定年後の挑戦!4年間の不合格を乗り越えた行政書士試験合格体験記
50代で早期退職し、4年間で3度の不合格を経験しながらも諦めずに行政書士試験に合格した私の物語です。定年後の人生設計として選んだ行政書士の道は決して平坦ではありませんでしたが、フォーサイトの教材との出会いが合格への転機となりました。
定年後の新たな挑戦として行政書士を選んだ理由
50歳頃、会社で定年後の人生設計について考える機会がありました。独立開業できる仕事を探す中で、法律の知識がなくても挑戦できる士業として行政書士に興味を持ちました。
そして、会社の整理に伴い特別に定年退職扱いでの早期退職の機会を得たことで、思い切って会社を退職し、行政書士試験に挑戦することを決意しました。
しかし、ここからが本当の試練の始まりでした。
3年連続の不合格と挫折
1年目:準備期間わずか3ヶ月の惨敗
退職後、最初の試験までわずか3ヶ月しかありませんでした。大原学園に通って学習しましたが、結果は見るも無残なものでした。選択問題で基準点に達せず、記述問題は採点すらしてもらえないという散々な結果に終わりました。
2年目:法律用語の壁
2年目はニュートンのTLTで学習を進めましたが、法律用語に慣れていないため、問題の意味すら十分に理解できない状況でした。試験結果は前年より改善したものの、合格には20点ほど足りませんでした。
3年目:あと一歩及ばず
3年目も同じ教材で学習を続けました。法律用語にも少しずつ慣れ、理解度も上がってきました。試験では選択問題はまずまずの出来でしたが、記述問題でわずか6点しか取れず、合格まであと一歩届かない結果となりました。
転機となったフォーサイトとの出会い
4年目を迎える頃には、焦りも感じていました。3年間収入がなく、妻の収入と貯金を取り崩しての生活。母も心配して気を遣ってくれる状況に、切羽詰まった思いでいました。
「講座を変えてみよう」と思い立ち、フォーサイトの講座を申し込みました。講師の指導通り、DVDを2ヶ月に1回のペースで一周する学習計画を立てました。午前中は記述と文章問題対策、午後は講義、夜は不明点の整理と進捗調整という日々を送りました。
しかし、年齢のせいか、知識がなかなか定着しないという壁にぶつかりました。2〜3日は覚えていても、1ヶ月後には忘れてしまう。そんな記憶力の衰えと闘いながら、ひたすらDVDを見て「大丈夫だ」と自分に言い聞かせる毎日でした。
フォーサイトのフルカラーテキストは初学者にも理解しやすく、要点が絞られていたことが大きな助けになりました。 また、問題集の解説も非常に役立ち、捨てる問題・選択肢の表示があり効率的に学習を進められました。
試験本番と思いがけない合格
そして迎えた11月の試験本番。選択問題はある程度できたと思っていましたが、夜に答え合わせをしてみると、記述問題を除いて142点しかありませんでした。「もう合格はない」と思い、母にも「合格しなかった、もう一年頑張る」と伝え、次年度は別の講座に申し込みまでしていました。
そんな中、12月中旬に母が入院し、1月18日に急逝。その通夜、葬儀、片付けなどで忙しい日々を送っていました。1月26日の夜、行政書士試験の結果が届いていることに気づきました。
「どうせ合格していないだろう」と思いながら開封すると、そこには「合格」の文字が。点数は180点というぎりぎりの合格でした。嬉しさと同時に、4年間も心配させた母に生きているうちに朗報を伝えられなかった悔しさで涙が溢れました。
翌日になって、じんわりと喜びがわいてきました。それまでは受験生の話がテレビで放送されるたびに胸にグサッときていましたが、合格後はその感覚が全く違うものになりました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!4年間の長い挑戦の末に勝ち取った合格は、本当に価値あるものですね。特に50代からの挑戦は、記憶力の問題など若い世代とは異なる困難があったと思います。しかし、その粘り強さと諦めない精神が、最終的な成功に繋がりました。
豊富な人生経験を活かし、理解重視の学習を進められたことが、合格の大きな要因だったのではないでしょうか。新しい知識を既存の経験と結びつけることで、単なる暗記に頼らず、本質的な理解を深めることができたと思います。
残念ながら母上様に合格の報告ができなかったことは辛い思いだったでしょうが、きっと天国で喜んでおられることと思います。この資格を活かして、これからの第二の人生が実り多いものになることを心より願っています。