
定年後の新たな挑戦!社労士試験に暗記の壁を乗り越えて合格した60代の体験記
定年を迎えた60歳で社労士試験に挑戦し、2回目の受験で見事合格。1回目は法律の理解が不十分なまま丸暗記に頼った結果、惨敗。しかし2回目は「理を知り、数を掛ける」という学習法で過去問を10回以上繰り返し、余裕を持って合格できました。社労士の知識は再就職時の雇用契約交渉にも即役立ち、学んだことを社会貢献につなげる新たなキャリアがスタートしています。
60代からの挑戦と挫折からの学び
お陰様で、2回目の受験で社労士試験に合格することができました。合格するまで結局約1年半かかりましたが、この学びの過程は私の人生において非常に価値あるものとなりました。
1回目の受験は、各法律の内容をほとんど理解しないまま無理やりの丸暗記で挑戦したため、訳が分からず時間も足りない惨敗で終わりました。試験後は疲労感のみが残る結果でした。
しかし、この不合格は決して無駄ではありませんでした。自分の弱点を知ることができたのは大きな収穫だったのです。特に、社労士試験では単なる暗記ではなく、法律の「理解」が必要だということを痛感しました。この気づきが2回目の合格への重要な転機となりました。
合格への戦略転換
2回目の受験に向けては、学習アプローチを根本から変えました。「理を知り、数を掛ける」という少林寺拳法の教えに似た手法を採用しました。
具体的には、テキストのチェックテストと過去問を10回以上解くことに集中しました。これにより、問題における正誤判断のキーポイントが瞬時に理解できるようになっていきました。
ある一定のレベルを超えた瞬間から、霧が晴れたように理解できるようになり、正答率が急上昇する体験をしました。これから社労士試験に挑戦する方へのアドバイスとしては、過去問は最低でも10回は繰り返し解くことをお勧めします。
2回目の本試験では、自信を持って解答を選択できるようになり、択一問題で20分以上も時間が余るという自分でも信じられないほどの余裕がありました。(余裕で見直す時間があったせいで、「迷った問題の回答は見返したときに変更してはいけない」という鉄則を守れず、1点逃したものもありましたが...)
支えとなった教材と学習のモチベーション
フォーサイトの教材の中で一番役に立ったのは、黄色の"学習20カ条"でした。この教材の提供に心から感謝しています。
勉強がマンネリ化したとき、遊びにも出ず、TVも見ず、「自分はいったい何をやっているのだろう」と思えて集中できなくなったときに、いつもこの"学習20カ条"が励まし、奮い立たせてくれました。リビング・冷蔵庫・トイレの3か所に貼っておくほど、私にとって強力なモチベーション源となりました。
社労士試験の暗記対策には、単に覚えるだけでなく、理解を深めることが重要です。フォーサイトのフルカラーテキストは見やすく、要点が絞られていて初学者の私にとって非常にわかりやすかったです。情報量が少ないという評判を見かけることもありますが、このテキストだけでも覚えきれない量ですし、合格点を取るためには十分過ぎる内容でした。
また、ManaBun(eラーニング)を活用することで、スキマ時間を有効に使うことができました。講師の講義はわかりやすく、聞き取りやすいため、理解を深めるのに大いに役立ちました。
定年後の再就職と社労士知識の即戦力化
社労士の勉強で得た知識は、実生活にもすぐに効果をもたらしてくれました。今年、60歳の定年を迎え別会社に再就職しましたが、その際に雇用保険や年金関係の知識が大いに役立ちました。
再就職先は中小企業で、雇用保険(高年齢雇用継続給付)の視点では有利ではない雇用契約だったため、学んだ知識を活かして契約内容の変更を提案。人事総務の手間は変わらず、実質的な手取りをアップすることができたのです。おかげで、通信教育にかかった費用は十分元が取れました!
さらに、就業規則や人事制度なども古く、労基法を知らないのではと思える部分も多くあり、今後はこれらの改定にもアドバイスできることで、社員の労働条件向上にも役立てそうです。
私自身は技術系のバックグラウンドを持っていますが、社労士の知識を身につけたことで、本来の役割分担を超えた価値を提供できるようになりました。
試験に合格した今は少し気が抜けていますが、「事務指定講習」を経て、社労士として身につけた知識を駆使して、AIには代替できない人間味をもったアドバイザーとして、早く社会に貢献したいと思います。
講座はこちら!
バリューセット2

講師コメント
合格おめでとうございます!定年後の新たなキャリアに向けて、見事に社労士試験の難関を突破されました。豊富な人生経験と高い自己管理能力を学習に活かし、1回目の挫折から学んで戦略を変更された柔軟性は素晴らしいです。
特に「理を知り、数を掛ける」という学習アプローチは、社労士試験の本質をよく捉えています。単なる暗記ではなく、法律の理解に重点を置いたことが、2回目の試験での余裕ある解答につながったのでしょう。
また、学んだ知識をすぐに実践で活かし、再就職先での雇用契約改善に役立てられたのは、まさに社労士資格の真価を示すものです。これからも、その豊かな経験と専門知識を組み合わせ、人間味あふれるアドバイザーとして社会に貢献されることを期待しています。