
難しいと言われる行政書士試験に30代主婦が一発合格!仕事・家事・育児との両立奮闘記
子育てと仕事に追われる日々の中、わずかな時間を見つけては勉強に取り組んだ9ヶ月間。法律の知識ゼロからのスタートで、「本当に合格できるのだろうか」という不安と闘いながらも、諦めない心で行政書士試験に挑戦し見事合格を勝ち取った30代ワーキングマザーの感動の合格体験記です。
挑戦を決意するまで
会社でPCを見ていた時、思わず息が止まりました。合格発表の日、私は会社の机で合格発表を見ていたのです。そこにあったのは自分の番号。おびただしい数の受験者の中からわずかな数の合格者。その中に私の番号があったのです。1年間頑張ってきたことが報われた瞬間でした。
私は二人の子を持ちフルタイムで働く30代の主婦です。法律なんて勉強したこともありませんでした。自分が会社でやっている仕事をもし外注するとしたら行政書士の仕事になると知り、自分のやっていることを表す資格を取りたいと思い受験を考えました。
しかし仕事・家事・育児をしながら果たして勉強できるのか、そんなに勉強する時間が取れないのに合格できるような資格なのか、そもそも勉強したところで合格できるようになるのか。失敗するのが怖くて受講を決めるまでに悩みました。
でも「やらずにウジウジ悩んでいるよりやって後悔したほうがいい」と思い、2回受験してダメならやめようと決めて、2月中旬に受講を申し込みました。わざわざ代金引換にして受け取り、「これだけお金をかけたのだからあきらめちゃいけない」と自分に言い聞かせました。
限られた時間での効率的な学習法
私の勉強時間は電車での通勤時間と、帰ってから子供を寝かせた後寝るまでと、お休みの日だけでした。通勤時間はiPodに入れた講座を毎日電車の中で聞き、座れた時はテキストを読んでいました。過去問を始めてからは、家での勉強時間を問題演習にあてて、通勤では主に知識のインプットをしていました。
勉強を始めて、テキストをざっと一通り読むのに私は2カ月かかりました。一回目読み終わったときはぼんやりと"法律"というものの輪郭が現れたような気がした程度でした。「まあこんなもんなのか」と、やっていれば解るようになるのかとその時は焦ってもいませんでした。
そして2回目読み始め、読んだらチェックテストをやってみました。簡単なはずなのに、結果はボロボロでした。同時に確認テストや、過去問の簡単な問題にも取り組み始めましたが、どれも正解率はかなり低いものでした。
テキストを読んだり聞いたりしているときは理解できているつもりなのに、問題を解いてみるといきなり壁が高くなるような、簡単な難易度のはずなのに正解できない事ばかりで、果たして行政書士という難しい資格に取り組んでよかったのだろうかと思ったりもしました。
挫折しそうになった時の乗り越え方
3回目、4回目とテキスト熟読を繰り返して難しい問題も解き始めましたが、目に見えて学力が上がることはなく、まさに牛歩と言うべきか、「なんか理解力が上がったような」でも「またこんな簡単な問題ができない」という事の繰り返しでした。
そして毎日仕事をして帰ってきて、子供を迎えに行きお世話して寝かせて、やっと家事が終わって勉強を始めれば20分くらいすると睡魔が襲ってきて、思うように勉強がはかどらないことばかりでした。
休みの日、朝から家事をしていてなかなか終わらず勉強ができないと苛立ったり、逆に勉強をしていて子供を外に連れ出してあげられない事に苛立ったりもしました。
たまにNetで調べてみれば「問題集を10冊全部20回ずつやったけどあとは何をやればいいか」なんて質問を見つけたりして、「自分はまだこれだけしかやれてないから受からないかも」と思ってしまったり、苦しい事がいっぱいありました。
でも「最初からあきらめていたら何もできない」と自分を奮い立たせ、家事をしている時も講座を聞くようにしたり、公園に連れて行っている横でテキストを読んだり、会社のお昼に一人になった時はテキストを読んでみたり。「とりあえず自分と自分の選んだテキストを信じてがんばるしかない、がんばれあたし!」と去年は何度も自分に言い聞かせていました。そして、苦しいからこそ「絶対に1回で終わらせてやる!」とがんばる力に変えていました。
試験直前の作戦転換が功を奏した
問題演習では相変わらず不正解も多い日々でしたが、必ず何かしら問題は解いていました。過去問テキストは最終的には3回繰り返せただけでした。それが私の精一杯でした。
10月に届いた模試2回分はきちんとやりました。これをやっていなかったら合格できていなかったかもしれない出来事もありました。模試の1回目はまあまあ良い結果でした。これは自信になりました。そして2回目は微妙に良くなかったです。これのおかげで「ヤバい」と思いラストスパートがかかった気がします。
そして何より良かったのは、自分で採点をしてみた時、受かるかどうかのポイントは一般知識だけだと思っていたのですが、記述式の大切さが身にしみたのです。多肢選択式だけを採点して出てきた点数と、合格点との点差は、とてもとてもあと1カ月で伸ばせるような点数ではありませんでした。
ということは、これだけ記述式で取らなければ合格できないとわかった時、ちょっとは「やってたつもり」の記述式の優先順位がドーンと跳ね上がりました。それから2週間弱で、記述式の直前対策のテキストを使い、知識の確認ときちんとキーワードを書けるようにすることに特に気を付けて勉強しました。
試験直前の勉強の予定は多少狂いましたが、この記述式の勉強は本当にやってよかったです。おかげで本試験では記述式60点満点中58点の高得点でした。
試験当日の心境と合格の喜び
試験当日、問題をめくってみた時は本当にあせりました。「これならわかる」と自信が持てる問題がほとんどなかったからです。しかも周りの人はカリカリ鉛筆がきちんと動いているように見えます。
泣きたくなりましたが「終わるまではあきらめちゃいけない」と自分に言い聞かせて、法律的に考えるとどうなの?と一生懸命考えてマークシートに記入しました。正しいものを選ぶのか、間違ってるモノを選ぶのか、問題をよく読んで気をつけました。
問題を一通り終えた時の"できなかった感"はまだ覚えているくらいですが、でもあきらめずに見直して記述式にも取り組みました。合っているのかどうかわからないけど、とにかく一生懸命考えて解きました。
3時間ぶっ続けで机とにらめっこして首が痛くなりました。でも顔をゆっくりあげてられる時間もないほど、あっという間の3時間でした。試験が終わって帰り道では絶対落ちたと思っていました。2回は受験すると決めていたけど、でも1年間本当にがんばって出しつくしたので、落ちたらもう受験したくないと思っていました。
でも結果は…合格でした。本当に本当にうれしかったです。
行政書士試験合格のために大切だったこと
私は約9カ月勉強した中で、「これはいける」とか「よし大丈夫だ」と実感した事はほとんどありませんでした。正直、この教材だけでは受かるのは無理なんじゃないかと思ったこともありました。勉強時間もたくさん取れる方ではなかったと思います。
でもそんな自分が受かる事ができたのは、自分とそして自分が選んだ教材を信じて努力した事、やってみなければわからないと「最後まであきらめなかった」ことに尽きると思います。
フォーサイトの見やすいフルカラーテキストは初学者の私でも理解しやすく、問題集の解説も非常に役立ちました。また、通勤中や家事の合間にmanabun(eラーニング)で学習できたことは、時間のない私にとって本当に助かりました。
そしてこんな法律初学者の私でも1回で合格することができる教材を作ってくださったフォーサイトの方々に、本当に心から感謝しています。合格は自信になりました。本当にありがとうございました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!仕事、家事、育児という三重の負担を抱えながらも、限られた時間を最大限に活用して見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。
多忙な日々の中、通勤時間や子供を寝かせた後のわずかな時間を有効活用し、効率的な学習を実践されたことは素晴らしいです。特に模試の結果から記述式の重要性に気づき、直前の2週間で戦略を修正されたその柔軟性と判断力は、まさにプロフェッショナルです。
「最後まであきらめない」という強い意志と、自分自身を信じる力が、難しいと言われる行政書士試験の合格に繋がったのだと思います。この成功体験は、今後のキャリアにおいても大きな自信となるでしょう。
行政書士としての新たな一歩を踏み出された皆さんの今後のご活躍を、心より応援しております。