「難しい」行政書士試験に挑戦!定年を気にせず新たなキャリアを切り拓いた50代男性の合格体験記
定年後の人生を見据え、26年間の小学校教諭を経て全く異なる業種に転職した私。しかし「このまま定年まで同じ会社で働き続けるイメージが湧かない」という不安から行政書士資格取得を決意しました。難しいと言われる行政書士試験に2度挑戦し、見事合格。フォーサイトの教材と効率的な学習法で、定年のない新たなキャリアへの第一歩を踏み出した体験をお伝えします。
行政書士を目指したきっかけ
長年勤めた小学校教諭を退職し、全く異なる業種の会社に転職して1年が経過した頃、将来への不安が頭をよぎるようになりました。「このまま定年まで同じ会社で働き続けるイメージが湧かない」という思いが日に日に強くなっていったのです。
そんな時、以前から興味を持っていた行政書士の資格を思い出しました。開業できる資格であり、定年の概念がないことも魅力的に感じました。新たなキャリアを切り拓くための一歩として、行政書士資格取得を目指すことを決意したのです。
フォーサイトの教材選びと学習方法
通信教材を選ぶにあたり、いくつかの予備校を比較検討しました。その中でフォーサイトの教材に目が留まりました。送られてきたサンプルを見て、すぐに「これだ!」と思いました。
フォーサイトのフルカラーテキストは、1ページあたりの文量が適切で、見た目にもうんざりせず学習を続けられる工夫がされていました。 特に重要なポイントは赤字で強調され、まとめの表や図が効果的に配置されていたため、後で振り返る際にも非常に役立ちました。また、チェックテストが多く配置されていたので、学習した内容の定着度を細かく確認できたことも大きな利点でした。
私は画面とテキストを目で追いながらの学習よりも、音声で学ぶスタイルが合っていると考え、CDコースを選択しました。講師の福澤先生は明るい口調で、難しい法律の内容をわかりやすく解説してくださいました。もし音声教材がなかったら、難しい行政書士の学習を進めるのはかなり苦労したと思います。 朝に1枚、通勤中に1枚と区切りよくCDを聴き、慣れてきたら1.5倍速の音声教材に移行して時短学習に役立てました。
効率的な学習時間の確保
フルタイムで働きながらの学習は、時間の確保が最大の課題でした。私は以下のように時間を細分化して学習時間を捻出しました:
1. 朝5時半に起床して学習(60分)
2. 通勤中の講義聞き流し(60分)
3. 出勤途中の立ち寄り場所でのテキスト・チェックテスト(20分)
4. 昼食休憩中の確認テスト、デジタルテキスト(30分)
5. 9月後半からは夕食後の学習も追加(40分)
6. 休日は3時間程度の集中学習
このようにスキマ時間を徹底的に活用することで、忙しい日々の中でも着実に学習を積み重ねることができました。
1回目の挑戦と挫折
2017年4月から学習を始めましたが、適切な学習ペースをつかむのに苦労しました。テキストを2回終えた7月頃から過去問に取り組み始め、単語カードを活用しながら用語の理解にも努めました。
しかし今振り返ると、理解度・定着度はかなり浅かったと思います。過去問を解く際も、解答に要する時間がかなり気になりました。間違えた問題はテキストで振り返りましたが、「わかったつもり」になっていただけで、本当の理解には至っていませんでした。
試験1ヶ月前には、根拠なく「受かりそうだ」と楽観視している自分がいました。記述問題がなかなか解けなかったので、記述問題に力を入れて学習を進めていくことを重点にしていきました。
本番では、問題文を理解するのに苦労し、選択肢を選ぶことにも迷いました。何とか心を落ち着かせようとしながら進めましたが、時間がかかり、焦りが先に立ってしまいました。記述問題を最後に残しましたが、残された時間は短く、文章を推敲する時間もないまま、解答が終わったのは試験時間終了まで1分を切っていました。
手ごたえが全くないまま終わった1回目。自己採点は記述問題次第でぎりぎりといったところでした。試験の内容をテキストで確認したところ、ほぼ全てがテキストに載っていることがわかりました。テキストをしっかりと理解していれば確実に合格できることが分かり、次回への大きな気づきとなりました。
2回目の挑戦と合格への道のり
2回目の挑戦は2018年2月後半から開始しました。5月の連休までには各法令を2回ずつ学習し、その後過去問に取り組みました。通勤中(車)では、1.5倍速の講義を常に聞き流し、特に難しいと感じた民法と行政法を何度も繰り返し聴きました。過去問は3〜4回繰り返し解きました。
1回目の学習では行わなかった暗記にも積極的に取り組みました。重要事項をメモ紙に書き留め、それを隠して声に出しながら確認するという方法を取り入れました。
また、1回目の反省から、テキストへのアンダーラインの引き方も改善しました。以前は線を引きすぎて「わかったつもり」になり、後で振り返る際にも邪魔になっていたことに気づきました。2回目は線を引くのを極力少なめにし、鉛筆で引くようにしたことで、本当に重要なポイントが明確になりました。
8月下旬からは、取り組んだ問題数を学習記録に残して、翌日への意欲付けにしました。平日は25問、休日は50問以上解くことを目標にしました。
しかし9月下旬に入り、スランプに陥りました。学習意欲が減退し、朝起きられなくなったり、休日に全く勉強できず自己嫌悪に陥ったりしました。妻からの「勉強したくない時だってあるよ」という言葉に励まされ、できないときは仕方がないと開き直りながら、10月中旬過ぎから何とか自分を奮い立たせ、できる範囲で取り組み、試験当日を迎えました。
2年目の学習を通して実感したことは二つありました。一つ目は、問題を読み題意を掴むスピードが速くなったことです。試験本番でも、時間的余裕をもって取り組むことができました。二つ目は、記述式問題を書けるようになったことです。同じ問題に再び取り組んだ際にも、忘れてしまったように感じていてもそれなりに書けるようになっていました。前年から繰り返し取り組んできた成果がようやく出た感じです。
試験終了後は、一般知識問題の出来が不安で手ごたえが得られず、自己採点をするのも怖くて結果発表まで何もせずに待ちました。合格の報を受けたときは、本当にほっとしました。
昨年と比較して、今回の結果では、択一式の正答は2問程度の伸びでした。一方、記述式では、10点→40点と大幅に向上しました。記述式の伸びが、今回の合格につながったのです。
振り返りとこれからの展望
今回の合格で、ささやかながら自分に自信がつきました。また新たな資格取得への意欲も湧いてきました。次はFP資格の取得を目指したいと考えています。
学習方法については、もっと工夫できる余地があったかもしれません。しかし、自分に合った学習スタイルを大きく変えることは難しいとも感じています。少しでも進化できればと思っています。
合格が「終わり」ではなく「始まり」であることも承知しています。行政書士の資格を生かすかどうかはこれからにかかっています。学習した内容はすっかり忘れていますが(笑)、すぐに飛びつくのではなく、情報収集や準備をしながら、次へのステップに進めればと思います。
フォーサイトには本当にお世話になりました。難しいと言われる行政書士試験に合格できたのは、わかりやすい教材と効率的な学習方法のおかげです。 次の挑戦の際にもお世話になりたいと思います。
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講師コメント
合格おめでとうございます!26年間の教員経験を経て、新たなキャリアへの挑戦を見事に成功させた姿に心から敬意を表します。
多忙な日々の中で、朝・通勤・昼休み・夕食後と、あらゆるスキマ時間を徹底活用された学習スタイルは、多くの受験生の模範となるでしょう。特に音声教材を1.5倍速で活用するなど、限られた時間で最大の効果を引き出す工夫が素晴らしいです。
1回目の挑戦で得られた気づきを2回目に活かし、アンダーラインの引き方を改善したり、暗記方法を工夫したりと、学習方法を柔軟に調整された点も、ベテラン教育者ならではの賢明な判断だと感じました。
定年を気にせず新たなキャリアを切り拓くという明確な目標が、難しい行政書士試験合格への原動力となったことでしょう。この成功体験を糧に、FP資格取得や行政書士としての活動など、これからの新たな挑戦もきっと実りあるものになると確信しています。