
「行政書士試験の不安を乗り越えた一年間」~法律初心者が語る合格体験記
初めての法律学習に戸惑い、行政書士試験の広範な出題範囲に途方に暮れた日々。法律用語の壁に阻まれながらも、焦らず着実に進む学習法で最終的に合格を勝ち取りました。苦手分野への後悔と共に、行政書士試験合格までの一年間の軌跡をお伝えします。
行政書士試験への挑戦を決意して
試験の約一年前に行政書士試験の受験を決意しましたが、実際に勉強を始めたのは1月からでした。法律の勉強を全く経験したことがなかったため、初めは法律用語に馴染めずに大きなストレスを感じていました。
そこで無理に勉強を進めることはせず、慣れるまでの間は「とりあえず、DVDでも観ておこう」くらいの軽い気持ちで取り組みました。この焦らない姿勢が長期戦となる行政書士試験の学習を継続できるポイントだったと思います。
そのうち法律用語にも徐々に慣れてきて、以前ほどのストレスを感じずにテキストも読めるようになりました。法律の世界に一歩踏み入れた瞬間でした。
学習の進め方と直面した壁
勉強は憲法から始め、その後もテキストの順番に沿って民法、行政法と進めていきました。最初からガッツリやると続かなそうだったので、初めは内容を深く理解することよりも、なんとなく雰囲気を掴むつもりで何回か繰り返して読みました。
しかし、内容をうまくイメージできない箇所はテキストを読み進めるスピードが落ちたり、やる気が起きずに勉強しない日が出てくるなど、毎日がスムーズに勉強できたわけではありません。行政書士試験の広範な出題範囲に不安を感じる日々が続きました。
そんな中、過去問に初めて取り組んだ時は全くと言っていいほど歯が立たず、呆然としました。それまでの勉強では雰囲気を掴むことに精一杯で、内容について深く考えられていなかったのだと痛感しました。
この経験から、表面的な理解ではなく、内容の本質的な理解を第一に心がけるようになりました。よく分からない箇所には印を付けてDVDで確認するという方法に切り替えました。また、この時期には市販のテキストにも目を通すようになりました。
フォーサイトのテキストに不満があったわけではなく、同じ内容でも色々な説明を読むことでイメージが固まるような気がしたからです。最終的に市販のテキストを二冊購入し、試験直前まで活用しました。
試験直前の焦りと本番での対応
試験科目の中でも、商法と一般知識は特に苦手意識があり、あまり勉強していませんでした。試験日が近づくにつれ不安が大きくなり焦って勉強を始めましたが、その範囲の広さと深さを実感し、途方に暮れたことを今でも鮮明に覚えています。
それでも試験日直前まで何とか粘りましたが、実際のところあまり手ごたえを感じられないまま、試験日を迎えることになってしまいました。
試験本番では、分かる(ような気がする)問題がいくつかあったので、想像していたより落ち着いて取り組むことができました。中には全く分からない問題もありましたが、そこは気にしないようにして、取れそうな問題により時間をかけるという戦略で臨みました。
結果的には合格することができてほっとしていますが、合格発表までのヒヤヒヤはもう味わいたくないので、他の試験を受けるときは苦手な分野もしっかり勉強しようと強く思いました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!法律初学者として行政書士試験に挑戦し、見事に合格されたことに心より敬意を表します。
特に印象的だったのは、最初の壁にぶつかった際の柔軟な対応です。法律用語に慣れるまでは無理をせず、DVDを中心に「雰囲気をつかむ」という姿勢は非常に賢明でした。多くの受験生が最初の難しさに挫折してしまう中、長期戦を見据えた学習アプローチが功を奏したのでしょう。
また、過去問で壁にぶつかった際に学習方法を見直し、本質的な理解を重視する方向に転換されたことも素晴らしいです。複数の教材を併用して理解を深める工夫も、行政書士試験のような広範な知識を要する試験では効果的でした。
試験直前の不安や苦手科目への後悔は、多くの合格者が経験することです。この経験を次の挑戦に活かそうという前向きな姿勢こそ、生涯学習者として最も価値のある資質だと思います。
今後のさらなるご活躍を心より願っております。