行政書士講座解答速報・試験講評

令和7年度 行政書士試験の解答速報・試験講評

11月9日(日)に実施されました、令和7年度 行政書士試験の解答速報・試験講評を公開いたしました。
自己採点機能も公開しておりますので、ぜひご活用ください。

また、福澤講師による試験講評を試験当日にライブ配信も実施いたしました。
※アーカイブでご覧いただけます。

解答速報

問1問2問3問4問5
34455
問6問7問8問9問10
54211
問11問12問13問14問15
14213
問16問17問18問19問20
51534
問21問22問23問24問25
45223
問26問27問28問29問30
43355
問31問32問33問34問35
22343
問36問37問38問39問40
15543
問41(ア)(イ)(ウ)(エ)
5101913
問42(ア)(イ)(ウ)(エ)
361916
問43(ア)(イ)(ウ)(エ)
4112015
問44
裁決固有の瑕疵であることを主張し、Y市を被告として、裁決取消訴訟を提起すべき。
問45
本件契約が夫婦の日常の家事の範囲内に属すると信ずるにつき正当の理由のある場合。
問46
事務管理に基づいて継続し、Bのために有益な費用を負担したとして償還請求できる。
問47問48問49問50問51
22323
問52問53問54問55問56
55231
問57問58問59問60 
5441 

試験講評

1. はじめに

令和7年11月9日(日)に、令和7年度行政書士試験が実施されました。

受験された方は、本当にお疲れ様でした。

例年通り全部で60問、50ページに及ぶ長い試験ですが、今年の試験問題を振り返ってみたいと思います。

2. 基礎法学(問題1~2)

基礎法学は、例年通り2問の出題でした。比較的平易な内容でした。

問題1については、法律用語(者、物、もの)について問う問題でした。

問題2は、裁判員制度に関する出題です。

例年通り、一問目は穴埋め問題、2問のうち1問は難しい問題という状況でした。「予想通り、織り込み済み」という方も多いのではないかと思います。

3. 憲法(問題3~7、多肢選択式 問題41)

まず、択一式ですが、例年通り5問の出題でした。

総論として、今年の憲法は平易な印象です。

問題3の法の下の平等が少し難しい印象ですが、それ以外はいずれも平易と言ってよいレベルでした。特に問題5から7は条文を押さえておけば簡単に正解できます。フォーサイトでは、憲法条文の暗記には力を入れていますので、多くの方が正解できたと思います。

次に、多肢選択式問題については、例年通り1問の出題でした。こちらも、昨年に比べると平易な印象です。

4. 行政法(問題8~問題26、多肢選択式:問題42・問題43、記述式:問題44)

まず、択一式ですが、例年通り19問でした。

行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法については、例年並みの難易度であったと思います。その意味では、数問だけは難易度の高い問題はありましたが、全体の印象としては平易であったと思います。

多肢選択式は、例年通り問題42と問題43の2問の出題でした。

内容は、あまり難しくないので、いずれも現場思考で対応できると思います。

記述式については、例年通り問題44の1問が出題されました。今年の行政法の記述式は、難しい印象です。建築主事の処分に対する抗告訴訟についての問題ですが、問題文の設定が細かく、どの部分に注意して書くべきかを迷う問題でした。

全体としては、難しい問題やイレギュラーな出題は散見されるものの、条文や著名な判例を学習しておけば得点ができる分野が中心という印象です。ここ数年の傾向からしても大きな変更はないと思います。

5. 民法(問題27~問題35、記述式:問題45、問題46)

まず、択一式ですが、例年通り9問の出題でした。そして、今年の民法は例年なみという印象です。

択一式は、マイナー論点である非典型担保や消費貸借契約などが出題されるとともに、メジャー論点でも少し「難しい」と感じたと思います。ただし、前半の制限行為能力、代理、即時取得、中盤の連帯債務などは必ず正解したい問題だと思います。

次に、記述式については、例年通り問題45、問題46の2問が出題されました。印象として、問題45は平易ですが、問題46は難しいと思います。

6. 商法・会社法(問題36~問題40)

商法・会社法は、例年通り5問の出題となります。昨年と同様に難しい印象です。

まず、問題36は例年通り、商法からの出題です。交互計算自体はご存じだったかもしれませんが、選択肢が細かい内容でした。

次に、会社法からは、設立・株式・機関からの出題でした。いずれの問題も難しい問題であり、今年の商法も皆様苦戦したと思います。

7. 基礎知識(問題47~問題60)

基礎知識については、例年通り問題58から問題60までは文章理解の分野からの出題でした。ここは、非常に簡単な出題でしたので、できれば一問も落としたくない部分でした。

個人的に注目していた「行政書士法」は1問、「戸籍法」が1問の出題でした。

昨年の傾向からも、今後も、行政書士法で1問、戸籍と住民基本台帳を合わせて1問という出題内容が続くものと考えています。

また、個人情報保護法は、出題数がやはり1問でした。そうすると、学習の分量と得点の割合からすると、今後はあまり比重をかけたくないかもしれません。

情報通信用語などの、まるで教養試験のような内容の出題内容は、行政書士試験という性質上、いかがなものかと思いますが、来年施行の改正行政書士法を踏まえた内容なのかもしれません。

政治・経済・社会の分野からも6問出題がありましたので、この分野も今後も広く浅くフォローを続ける必要がありそうです。

8. 終わりに

法令科目については、まず、択一式については、難しい印象です。

行政法については、難しい知識も散見されますが、全体としては例年並みの難易度という印象でした。また、多肢選択式は得点できた方が多いのではないかと思います。これに対して、記述式は難しかったと思います。

次に、民法については、択一式は平年なみ、記述式はやや難しかった印象です。特に、記述式問題45は書けたと思いますが、問題46については難易度が高いと思います。

なお、憲法は比較的易しい印象であり、これに対して、商法は例年よりも難しかった印象です。今後も、この傾向が続くのかは、もう少し注視が必要だと思います。

総括すると、今年は例年と同様か少し平易な印象でした。

最後に、基礎知識分野ですが、こちらは昨年までと同様に多くの方が合格基準点に達することができると思います。今後は、個人情報保護法、行政書士法、戸籍法、住基法、政治・経済・社会の各分野の学習時間をコントロールして、試験に備えることが重要になると思います。

以上で、講評を終わります。

受験生の皆様、本当にお疲れ様でした。

自己採点はこちら

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