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労士×中小企業診断士は最強?【シナジー解説】コンサル型社労士として年収2000万を目指すキャリア戦略 ※上位事例・個人差あり

社労士×中小企業診断士は最強?【シナジー解説】コンサル型社労士として年収2000万を目指すキャリア戦略
※上位事例・個人差あり

多くの社労士が手続き業務に追われる中、一部の社労士は経営者の右腕として年収2000万円を超える高収入を実現している事例もあります(※上位事例・個人差あり)。その背景には、もう一つの国家資格の存在があります。「社労士の仕事は手続き代行ばかりで、将来性に不安を感じる」「今のままでは年収の壁を越えられない...」そんな悩みを抱えていませんか?その壁を突破する選択肢の一つが、「中小企業診断士」とのダブルライセンスです。本記事では、「人事」と「経営」の専門性を掛け合わせることで生まれるシナジーと、高単価な「コンサル型社労士」へ進化するための具体的なキャリア戦略を解説します。この記事を最後まで読めば、この組み合わせが持つ優位性が理解でき、年収2000万円を視野に入れたキャリア構築の道筋を確認できます(※上位事例・個人差あり)。

なお、本記事は社労士のキャリアパス全体を解説する「社労士のキャリアパス完全ガイド|独立・企業内・年収まで徹底解説」の一部です。独立開業や企業内でのキャリアなど、より大きな枠組みから確認したい方は、まずこちらのピラーページをご覧ください。

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もくじ

なぜ「社労士×中小企業診断士」が有力な組み合わせなのか

社労士と中小企業診断士。一見すると専門分野が異なる二つの資格ですが、この組み合わせが生み出すシナジーは、合格率・年収・希少性の3点で他の専門家との差別化につながります。

「守りの労務」と「攻めの経営」を一人で完結できる希少な存在

企業の経営は、「リスク管理(守り)」と「成長戦略(攻め)」の両輪で成り立っています。この両輪を一人で回せるのが、ダブルライセンスホルダーの最大の強みです。

この両面からアプローチできることで、クライアント企業にとって戦略的なパートナーとしての立ち位置を築けます。経営者は、労務の専門家と経営の専門家に別々に相談する必要がなく、一人のパートナーに両方の相談ができるというメリットがあります。

独占業務とコンサルティング業務のシナジー

社労士の独占業務は安定した収益基盤となり、中小企業診断士の知識は高単価なコンサルティング業務への展開を可能にします。

1. 安定収益の確保

社労士の1号・2号業務(手続き代行・帳簿作成)は独占業務であり、顧問契約の入口として安定した収益基盤を築きやすいのが特徴です。毎月の給与計算や社会保険手続きは企業にとって必須の業務であり、継続的な収入源となります。

2. 高付加価値への展開

顧問先との信頼関係を基盤に、中小企業診断士の知識を活かして経営課題を抽出し、人事制度改革や助成金活用といった高単価な3号業務(コンサルティング)へと展開できます。手続き業務を通じて企業の内情を理解しているため、実態に即した助言がしやすくなります。

ダブルライセンスによる総合的な課題解決アプローチ
ダブルライセンスによる総合的な課題解決アプローチ

年収2000万円は可能?ダブルライセンスの年収実態

ダブルライセンスを目指す上で、収入面の見通しは重要な判断材料です。公的データに基づき、その実態を確認します。

データで見る両資格の年収レンジ

まず、各資格単体での年収を見てみましょう。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」などの公的データによると、専門的・技術的職業従事者としての社労士の年収は以下のような分布となっています。

社労士の年収

勤務社労士の平均年収が約460万円~780万円であるのに対し、独立開業した場合は年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。顧問先の数や提供するサービスの内容によって、収入には大きな幅があります。
※参考:厚労省 jobtag等の公的データをもとにした上位事例。個人差あり

中小企業診断士の年収

独立開業した場合、平均年収は600万円~1000万円程度ですが、回答者の3人に1人は年収1,000万円以上であり、実力次第では3,000万円以上も可能です。コンサルティングプロジェクトの規模や専門性によって、収入は大きく変動します。
※出典:中小企業診断士活動状況アンケート調査結果(令和8年度)

なぜダブルライセンスで年収が伸びやすいのか

両資格を組み合わせることで、それぞれを単独で取得した場合を上回る相乗効果が期待でき、それが高単価な報酬に繋がります。

顧問料の単価アップ

手続き業務のみの顧問契約(月額数万円)から、経営助言も含むコンサルティング契約(月額10万円~50万円以上)へと移行しやすくなります。経営者が抱える複合的な課題に対して、一人で包括的な解決策を提供できるため、高い付加価値が認められやすくなります。
※出典:中小企業診断士活動状況アンケート調査結果(令和8年度)

高単価プロジェクトの受注

人事制度構築(数百万円規模)、事業承継支援、M&A時の労務面の調査(労務デューデリジェンス)など、人事と経営の両知識が不可欠な高単価プロジェクトを受注できるようになります。これらのプロジェクトは、どちらか一方の専門性だけでは対応が難しく、ダブルライセンスホルダーが力を発揮しやすい領域です。

専門家としての希少価値

「経営がわかる社労士」「人事・労務に強い中小企業診断士」という希少な立ち位置を築くことで、競合との価格競争から距離を置けます。他の専門家との差別化が明確になることで、「この人に頼みたい」という指名を受けやすくなります。実際に、ダブルライセンスを活かして年収2,000万円以上を実現しているコンサルタントも一部に存在します(※上位事例・個人差あり)
キャリアステージによる年収の段階的な向上イメージ

キャリアステージによる年収の段階的な向上イメージ

「コンサル型社労士」へのキャリア戦略|年収2000万円を視野に入れた道筋

資格を取るだけでは高収入は得られません。ダブルライセンスを武器に、どのようにキャリアを構築していくべきか、具体的な戦略を提示します。

ステップ1:専門分野を確立し「〇〇に強い専門家」になる

まずは自身の強みとなる専門分野を確立します。特に、経営課題と直結する以下の4分野は需要が高く、おすすめです。

人的資本経営コンサルティング

企業の成長戦略と人材戦略を結びつけ、組織全体の価値向上を支援します。近年、上場企業を中心に人的資本の情報開示が義務化されており(2023年3月期決算以降、企業内容等の開示に関する内閣府令の改正による)、この分野の専門家に対する需要が高まっています。従業員エンゲージメントの向上、人材活用、多様性推進など、人事と経営を統合的に捉えるアプローチが求められています。

事業承継支援

後継者問題に悩む中小企業に対し、経営権の移転だけでなく、人事制度や労務リスクの整理まで一貫してサポートします。中小企業庁の「中小企業白書」によれば、多くの中小企業が事業承継という重要課題に直面しており、この分野の専門家へのニーズが高い状況です。

働き方改革・DX推進コンサルティング

生産性向上と従業員満足度を両立させるための制度設計やITツール導入を支援します。労働時間管理の効率化、テレワーク制度の構築、業務フローの見直しなど、労務と経営の両視点が不可欠な領域です。

助成金活用支援

雇用関係助成金や生産性向上関連の補助金など、人事施策と経営改善を結びつける場面で、社労士の手続き知識と診断士の経営視点を併せ持つ強みが活きます。

ステップ2:顧問契約を「コンサルティング型」へ進化させる

手続き業務を入口としながら、徐々にコンサルティング業務の比重を高めていきます。以下の流れで段階的に移行することがポイントです。

現状分析と課題提示

顧問先の手続き業務を行う中で、診断士の視点から経営課題(例:高い離職率、非効率な業務フロー)を見つけ、簡単なレポートとして提出します。データに基づいた客観的な分析を示すことで、経営者の信頼を得やすくなります。

解決策の提案

課題に対し、人事制度の見直しや助成金の活用といった具体的な解決策を提案し、スポットでのプロジェクト契約に繋げます。小規模なプロジェクトから始めて、成果を示すことで、より大きな案件への展開が可能になります。

定例ミーティングの実施

月次での経営会議に参加し、経営指標と人事データを突き合わせながら、継続的な改善をサポートする顧問契約へと移行します。経営者の身近なパートナーとして、企業の成長を共に支える関係性を築きます。

ステップ3:事務所を組織化し、高付加価値業務に専念する

年収2000万円以上(※上位事例・個人差あり)を目指すには、自分一人の力には限界があります。組織化によって時間あたりの収入を高めることが重要です。

業務の分担

手続き業務などの定型業務はスタッフに任せ、自身はクライアントへのコンサルティングや高単価プロジェクトに時間を集中させます。自分の時間単価を高めることで、収入の大幅な伸びが期待できます。

チームの組成

他の士業(税理士、弁護士など)と連携し、より複雑な経営課題に対応できるチームを組成することで、受注できる案件の幅と規模を拡大します。窓口を一本化してサービスを提供できる体制を整えることで、クライアントの満足度も高まります。

二神講師

講師からのアドバイス

多くの経営者は、労務と経営の悩みを別々の専門家に相談しています。しかし、その二つは表裏一体です。ダブルライセンスの価値は、その両方の言語を理解し、経営者の頭の中にある漠然とした課題を『人事労務』と『経営戦略』の両面から整理し、具体的な解決策として提示できる点にあります。手続きをこなす『業者』から、未来を共に支える『パートナー』へ。視点を切り替えることが、高収入へつながる第一歩となります。(二神 大貴 講師)

ダブルライセンス取得の現実|難易度とおすすめの学習順序

「最強」の組み合わせである一方、両資格ともに難関です。現実的な取得プランを考えましょう。

両資格の難易度と勉強時間を比較

社労士と中小企業診断士の難易度比較
資格名合格率勉強時間目安大学偏差値目安
社会保険労務士6~7%前後800~1,000時間60~65(MARCHレベル)
中小企業診断士最終合格率4~8%1,000~1,200時間60~64(MARCHレベル)

両資格とも同程度の難易度であり、それぞれ約1000時間の学習が必要な難関資格です。どちらも簡単に取得できる資格ではありませんが、計画的に学習を進めれば、十分に合格可能な範囲です。

おすすめは「中小企業診断士」→「社労士」の順番

どちらから取得してもメリットはありますが、特に以下の理由から中小企業診断士を先に取得するルートがおすすめです。

1. 社労士の受験資格を得られる

中小企業診断士試験に合格すると、社労士試験の受験資格(国家試験合格)を満たすことができます。学歴や実務経験の要件を満たせない方にとっては、これが最短ルートとなり得ます。受験資格で悩んでいる方は、まず中小企業診断士からチャレンジすることをおすすめします。

2. 学習の相乗効果が高い

経営の全体像を先に学ぶことで、社労士試験で学習する各法律が「なぜ企業経営に必要なのか」を深く理解しながら学習を進めることができます。単なる暗記ではなく、経営における実務的な意味を理解した上での学習は、記憶の定着率を高め、実務でも活きる真の知識となります。

ただし、すでに人事・労務の実務経験が豊富な方や、社労士の学習を始めている方は、社労士を先に取得してから中小企業診断士にチャレンジするルートも十分に有効です。自分の状況に合わせて、最適なルートを選択しましょう。

中小企業が直面する経営課題とダブルライセンスの必要性

中小企業庁が発表する「中小企業白書」によれば、日本の中小企業は人手不足、賃上げ圧力、事業承継問題など、多岐にわたる深刻な経営課題に直面しています。

これらの課題は、いずれも「人事労務」と「経営戦略」が密接に絡み合っています。例えば、人手不足の解決には、採用戦略だけでなく、働き方改革による生産性向上や、ITツール導入による業務効率化が不可欠です。賃上げについても、単に給与を上げるだけでなく、評価制度の見直しや助成金の活用、収益性向上のための経営改善が必要になります。

このように、現代の中小企業が抱える課題は複合的であり、人事と経営の両視点から総合的にアプローチできる専門家の需要は、今後も高まる見通しです。ダブルライセンスホルダーは、こうした時代のニーズに応える存在となります。

関連するキャリアパス情報

中小企業診断士の資格に興味を持った方は、まず試験の全体像を掴むことが重要です。詳しい試験内容や対策については、中小企業診断士講座の専門ページをご覧ください。

また、社労士のキャリアの選択肢は多岐にわたります。独立開業のリアルな実態について、さらに詳しく知りたい方は「社労士の独立開業は成功する?年収・失敗例・成功の秘訣を解説」の記事もおすすめです。

まとめ

この記事のまとめ
  • 社労士のキャリアを飛躍させる「社労士×中小企業診断士」という選択肢。そのポイントを改めて整理します。

社労士資格は、キャリアのゴールではありません。中小企業診断士の資格を加えることで、活躍の舞台は、一企業の労務担当者から、日本経済を支える中小企業の経営パートナーへと広がります。手続き代行という枠を超え、企業の未来を共に支える存在へ。そんなキャリアを目指す方にとって、ダブルライセンスは有力な選択肢となるでしょう。

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この記事の監修は二神大貴(ふたがみ だいき)
まずは試験範囲を1周してみましょう。
出身
大阪府
経歴
東京大学法学部卒業。社会保険労務士資格(2017年合格)、社会保険労務士登録(2018年)、年金アドバイザー3級を保有。
趣味
お笑い、子供への読み聞かせ
座右の銘
冬は必ず春となる
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