
「社労士は難しい」と思っていた私が過去問対策で最短合格!会社員から転身した30代の社労士合格体験記
2019年末に社労士を目指すと決意してから、わずか5ヶ月の勉強期間で合格できました。仕事を辞めて集中学習という選択をした私の合格までの道のりと、「難しい」と言われる社労士試験を突破するために効果的だった学習法をお伝えします。
社労士を目指したきっかけと準備
「社労士になろう」と決めたのは2019年の年末でした。社労士という仕事に興味はあったものの、当時の仕事も嫌いではなく、妻子がいる安定した状況を変えることに躊躇していました。最終的な決め手は「より社会のことを知りたい」という思いと、妻の「やってみなよ」という一言でした。
調べてみると、社労士試験は出題範囲が広く、必要な勉強時間の目安も1,000時間とされる難しい試験です。自分の性格を考えると、仕事を続けながらの勉強ではどっちつかずになる恐れがあったため、思い切って会社を辞める決断をしました。
2020年8月の試験を目指すにあたり、勉強方法を①予備校②通信講座③独学の3つで比較検討しました。この難しい試験を独学で乗り切るのは厳しいと判断し、①か②に絞りました。社労士試験は一つの事柄を深めるというよりは、広く浅く知識を定着させる試験スタイルなので、予備校に通うコストをかけるよりも通信講座の方が向いていると考え、最終的に通信講座に決めました。
複数社のサンプル教材を取り寄せた結果、フォーサイトを選びました。決め手は合格率の高さ、フルカラーで見やすく覚えやすそうな教材、そして「教材に絶対の自信がある」という姿勢が伝わってきたことです。バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座)を購入し、学習をスタートさせました。
受験生活の基盤づくりと学習計画
教材は1月にすぐ届きましたが、仕事の引継ぎもあり、退職するまではまとまった時間が取れず、通勤時間にテキストを読む程度しかできませんでした。それでも「4月から本格的に頑張ろう」と割り切り、無理はしませんでした。
3月末で退職し、まずは8月23日の試験日までのスケジュールを立てることから始めました。といっても、フォーサイトのmanabun(eラーニング)内のスケジュール管理ツールに従って進めていくだけでした。
1日の勉強時間は概ね5時~7時、9時~12時、13時~16時、20時~22時の計10時間、土日は朝と夜のみの4時間としました。規則正しい生活が好きだったので、睡眠時間を削って生活リズムが崩れないよう、起床・就寝・食事時間を固定することを心掛けました。
効果的だった学習法と教材活用術
基礎固めの段階:講義動画と精読で全体像を掴む
まずは講義動画の視聴とテキストの精読、チェックテスト、確認テストから取り組みました。スケジュール管理ツールの示す進捗に合わせ、例えば基礎講座テキスト01労働基準法の終了予定日が3日後だとすると、①1章~3章、②4章~6章、③7章~終わりというように3つに区切りました。
記憶の定着を図るため、1日目は①の範囲の動画視聴のみ、2日目は②の範囲の動画視聴+①の範囲のテキスト精読、3日目は①の範囲のチェックテスト+②の範囲のテキスト精読+③の範囲の動画視聴、というように工夫しました。できるだけ複数日に渡って同じ科目(章)に取り組めるようにしたことで、記憶の定着が格段に良くなりました。
講義は労働保険科目と年金科目が二神先生、健康保険と一般常識科目が加藤先生でしたが、どちらの先生も「とにかく今はわからなくても良いから先に進みましょう」と仰っていて、完全に理解できなくても大丈夫だと思え、安心して進めることができました。
知識の定着:過去問で実践力を養う
4月・5月で基礎講座10科目の講義動画視聴とテキスト精読、チェックテスト、確認テストを一通り終え、6月から過去問講座に入りました。過去問講座では演習ノートを使用し、ストップウォッチで時間を計りながら問題を解きました。
1巡目は1問ずつ答え合わせ・解説の確認をし、〇・△・×でチェックしていきました。また、他の科目に触れない期間が長くなりすぎないよう、他章のチェックテストと確認テストの2回目も同時平行で進めました。
過去問講座では試験までの残り時間を考え、講義動画の視聴はほぼしませんでした。その代わり、間違えた問題やうろ覚えの箇所は必ずテキストで確認し、理解しづらい箇所は基礎講座の動画を視聴し直しました。すると、基礎講座段階では頭を素通りしていた解説が「そういうことか!」と合点がいったり、重要ポイントの理解が深まったりして、記憶の定着に大いに役立ちました。
この段階では全く歯が立たない問題もありましたが、一問ずつ答え合わせをしていくスタイルだったので、同じような問題では解けるようになっていきました。試験では同じような箇所を論点にすることが多いんだなと身をもって感じられたことで、「2020年試験も全く手の届かないものではない」と思え、モチベーションアップにつながりました。
総仕上げ:計画的な反復で知識を確実に
過去問講座1巡目は7月中旬に終わり、そこからは直前対策講座の白書・統計対策、選択対策編、択一対策編と単語カード、確認テストというセットを7月末まで行いました。8月からは過去問2巡目と単語カード、確認テストを並行して進めました。
過去問の2巡目は前問の解説が次問に影響を与えないよう、採点・解説の確認は章ごとに行うようにしました。ここでも単語カードと確認テストを同時に続けることで、毎日少しずつでも全科目に触れ続けることを大切にしました。
この方法は結果的に「横断まとめ編」のテキストを行うような効果がありました。科目ごとの違いに気づいたり、つながりに気づいたりすることができ、知識が有機的につながっていきました。
過去問2巡目を終えた時点で残り10日。このタイミングで過去問講座付属の模試に取り組み、翌日採点・復習を行いました。結果は択一式の総合点が1点だけ基準に届かないというものでしたが、「今年の合格も不可能ではない!」とポジティブに受け止めました。
残り8日の段階で最後にとっておいた過去問講座の予想問題集(選択式・択一式)を4日でやりきり、最後の4日間であれもこれもとならないために、試験前日までにやることを改めて書き出しました。
①過去問の3巡目(2巡目で間違えたorあやふやなもののみ) ②予想問題集の2回目(1回目で間違えたorあやふやなもののみ) ③確認テスト全て ④チェックテスト全て ⑤法改正対策編確認テスト ⑥白書統計対策編
前日終了時点で上記を全て行え、すっきりした気持ちで当日を迎えられました。また、勉強以外の部分でテキストの「合格必勝編」には大いに助けられました。このテキストのおかげで、当日までどう過ごせば良いのかわかり、勉強に集中できたと思います。
試験当日と合格の喜び
当日持っていくテキストは「横断まとめ編」のみと決めていたので、朝食時や試験会場移動中・移動後に最後の確認を行い、試験に臨みました。
午前中の選択式試験の労働一般常識の科目で「なにこれ?!」という問題が出て、確実に解けたと思える選択肢はなかったので、全く楽観視できない状況でした。しかし、択一式は手ごたえを感じながら最後まで粘れました。
自己採点の結果、労働一般常識の基準点が下がれば合格できる可能性があるという状況だったので、合格発表当日まで全く落ち着かない気持ちでした。結果は…労働一般常識の基準点が2点に下がり、合格!本当に嬉しい瞬間でした。
フォーサイトの教材と講義の魅力
本格的に始めてから5ヶ月弱という短期間で合格ラインに達することができたのは、フォーサイトのテキストがとにかく"試験合格"にフォーカスし、洗練されたものだったからだと思います。
講義の動画も、「ここは今の段階でわからなくても大丈夫です」という言葉で励まされ先に進めたり、気づくと二神先生のゴロ合わせが頭に残っているなど、振り返ると非常に効果的な内容でした。
このテキストと講義動画という2本の柱を軸に、全体を網羅的にチェックできるチェックテスト、ゲーム感覚で何度でも挑戦したくなる確認テスト、選択肢を選ぶ問題だけでは定着しきれない単語や文章の正確な記憶に最適な単語カードなど、充実した学習メニューによって知識が着実に身についていきました。
そして決め手はやはり過去問講座です。過去問講座なくして合格はあり得なかったと思います。また教材だけでなく、受講ガイドや入門編、合格必勝編なども、私のような初学者には非常に助けになりました。
まさに合格への最短ルート。合格できたのはフォーサイトのおかげだと思いますし、フォーサイトを選んで本当に良かったと思います。これからも勉強を続け、人の役に立てる社労士になりたいと思います。
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バリューセット2


講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、会社を辞めるという大きな決断をして学習に専念された勇気と努力に心から敬意を表します。特に、5ヶ月という短期間で社労士試験という難関を突破されたことは素晴らしい成果です。
限られた時間の中で最大の効果を出すには、緻密な計画と「スキマ時間」の徹底活用が不可欠です。合格者様は規則正しい生活リズムを確立し、学習内容を複数日に分散させるなど、記憶の定着を促す工夫を実践されました。また、過去問演習を通じて知識を実践的に活用する力を養われたことが、合格への大きな鍵となったことでしょう。
この経験で培われた学習スキルと自己管理能力は、社労士としての活動だけでなく、今後のキャリア全体においても大きな財産となるはずです。人の役に立つ社労士を目指す高い志を持ち続け、さらなる活躍をされることを心より願っております。