
アルバイトと両立!暗記が苦手でも社労士試験に合格した学習法
アルバイトをしながら社労士試験に挑戦し、2年目で見事合格を勝ち取りました。暗記が苦手で悩みながらも、独自の学習法と時間管理で克服。テキスト通読と過去問演習の繰り返しが実を結び、最後は「運」も味方につけた合格体験をお伝えします。
社労士試験合格までの道のり
社労士試験に2年目で合格することができました。1年目は約1,060時間、2年目は約880時間の学習を重ね、決して平坦ではない道のりでした。
最初の不合格は大きな挫折でしたが、それを逆にモチベーションに変えました。勉強机の目立つところに不合格通知書を貼り、「次こそは」という強い決意を毎日確認していました。
アルバイトと学習の両立は簡単ではありませんでしたが、シフトの時間を融通してくださったアルバイト先の方々のおかげで、計画的に学習時間を確保することができました。
効果的だった社労士試験の学習法
テキスト通読と過去問演習の並行学習
私の基本的な学習方針は、テキスト通読と過去問演習を並行して繰り返すことでした。2年間で少なくとも、テキスト通読・DVD視聴については10周、過去問演習については15周しました。
最初は理解よりも全体像の把握を重視し、分からなくても立ち止まらずにどんどん先に進みました。フォーサイトのフルカラーテキストは見やすく、要点が絞られていたので、初学者の私でも取り組みやすかったです。
3~4周したあたりから、徐々に分からない点の理解(精読)にシフトし始めました。分からない論点には付箋を貼り、気力が十分にあるときに集中して向き合いました。
漠然と「分からない」と放置せず、何が分からないかを具体的に書き出すことで理解が深まりました。この「見える化」が社労士試験の複雑な内容を整理するのに非常に効果的でした。
過去問演習の活用法
テキスト通読と併せて、過去問に取り組みました。学習初期は、テキスト1冊を終えた直後に過去問を解き、正解できることで自信をつけていました。
しかし、学習が進んだ段階では、テキスト通読から少し時間をおいて、知識を忘れかけてきたタイミングで過去問に取り組む方が効果的だと気づきました。これにより、本当に理解できているかどうかを確認できました。
過去問演習で忘れていた論点は、テキストに書き込んだり暗記カードにまとめたりしました。正解・不正解に囚われず、選択肢一つひとつを理解できているかを確認し、理解できていなければテキストに戻る。この繰り返しが知識の定着につながりました。
フォーサイトの問題集は「捨てる問題・選択肢」の表示があり、効率的に学習できました。また、解説が分かりやすく、理解を深めるのに役立ちました。
社労士試験の暗記対策と工夫
自作暗記カードと語呂合わせの活用
暗記が苦手だった私は、厚紙を適当な大きさに切り、暗記カードを自作しました。テキスト通読や過去問演習を何周もして、なお覚えられない点に絞ってカードを作りました(それでも約250枚になりました)。
机に向かう気力がない時やちょっとした空き時間に、このカードを活用しました。アルバイトの休憩時間や通勤時間など、スキマ時間の有効活用に非常に役立ちました。
語呂合わせについては、自分で作ってみることをお勧めします。他人の作った語呂合わせよりも、自分で考えたものの方が記憶に残りやすいことを実感しました。
忘却を恐れない学習サイクル
暗記については、忘れることを恐れず、むしろ活用することが大切だと気づきました。「覚える→忘れかけてきたタイミングに思い出す→忘れていたら覚えなおす」というサイクルを繰り返すことで、記憶の定着が進みました。
覚え始めの段階では数時間後に忘れてしまっても、繰り返すうちに数日、数週間覚えていられるようになります。外山滋比古さんの「忘却の整理学」という本では、むしろ忘れることを奨励されており、読んで気が楽になりました。
知識の整理と視覚化
大きめのホワイトボードを購入し、カラフルにまとめて、その都度スマホで撮影しました。横断的な知識の整理に役立ちました。
目的条文を覚えるのが苦手だったので、自分で目的条文を読み上げてスマホに録音し、時々聴きかえすようにしました。これは聴覚的な記憶を活用する工夫でした。
また、横断的な知識はエクセルにもまとめました。エクセルの体裁を整えることは、頭の中で散らかった知識を整理することに役立ちました。
フォーサイトのManaBun(eラーニング)も活用し、スキマ時間の学習に非常に便利でした。特に通勤中や休憩時間に手軽に復習できる点が良かったです。
講座はこちら!
バリューセット2


講師コメント
合格おめでとうございます!アルバイトと学習を両立させながら、見事に社労士試験の合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。
多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、特に暗記が苦手という課題を自作カードや語呂合わせなど創意工夫で克服された姿勢は素晴らしいです。スキマ時間の徹底活用や、テキスト通読と過去問演習を並行して行う学習法は、まさにこの世代の皆さんの強みを活かした方法です。
また、不合格の経験を糧に、より効果的な学習方法を模索し続けた粘り強さが、今回の合格に繋がったことと思います。「何が分からないかを明確にする」という学習姿勢は、社労士としての実務においても大いに役立つでしょう。
これからも、限られた時間の中で最大の成果を出すための学習戦略を磨き続け、社会保険労務士として活躍されることを期待しています。