
育休差別がきっかけ!20代ママの行政書士資格取得で転職への道を切り拓いた合格体験記
子育て中の育休差別に直面し、行政書士資格取得を決意。限られた時間の中で効率的な学習法を見出し、2人の子どもを育てながら見事合格を勝ち取った20代ママの転職に向けた奮闘記です。
行政書士を目指すきっかけ
私は20代半ばで中小企業に就職しました。社内規定があやふやな会社でしたが、経理を中心に広範囲な事務を経験できる環境で、様々なスキルを積めるのが魅力でした。
仕事上、行政書士とのやり取りも多くあり、「行政書士は中小企業にとって本当に頼りになる存在なんだ」と実感するようになりました。自分もいつかこの資格を取得したいという漠然とした思いが芽生え始めたのです。
その後、結婚して子宝にも恵まれ、育休を取得して職場復帰。一見すると順風満帆な人生を歩んでいるように思えました。しかし、私の人生に大きな転機が訪れたのは、復帰後初めてのボーナス支給日でした。
育休差別との衝撃的な出会い
ボーナス支給日、私の口座には一円も振り込まれていませんでした。理由を尋ねると、「過去に育休を取った人には支給しない」と社長が言ったからだと告げられたのです。
会社への愛着は一瞬で消え去り、その日から転職活動を開始しました。めでたく第一希望の企業から内定をもらえそうになったとき、第二子の妊娠が判明。転職計画は白紙に戻さざるを得なくなりました。
不本意ながら会社に残り、仕事への熱意も失った状態でただ机に向かう日々。何とか臨月直前まで勤め、産休に入りました。
資格取得への決意
育休中に実家に帰省した際、高校時代の友人と再会しました。「今どんな仕事してるの?」と聞かれた瞬間、なんだか情けない気持ちになりました。自分は今の仕事を誇りに思っていない—その事実にはっきりと気づいたのです。
実家から戻ると、すぐに行政書士の通信講座を探し始めました。フォーサイトは価格の安さが魅力で、暗記カードや仕事内容をイメージできるマンガも付属していたため、思い切って申し込むことにしました。
子育てと両立した効率的な学習法
実際に勉強を始めてみると、子育てとの両立は想像以上に難しく、思うように進まない日もありました。特に問題演習は集中して机に向かう時間が取れず、夜中に起きて睡眠時間を削って取り組むことも多かったです。
スキマ時間の徹底活用が合格への鍵でした。 ベビーカーを押して買い物に行く道中も、ずっとイヤホンでフォーサイトのCDを聞き続けました。フォーサイトのCDはチャプター分けが細かく、途中からの再生が容易なので、子育ての合間の短時間学習に最適でした。また、テキストを見なくてもCDのみで大体内容が理解できるよう工夫されており、移動中の学習に大変役立ちました。
直前期には、似たような事例を混同しないよう、重要ポイントをメモして、キッチンやトイレの壁に貼り付けました。家事の合間に自然と目に入るようにし、とにかく「見る機会」を増やすことを心がけました。
試験当日の奮闘
本番前日は緊張のためほとんど眠れませんでしたが、「自分のコンディションは気にせず、これまでの勉強を信じよう」と自分に言い聞かせました。
上の子を夫に任せ、下の子を一時保育に預けて出発。会場へ向かう電車では一般知識について最終確認をしました。途中、デパートに寄って搾乳し、パン屋で縁起の良さそうな豆がたくさん入ったパンを購入。会場に着いたらテキストは一切見ず、パンを食べてリラックスして過ごしました。
試験中は夢中でしたが、終了直後に条文を一つ思い出し、確実に一問落としたことに気づいて落胆しました。自己採点する気力もなく、夫がインターネットで調べて採点してくれたところ、おそらく合格圏内だと分かり安堵しました。
子どもたちとのコミュニケーションも二の次にして勉強してきたので、翌日からは子どもとの時間を大切にするよう心がけました。そして2ヵ月半後、待ちに待った合格通知を受け取ることができました。
新たなキャリアへの展望
今振り返れば、第二子の妊娠がなければ、この資格取得もなかったかもしれません。一見すると転職の障壁になったことが、実は私のキャリアに新たな可能性をもたらしてくれたのです。
この縁を大切に、行政書士として精進し、いずれは育児と両立しながら自分のペースで働ける環境を作りたいと考えています。行政書士の資格を活かした転職も視野に入れつつ、子育て中の女性にも挑戦できる資格があることを伝えていきたいです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!育休差別という理不尽な経験を乗り越え、2人のお子さんを育てながらの資格取得は本当に素晴らしい成果です。
多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。モバイル教材やスキマ時間の活用は、まさに子育て中の皆さんの強み。特に移動中のCDの活用や、家事の合間に目に入る工夫など、日常生活に学習を組み込む創意工夫が素晴らしいです。
この資格が、あなたの新たなキャリアの第一歩となり、誇りを持って働ける未来への扉を開くことを願っています。行政書士として、またワーキングマザーとして、ぜひ多くの方の良きロールモデルになってください。