国連の成立・目的と特色
3-2 国際政治として国際連合について見ていきます。法律の分野ではないため、紹介という形で進めていきます。
まず国連ですが、最近あまり力はないものの、国連憲章に基づいて設立されています。国連憲章第1条は目的規定であり、「国際の平和及び安全を維持すること」と定められています。目を通しておくとよいでしょう。
次に国連の特色です。すべての加盟国の主権平等などがありますが、安全保障理事会には五大国が定められています。アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの5か国です。安保理における拒否権を持つのはこの5か国だけであり、そのため円滑な運営は難しい状況となっています。
試験対策として、この点は覚えておいてください。五大国を言えるようにしておきましょう。
国連の主要機関と構成
次に国連の主要機関を取り上げます。総会、安全保障理事会、国際司法裁判所や事務局などが主要な機関として挙げられます。
総会は全加盟国で構成されています。安全保障理事会は5大国+10の非常任理事国で構成されており、非常任理事国には日本も含まれています。
国連総会・安全保障理事会・国際司法裁判所の比較
国連総会・安全保障理事会・国際司法裁判所について、制度の比較が掲載されていますので確認しておくとよいでしょう。内容は先ほどの説明と重複する部分が多くなっています。
国際司法裁判所も設置されていますが、実効性に乏しいのが現状です。ただし、15人の裁判官で構成されていること、任期が9年であることは押さえておくとよいでしょう。
国連に関しては以前に比べて出題可能性が低くなっているため、ざっと読んでおく程度で問題ありません。
理解度チェック
理解度チェックを掲載していますので、確認しておいてください。以上で政治の分野は終了となり、次の項目に進みます。


