定年後も役立つ社労士資格!51歳からの模擬試験活用で合格を勝ち取った体験記
51歳を迎え、職場のプロジェクト終了後に燃え尽き症候群に陥っていた私。「今の仕事に活かせて、定年後も役立つ資格を取得したい」という思いから社会保険労務士試験に挑戦することを決意しました。独学で半年が経過した頃、膨大な学習量に圧倒され「このままでは合格は難しい」と判断。フォーサイトの社労士講座に申し込み、効率的な学習法と模擬試験の活用で見事合格を勝ち取りました。
社労士試験への挑戦を決意
ちょうど職場の部署のプロジェクトが一段落し、燃え尽き症候群に陥っていた私は、51歳になったのを契機に資格取得を決意しました。目指す資格を選定した基準は明確でした。「現在の会社に在籍していても役立てられること」と「定年後も活用できること」。この2つの条件から、社会保険労務士資格の取得を目指すことにしました。
最初は書店で見つけた教科書を使って独学を始め、半年ほどで5冊ほど読み進めていました。しかし、翌年の試験まで1年と少しとなった時点で「このまま独学では合格はおぼつかない!」と判断せざるを得ませんでした。学習ペースの管理の難しさと、何より学習すべき情報量の多さに圧倒されていたのです。
フォーサイト講座との出会いと学習の進め方
資格学校や通信講座の資料を取り寄せ、ネットで情報収集している時に目に留まったのがフォーサイトの社労士講座でした。高い合格率を謳っていることと、何より「圧倒的にコンパクトな学習量」という教材の宣伝文句に惹かれました。どうせ膨大な学習量になるのなら、少しでもコンパクトであるに越したことはありません。
2018年度試験前の受講申し込みだったため、2018年度用の基礎講座一式も送られてきました。まずはこれを使って学習をスタートさせ、新しい2019年度の基礎講座が届けばそちらも目を通し直し、過去問講座が届けばトライするという方法で進めました。
こうして新旧の基礎講座のテキストを使って「社会保険に関する一般常識」まで、まずは全教科に一通り目を通し終えたのが2019年初頭でした。ここから5月の試験申し込み時期までは、ひたすら基礎講座のテキストを読み込み、新たに届く過去問を繰り返し解くことに必死でした。
ゴールデンウィークの連休は、まだ手をつけられていなかった「社一」「労一」の過去問と基礎講座の読み込みで消費してしまい、焦りを感じました。フォーサイトに申し込んだ単科講座の模擬試験も届いていましたが、この時点ではまったく手をつけられない状況でした。
社労士試験対策の転機となった模擬試験
「絶対に模擬試験は経験しておいたほうが良い」という意見をネットで多く見かけていたため、ある資格学校の模擬試験に申し込み、6月に受験しました。結果は惨憺たるものでした。法改正を重視した内容だったため得点が思うように取れなかったのも厳しかったのですが、何より択一式は解答時間がまったく足らず、2教科分がまともに取り組めませんでした。
すっかり打ちのめされ、帰りにやけ酒をした私は「自分は向いていないのではないか」「もうやめよう」と思いましたが、翌日から気持ちを切り替えて地道に学習を再開しました。
7月上旬に2回目の模擬試験を受けました。1回目よりは落ち着いて取り組めましたが、やはり択一は時間に追われてかなり焦ります。時間もやや足りない感じで終了しました。模擬試験実施の資格学校の講師も「模擬試験の結果に一喜一憂せず、内容を復習して学習内容を修正して頑張ってください」と仰っていましたが、結果が出た今となっては本当にその通りです!この試験はギリギリまで諦めてはならず、努力と工夫が求められます。
本試験に向けた戦略修正と最終調整
7月下旬にフォーサイトの直前対策講座のテキストが大量に届きました。正直、量の多さに目眩がしました。本試験までにもう一通り基礎講座と過去問を回そうと思っていましたが、もはや両立は無理と判断して、直前対策のテキストと問題を可能な範囲で繰り返すことにしました。「法改正対策」や「横断まとめ編」は試験ギリギリまで読み返しました。
この時期に本試験の取り組みについて重大な修正の決断をしました。過去2回の模擬試験の択一では、頭の「労働基準法」から順に解いていました。しかし、択一試験の210分は集中力の維持と疲労との戦いです。頭から解いていったのでは、疲労がくる時間になって難度の高い「社会保険」の科目に取り組まないといけません。
そこで本試験では「健康保険法」「厚生年金保険法」「国民年金法」と後半から始め、そこから頭の「労働基準法」に戻って順に解き、最後に場合によっては「エイヤ!」でマークするしかない問題を含む「労務管理と労働及び社会保険に関する一般常識」の順で解くことにしました。
通常、本試験直前では問題を解く科目の順番は変えないほうが良いと言われています。解答のペース配分が把握できなくなるためです。ですが、この時の私にはまだ手付かずだったフォーサイトの模擬試験が3つ残されていました。これを使って時間を計りながら解答科目順修正の調整をはかりました。
本試験と合格発表
仕事が比較的忙しくなかった時期でもあり、1か月以上前から申し出ていたので本試験前の木金曜日を夏休みとして試験日前の3日間の休みを取れました。この時期に来たら無茶はせず、限られた参考書を繰り返し目を通し、夜更かしせず、体調に気を配って過ごしました。
試験当日も緊張はしていましたが、思ったよりも平常心で臨めました。フォーサイトに限らず、「絶対に今回で取る!」気持ちで臨まないと合格が逃げると言われていますが、私はそうではありませんでした。会社に言われて試験に臨むわけでもなく、社労士事務所に勤めていて合格のプレッシャーがかかっているわけでもなく、「落ちても死ぬわけじゃないから」くらいの気持ちで臨めました(もちろん闘志は燃やしていましたし、簡単に諦めない粘り強さはありましたが)。
試験終了後、会場からの帰り道では資格学校が午前に行われた選択式の解答速報を配っていたので、手にとって電車の中で確認してみました。総得点は34点でしたが、「社一」が足切りの2点でした。午後の手応えも自信が持てませんでしたので、「ああ」と天を仰ぎました。実は択一試験はやはり時間に追われて、ギリギリまで迷ってマークしたため、自分の解答を記録し忘れた問題が9つもあり、自己採点も行えない状態だったのです。
合格はないものと思い一週間ほどお休みをした後、9月に入って2年目の試験勉強を開始しました。フォーサイトにも2020年度の受講を申し込んでいました。11月8日の合格発表の官報も確認せず、9日に自宅で勉強をしていたところ簡易書留が届いて「最終的に何点とれていたんだろう?」と確認のため開封したところ「合格証書」が出てきて驚きました。隣室にいた妻は「素っ頓狂」な声を上げていたとのことなので、本当に驚いていたんだと思います。
成績は択一が基準以下無しの合計点44点でなんとかセーフ、選択の社一は自己採点通り2点ですが、合格点補正で救済された形でした。
効果的だった学習法と教材活用術
私の場合は資格取得を決意してから、半年の独学とフォーサイトの社会保険労務士バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座)を使った1年の学習で無事合格証書を手にすることができました。結果、社一の救済で救われたので「運」もあったかと思いますが、やはりこの試験は最後ギリギリの1~2か月の工夫と努力が大切なのだと思います。
フォーサイトの教材では使用しなかったものもありましたが、基礎講座と過去問はとにかく時間のある限り繰り返しました。他社の教科書に比べてボリュームは少なめで不安に思う人もいるかもしれませんが、まさに必要にして最低限を押さえていると思います。実際、模試や本試験でも、フォーサイトの基礎講座と過去問では見たことがない!という論点の出題は、ゼロではないですが、ほとんど遭遇しませんでした。
フォーサイトが学習指導で書かれているように、そのような問題は他の受験生もほとんど正答できないものと割り切って大丈夫だと思います。やはり合格圏に入る実力を養うのはとにかく基礎を理解して身に付けることが大事です。
社労士講義の映像はすべてダウンロードしたものをタブレットに入れていました。数度視聴した後も通勤の行き帰りなど、音声のみですが繰り返し聞いていたので、これだけで恐らく1年で200時間以上の学習ができたと思います。
また、基礎講座を一通り終えたところで、他社の「全科目横断まとめ」ハンドブックを使って、こんがらかりがちな知識の整理をはかりました。フォーサイトの横断学習テキストも使用しましたが、手元に来たのが試験ギリギリだったのが残念でした。知識の整理はもっと早い段階から取り組むべき課題だと思います。
さらに、社労士問題の一問一答形式のスマホアプリを購入して使用しました。空き時間を使って、アウトプットを繰り返し、記憶の定着をはかるのに役立ったと思います。
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バリューセット2

講師コメント
合格おめでとうございます!51歳からの挑戦で見事社労士試験に合格されたこと、心より敬意を表します。現職での活用と定年後の人生設計を見据えた資格選びは、非常に賢明な判断だったと思います。
特に印象的だったのは、模擬試験での挫折を乗り越え、試験科目の解答順序を戦略的に変更するという柔軟な対応力です。多くの受験生は「定石通り」に進めることに固執しがちですが、ご自身の状況を冷静に分析し、最適な方法を選択された点は素晴らしいです。
また、通勤時間を活用した音声学習や、スマホアプリでのスキマ時間学習など、限られた時間を最大限に活用する工夫も見事です。こうした効率的な学習法は、仕事と学習を両立させなければならない社会人受験生にとって、大いに参考になるでしょう。
今後は、この資格を現在のお仕事に活かしつつ、定年後のセカンドキャリアに向けた準備も進められることと思います。ぜひ、この合格体験を糧に、さらなる高みを目指してください。