
40代会社員が語る社労士試験合格への道!20代の失敗を乗り越え、過去問と家庭の両立で勝ち取った栄冠
20代の頃に一度挑戦して失敗した社労士試験。40代半ば、4児の父となった今、定年後のキャリアを見据えて再チャレンジを決意しました。通勤片道1時間半、保育園児2人の育児、繁忙期の業務と三重の壁に立ち向かいながら、わずか半年の準備で合格を勝ち取った学習法と心構えをお伝えします。
再挑戦を決めた理由と環境
20代の頃、金融機関勤務時代に社労士試験に初挑戦しました。当時は市販のテキスト1冊だけで約100時間の学習。結果は「あえなく玉砕」でした。
それから約20年。40代半ばとなった今、定年後の人生を見据えて再度挑戦を決意しました。社会への恩返しができ、自分の知識や経験を活かせる専門職として社労士の道を選んだのです。妻が5年前に社労士資格を取得し、事務所勤務中であることも大きな後押しとなりました。
しかし、再挑戦を決めたのは2月と出遅れていました。さらに、私を取り巻く環境は決して恵まれたものではありませんでした。
- 経理担当として3月〜5月は業務繁忙期
- 片道1時間半の長時間通勤
- 保育園児2人の子育て
- 5月下旬には別の資格試験も控えていた
このような状況から、時間的制約を考慮して通信教育での学習を選択。フォーサイトの見やすいテキストと情熱あふれる講義に惹かれ、お世話になることにしました。
限られた時間での効率的な学習法
実質的な勉強時間は2月・3月と6月以降しか確保できない状況でした。そこで採用した学習法は以下の通りです。
まず、講義DVDで一通り情報に触れ、重要ポイントにはマーカーを引き、補足説明はテキストに書き込むという方法を徹底しました。過去問で見つけたテキスト未記載の情報も同様に書き込み、テキスト1冊を見れば自分の学習内容がすべて見渡せるようにしました。
しかし、当初の意気込みとは裏腹に、学習は予定通りには進みませんでした。テキストを一通り終えたのは7月上旬、過去問を一巡できたのは7月下旬でした。ようやく8月になって、予定通り1日4〜5時間の学習時間を確保できるようになりました。
合格に導いた学習の工夫
8月に入ってからは、テキストの理解に注力しました。単に読むだけでなく、講義を思い出しながらテキストを閉じて自分の言葉で説明できるようにするという方法を実践。この「アウトプット型学習」が非常に効果的でした。
章単位では、過去問の傾向を踏まえて、類似制度間の違いや通達の変更点などに注意を払いました。さらに、「自分ならどういった観点で設問を作るか」と出題者の視点で考えることで、知識の体系化、複線化に努めました。
また、基準点割れを避けるため、苦手分野を作らないよう一度で頭に入らないものは何度でも繰り返すことを徹底しました。過去問講座のDVDは見られませんでしたが、過去問の解説文が分かりやすく、十分に役立ちました。
一般常識対策については、日頃から新聞を丁寧に読み、経済誌やWebでも関連記事に目を通す習慣が功を奏し、テキストで補足する程度で対応できました。
試験当日と最終盤の追い込み
試験は千葉幕張メッセの大会場で行われました。今年は比較的常識的な設問が多く、落ち着いて受験することができました。長時間の試験でしたので、体調と相談しながら適切なタイミングでトイレ休憩を取ることも重要でした。
試験直前の1ヶ月は、まさに伸び時でした。しかし、この時期に成長するためには、それまでにテキストでしっかり立ち止まりながら自分の頭で理解し咀嚼する時間が必要だったと実感しています。
8月に入ってからは、中高生と一緒に図書館で机を並べることも厭わず、お盆の帰省時にも机を借りて勉強するなど、最大限の努力を重ねました。自分の志を実現するために、できる限りの時間を学習に充てたのです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。特に、40代半ばで4児の父親として、長時間通勤や繁忙期の業務をこなしながらの挑戦は、多くの受験生の励みになることでしょう。
20代での失敗経験を活かし、限られた時間の中で最大の成果を出すための学習戦略を見事に構築されました。テキストを単なる情報源ではなく、自分の知識を体系化するツールとして活用する姿勢は、まさにプロフェッショナルです。「自分の言葉で説明する」というアウトプット重視の学習法は、社労士試験のような広範な知識を問われる試験では特に効果的です。
今後も、この合格体験で培われた時間管理能力と学習効率化のスキルを活かし、社労士としての新たなキャリアで大いに活躍されることを期待しています。