
30代調理人が行政書士資格に挑戦!育休を活用した転職準備の合格体験記
長野県の飲食店で13年間調理人として働いてきた私。30代に入り、3人目の子供を授かったことをきっかけに、将来の転職に向けて一歩を踏み出すことにしました。会社で初の男性育児休暇を取得し、その時間を活用して行政書士試験に挑戦。子育てと勉強の両立という挑戦の末に、見事合格を勝ち取ることができました。
資格取得を決意した理由
飲食業界で13年間、調理人として働いてきました。関東中心に展開する会社で、地方店舗は少なく、改装や移転があれば転勤は避けられない状況でした。長野での生活を続けたいなら、いずれ転職は必須の選択肢です。
30代に入り、キャリアについて考え始めていた矢先、3人目の子供ができました。「いずれ転職するなら、他業種にチャレンジしたい」という思いが強まり、何か変化を起こそうと決意。会社で初となる男性の育児休暇を取得し、その時間を自己投資に充てることにしました。
大学中退という経歴もあり、何か自信になるものが欲しいと思っていた時に出会ったのが行政書士資格でした。以前に宅建士を独学で受験した経験から法律系の資格に親しみがあり、受験資格に制限がなく、合格すれば社労士の受験資格も得られる行政書士に決めました。
学習計画と家族との両立
宅建は独学でも何とかなりましたが、行政書士は1年で確実に結果を出すために通信講座の利用を決意。家計に負担をかけないよう、コストパフォーマンスを重視してフォーサイトを選びました。低所得ながらも子供の将来のための貯金を優先したいという思いがあったからです。
10月に申し込み、翌年11月の試験まで1年以上ありました。育休は5月からの取得だったため、それまでは仕事の合間を縫って学習。休憩時間や出勤前に1日2時間ほど勉強しました。
育休中は、早朝をメインに1日5時間ほど学習時間を確保し、夕方から子供たちが寝るまでは育児に専念するというリズムを作りました。育休取得に対して「無責任では」という声もあるかもしれませんが、勉強の時間も確保でき、子供との時間も大切にでき、妻の大変さや家族の大切さを実感できた貴重な期間でした。
効果的だった学習法と教材活用
フォーサイトのカリキュラムをベースにしつつも、合格ラインの6割を確実に超えるため、独自の学習も取り入れました。特に判例については、判例集を購入して時間がある時に読み込み、理解を深めました。
また、行政不服審査法の改正内容が試験範囲になると予測し、その部分の学習は一時中断。法改正情報は常に自分でチェックする習慣をつけました。
模試は他社のものも受験し、記述を除いて180点を目標に取り組みました。一般知識は自信がなかったものの、社会保障を中心に対策しました。
妻の出産や仕事のトラブルなどで集中できない時期もあり、総学習時間は900時間強でした。試験直前は緊張で落ち着かず、フォーサイトの合格者の声や直前期の過ごし方などを読んで心を落ち着かせるようにしました。
試験本番と合格までの道のり
試験当日は頭が真っ白になるほど緊張しました。時間配分を意識していたつもりでしたが、文字数の多い問題や民法の問題に時間を取られてしまいました。
一般知識では予想していた個人情報保護法が出題されず、記述では自信満々に「非訴事件手続法」と誤って書いてしまうなど、思わぬミスも。
自己採点では記述以外で140点、記述は1問満点で残り2問は部分点に期待という状況で、ほぼ諦めていました。最終的にはギリギリで合格していましたが、発表までは不安な日々を過ごしました。
この経験から学んだのは、行政書士試験は基礎固めが最も重要だということ。条文を一語一句覚え、過去問を繰り返し解いて基礎を固めた上で、最新判例などの応用知識を積み上げていくことが大切です。また、時間配分や問題の難易度を見極める判断力も不可欠でした。
この資格取得が、今後の転職や新しいキャリアへの自信につながると確信しています。
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講師コメント
合格おめでとうございます!調理人としての13年のキャリアを持ちながら、30代で新たな挑戦に踏み出された勇気と行動力に心から敬意を表します。
多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことは素晴らしいです。特に育児休暇を学びと家族のために有効活用されたことは、これからの時代のロールモデルとなる素晴らしい選択だったと思います。
モバイル教材やスキマ時間の活用は、まさにこの世代の皆さんの強み。これからも、限られた時間の中で最大の成果を出すための学習戦略を磨き続けてください。行政書士としての新たなキャリアが、ご家族の幸せにつながることを心より願っております。