実家に帰り、ほぼ1日中勉強に没頭しました。この期間で私の力は飛躍的に伸びたと感じます。試験までに机に向かって勉強した時間は約350時間でしたが、そのうちの115時間は、この直前10日間に集中していました。
勉強時間を記録するという習慣も、自信と満足感につながりました。たとえ10分でも記録して、累積時間が増えていくことに喜びを感じていました。
最後の1週間での総仕上げ
試験1週間前に解いたフォーサイトの模試では、全く合格点に及びませんでした。「また今年もダメかも」という不安が頭をよぎりましたが、「伸びしろがまだまだあるということだから、とりあえずやれるだけやろう」と心を強く持って勉強を続けました。
この時点で一般常識にはまだほとんど手が付けられていなかったため、まずは一般常識の基礎講座を受講し、過去問を解きました。一般常識については、労働保険よりも社会保険に関する部分の方が、法令を覚えれば解ける問題が多いと感じたため、介護保険法、児童手当法など、毎年出ている法令を中心にポイントをおさえました。
最後の10日間はとにかく無駄なことに時間を使わないよう、全ての科目に満遍なく触れるように毎朝勉強計画を立てながら取り組みました。当初の計画では最後の3日間は模試の復習と予想問題集に取り組む予定でしたが、予想問題集に取り組めたのは試験の前日だけでした。
最終日も寝る前までひたすら予想問題集を解いていましたが、結果的にはここにあった多くの観点が本試験でも出題されたため、最後の1日まで諦めずに勉強して本当によかったと思います。最後の最後までフォーサイトの教材を信じて集中して取り組んだことが、合格に結びついたと感じています。
試験当日の戦略
試験当日は、時間配分に特に注意しました。模試を受けてみて、問題演習が不足している私の場合、時間内に全問を解き切るのは難しいと感じていました。
そこで、不得意な年金2科目は基準点超えを目標とし、まず先にそれ以外の科目をしっかり時間をかけて解き、残った時間で年金科目を解くと決めて臨みました。実際に年金科目は時間がなく、分かりそうな問題を選んでそれぞれ6問ずつしか解けませんでしたが、基準点は超えることができたので、戦略としては良かったと感じています。
試験が終わった時、「勉強時間は足りなかったかもしれないけど、やるだけのことはやった」という満足感を得ることができました。社会人になってから、資格などにチャレンジしてもいつも中途半端になってしまうことが多かった自分にとっては、大きな成長だったと感じます。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。特に印象的だったのは、試験直前の1週間での集中学習と、自分の弱点を冷静に分析した試験戦略です。
社労士試験は難しいと言われる資格ですが、限られた時間を有効活用し、フォーサイトの教材を信じて最後まで諦めなかった姿勢が実を結びました。勉強時間を記録するという工夫も、モチベーション維持に効果的だったようですね。
今回の合格体験は、仕事と学習の両立に悩む多くの方々の励みになるでしょう。この経験で培った計画性と粘り強さは、今後のキャリアにおいても大きな武器となるはずです。改めて、素晴らしい成果を収められたことをお祝い申し上げます。