
「社労士試験は難しい」と思っていた私が2週間で全体像を掴み合格した体験記
どん底の状況から這い上がるため、社労士資格取得を決意しました。失業、手術、家族の看病という三重苦の中で、残り4ヶ月という短期間で合格を勝ち取った私の体験をお伝えします。「社労士試験は難しい」と言われる試験に、効率的な学習法と諦めないハングリー精神で立ち向かった記録です。
合格への決断 - 40代からの再出発
私が社労士試験の受験を決めたのは、約20年の社会人生活で6度の転職を経験し、40歳にして失業するという厳しい状況に直面したからでした。
営業成績で契約更新が左右される職場での危機感から、昨年12月にフォーサイトの通信講座の受講を始めました。しかし、その後の人生は想像以上に厳しいものでした。営業ノルマに追われる日々、母親の病気による看病、そして自分自身の手術と入院。さらに4月には契約打ち切りによる失業と、まさに四面楚歌の状態でした。
テキストは思うように進まず、絶望感に包まれていました。職探しも、病後で営業不振による失業という経歴では、困難を極めました。この状況で痛感したのは、今後安定して働くことの難しさでした。
そこで決意したのです。「社労士として独立開業し、どん底の生活から這い上がろう」と。本試験まで残り4ヶ月。職探し以外の時間をすべて社労士の勉強に注ぎ込みました。
後がない状況が、奇跡的な短期間での合格を可能にしたのです。「社労士試験は難しい」という先入観を捨て、諦めないハングリー精神こそが最も大切だということを、身をもって実感しました。
効率的な学習法 - 2週間で全体像を掴む戦略
社労士試験の合格に向けて、私が実践した学習方法は非常にシンプルでした。
テキスト学習の効率化
1. まず、テキストを軽く読み、全体像を掴む(覚えようとせず、理解することに集中)
2. フォーサイトのDVD講義を視聴(30〜60分で区切る)
3. 各単元の学習後、必ず正誤問題や過去問を解く
4. 間違えた箇所を理解するために、2度目のテキスト通読
特に意識したのは、細部にこだわらず、早めに全科目を一巡させることでした。1科目1週間のペースで進めれば、2週間で全体像を掴むことができます。社労士試験は難しいと言われますが、早い時期に全体を終わらせることで、その後の学習効率が格段に上がりました。
過去問学習の徹底
次のステップでは、過去問のみを使用しました。
1. 解けた問題も間違えた問題も、丁寧に解説を読み込む
2. 間違えた問題の論点となっている部分だけを「間違いノート」に書き出す
3. 間違いノートは簡潔なメモ程度に留め、作成に時間をかけない
4. 間違いノートを繰り返し見返す
社労士試験の難しさを乗り越えるポイントは、同じ間違いを繰り返さないこと。 1度間違えた箇所は、また必ず間違えるポイントになります。本試験で同じミスをしないために、徹底的に間違いノートを見返しました。
私は時間の制約から、過去問や模試は2回しかやっていません。何度も回転させるほどの時間はありませんでした。その代わり、フォーサイトの教材(過去問、直前対策の予想問題、模試)や大手予備校の模試など、様々な問題に触れることで知識を定着させました。
試験直前までの成長 - 諦めない心が生んだ奇跡
成績の推移は以下の通りでした: - 6月の模試:5割の出来でC判定 - 7月の模試:6割の出来でC判定
一見順調に見えましたが、労働基準法、健康保険法、一般常識、年金科目で基準点未満のものがありました。しかし当時、私は試験制度をよく理解しておらず、基準点の存在を知りませんでした。
これが逆に功を奏し、「成績が順調に伸びている」という前向きな気持ちで本試験まで突き進むことができました。社労士試験の難しさに対する情報収集は程々にして、ただひたすら問題を解き、間違えた設問の論点を覚えることを継続することが大切です。
社労士試験の特徴は、毎日の勉強が1点1点の積み重ねになることです。私は本試験の総得点では余裕で合格していましたが、厚生年金の択一式では基準点ギリギリの4点でした。たった1点の差で合格したのです。本当に鳥肌が立ちました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。
特に印象的なのは、「後がない」という状況をモチベーションに変え、限られた時間の中で最大の成果を出すための学習戦略を確立されたことです。テキストを2週間で一巡させる効率的なアプローチや、間違いノートの活用など、時間を最大限に活かす工夫は、多くの受験生の参考になるでしょう。
仕事や家庭との両立、そして健康上の問題という三重苦の中でも、明確なキャリア目標や自己実現への強い動機が、学習を継続する原動力となったことがよく伝わってきます。この経験と強い意志は、社労士としての今後の活躍にも必ず繋がるはずです。