
主婦から行政書士へ!7月からの猛勉強で20年ぶりに合格した40代ママの奮闘記
20年前の失敗から再チャレンジ、子育てが落ち着いた時期に始めた行政書士試験勉強。家事との両立に苦しみながらも、7月からの4ヶ月間で750時間の学習時間を積み上げ、見事合格を勝ち取りました。「できない」と思っていた40代の私が、家族の支えとフォーサイトの教材で夢を実現できた道のりをお伝えします。
20年ぶりの再挑戦〜受験を決意するまで
大学時代、公務員志望で行政法のゼミに所属していた私。「ついでに資格が取れたらいいな」という軽い気持ちで初めて行政書士試験に挑戦しましたが、結果は不合格。この試験が生半可な気持ちで受かるほど甘くないことを痛感しました。
その後、一般企業に就職し、結婚・出産を経て専業主婦になりました。下の子に手がかからなくなってきた頃、再び社会に出たいという気持ちが芽生えてきたのです。
「どうせ働くなら、やりがいのある仕事がしたい」
公務員を目指していた頃の、人の役に立ちたいという思いが再燃しました。また、昔失敗した試験に再チャレンジして合格できれば、今の自分に自信がつくのではないかとも考えました。
幸い家族も応援してくれたので、いろいろな資料を取り寄せた中から、DVDが見やすく価格も割安だったフォーサイトに決めました。
勉強のスタートと挫折
2月末に教材が届き、早速DVDとテキストの学習を開始しました。初めは新鮮さもあって順調でしたが、次第に福澤先生のおっしゃる「悪しき完璧主義」に陥り、テキスト読みが進まなくなってしまいました。
6月末までにテキストは2周ほどしかできず、勉強しない日もありました。それでも、manabun(eラーニング)の確認テストと家事をしながらのDVD視聴はなるべく続けるようにしていました。この2つの勉強法は自分に合っていたと思います。
DVDを携帯で視聴するため、専用にワイヤレスイヤホンを購入したところ、格段に便利になり視聴時間がアップしました。家事の合間はもちろん、子供の習い事の待ち時間や布団に入って眠りにつく前も、とにかく試験当日まで聞き続けました。
特に直前期の択一対策DVDは大変役立ちました。家事をしながらでも頭の中で問題が解けるので、机に向かっていなくても記憶の定着ができたと実感しています。
7月からの猛勉強で逆転を狙う
テキスト読みが思うように進まなかったため、7月に入る頃にはさすがに焦りを感じ始めました。受講期間の半分が過ぎ、あと4ヶ月しかない状況でした。
ここからは、「できなくてもいいからとにかく過去問を解く」ことを中心に据えました。問題を解いて間違えたところをテキストで確認する。この繰り返しを直前まで続けました。最初はほとんど間違えるので、1周するのにとても時間がかかりました。
限られた時間を有効活用するため、自分で得意と思っていた文章理解と、同じ問題が出る可能性の低い一般知識(個人情報を除く)はほとんど手をつけませんでした。その分、配点の高い民法と行政法に力を注ぐようにしました。
他の方の体験記を読んで模試の重要性も感じていたので、9月と10月に会場で受験しました。自宅でも市販の模試に5回ほど取り組みましたが、会場で受ける3時間は緊張感が全く違いました。
最大の収穫は、2回目の模試でトイレに行きたくなった体験をしたことです。この反省から本番当日は早めに昼食をとり、試験開始ギリギリにトイレに行くようにしたところ、落ち着いて試験に集中できました。
模試の結果はいずれも180点には及びませんでしたが、点数よりも解く順番や時間配分など、会場受験の経験から得るものが大きかったと感じています。
直前期の学習と試験当日
試験直前期は可能な限り勉強に集中しました。平均7〜8時間、多い日は10時間以上の学習時間を確保しました。要領が悪く、過去問も目標の5回には届かず、多くて3回程度しかできなかったのが心残りでした。
その代わりに同じ間違いをしないよう、その都度きちんと理解することを心がけ、最終的には苦手なところだけをすぐに見直せるように小さめの手帳にまとめていきました。
また、福澤先生が覚えるようにとおっしゃっていたページはコピーし、問題を間違えるたびに色を塗ったり書き込んだりして、苦手な箇所が一目でわかるようにしました。この手帳とコピーは最後まで大いに役立ちました。
試験当日、早めに会場の最寄り駅に到着し駅前でランチをとりましたが、店内はほぼ受験生で埋め尽くされ、みな分厚い参考書を読んでいたため自信を失いかけました。
でも、7月からの4ヶ月間はやれる限りのことをやり切りました。合格手帳で積み上げた学習時間は、目標の750時間を超えていました。「やっと勉強から解放される」という安堵感と、「本番を迎えられる喜び」も感じていました。
今年の問題は、私にとって記述が難しく、途中で頭が真っ白になりましたが、択一は無我夢中で解き進めました。試験終了後は、記述のできなさに茫然としてしまいました。
合格の喜びと今後の展望
試験後、私は不合格を確信していました。直前期には食事を作ってくれた夫や、遊びたいのを我慢してくれた子供たちに申し訳なくて、夜中にひとりで泣くこともありました。
家族にこれ以上我慢させたくなかったので1回の受験で諦めるつもりでしたが、夫が背中を押してくれ、もう1年頑張る決意をしました。今回の反省から問題をもっと解こうと思い、新しい問題集を買った直後に合格発表がありました。
期待せずにホームページを確認したところ、なんと自分の番号があったのです!目を疑い、何度も確認し、顔もつねってみました。はがきが届くまで信じられませんでしたが、3日後にようやくはがきが届き、思ったより記述で点数がもらえていたことがわかりました。
頭が真っ白になっても、知っていることを恥ずかしがらずに書いておいて本当に良かったと思います。
試験勉強を通して、スキマ時間を勉強にあてる習慣がついたので、試験が終わった今、もの足りなさを感じています。また、40歳を過ぎてもやればできるんだという自信にもつながりました。
これからは、この習慣を行政書士の業務の勉強にあて、また家族への恩返しをしていきたいと思っています。
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講師コメント
合格おめでとうございます!家事や育児に追われる中で、時間を捻出し、見事に目標を達成されたことに心から敬意を表します。スキマ時間の徹底活用や、早朝・深夜の集中学習は、多くの主婦の皆さんの希望となるでしょう。学習を日常生活に組み込む創造的な工夫も、素晴らしい成果に繋がりました。
特に7月からの猛勉強で逆転合格を勝ち取られた粘り強さは見事です。20年ぶりの再挑戦で不安も大きかったと思いますが、家族のサポートを力に変え、効率的な学習法を確立されました。モバイル教材やmanabun(eラーニング)を最大限に活用し、限られた時間で最大の学習効果を引き出した工夫は、今後のキャリアにおいても大きな強みとなるでしょう。