
定年後の挑戦!行政書士試験に模擬試験を活用して合格した60代男性の体験記
求職中の焦りから始めた行政書士の勉強。法律の知識ゼロからのスタートでしたが、フォーサイトの教材と模擬試験を活用し、独自の学習法で見事合格。定年後の新たなキャリアへの第一歩を踏み出した体験をご紹介します。
定年後の不安から資格取得への決意
定年退職してハローワークに通う日々、痛感したのは「何か資格を持っておけば良かった」という後悔でした。求人票を眺めても自分の適性にピンとくるものがなく、あっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。
焦りを感じ始めた頃、在職中から興味のあった行政書士の通信教育講座をネットで検索してみたところ、フォーサイトの講座が目に留まりました。失業中で経済的に余裕がない状況でしたが、割引された受講料に助けられ、「基礎講座と直前対策」のCDコースに申し込む決心がつきました。
「もし合格すれば行政書士法人への就職も可能になるし、何より気の進まない会社に行かなくて済むかもしれない」—そんな思いを胸に、2017年1月下旬から本格的な受験勉強に突入しました。
法律初心者の学習計画と挫折
フォーサイトのテキストを初めて手にした時、「試験まであと10ヶ月あるから何とかなるだろう」という甘い考えがありました。スケジュール帳には、2月は「基礎法学」、3月は「憲法」、4〜5月は「民法」、6月は「商法」、7〜8月は「行政法」、「一般知識」は10月にまとめて学習するという大雑把な計画を立てました。
日本国憲法すら読んだことがなく、法律の勉強は完全に初めての挑戦でした。今思えば、メインとなる「民法」と「行政法」は早めにテキストと問題集に取り組むべきだったと痛感します。試験問題に慣れることが合格への近道だということを、後になって実感しました。
挫折を恐れて1日2時間以内と決め、テキストの太字とカラー部分を中心に声を出して暗記することに集中しました。過去にも通信教育を途中で諦めた経験があり、「今回ばかりは後がない」という覚悟で臨みました。
壁を乗り越えた独自の学習法
最初の数ヶ月は計画通りに進みましたが、民法の物権・債権分野に入ると理解が追いつかず、暗記すらままならない状態に陥りました。しかし諦めるわけにはいかず、逆転の発想で問題集の解答解説を暗記するという方法に切り替えました。
フォーサイトの過去問解説が丁寧でわかりやすく、この方法が自分に合っていると感じました。メインの民法と行政法は3ヶ月以上かけて、何とか乗り切りましたが、実際には半分も記憶できていなかったのが正直なところです。
8〜9月は追い込みの時期。大声を出して過去問の解説を読み上げる日々が続きました。この時期に届いた直前対策と2回の模擬試験が非常に役立ちました。実際の試験と同じ形式で問題を解く経験ができたことで、本番への心の準備ができました。
合格基準の6割には届かない模擬試験の結果に焦りましたが、解説の理解に集中し、少しでも知識を定着させようと努めました。一般知識は範囲が広すぎるため、問題集の解説を5回読んで「運を天に任せる」ことにしました。
試験直前の11月には、前年度試験と模擬試験を毎日2時間繰り返し解き、試験前日には全問正解できるようになりました。似たような問題が出れば対応できる自信がついてきました。
試験当日の葛藤と合格の喜び
試験当日、最初のページを開いた瞬間「聞いてない問題ばかりだ」と愕然としました。しかし、「難問も易問も同じ4点」と自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えました。
時間がかからず解ける問題もあり、難問を見直す時間も確保できました。フォーサイトで学んだことを思い出しながら、すべての問題に回答。記述式は自信がなかったものの、部分点を期待しました。
帰宅後の解答速報で、マークシートで176点取れそうだとわかり、あとは記述式の結果を待つのみとなりました。そして2018年1月31日、合格発表の瞬間、画面に自分の受験番号を見つけた時は思わず飛び上がりました。
解説の暗記という独自の学習法は邪道かもしれませんが、積み重ねることで試験で6割取ることができました。 法律の素人だった私を合格に導いてくれたフォーサイトには心から感謝しています。
これで行政書士法人への就職活動ができます。今はテキストを基本から読み直し、確実に理解を深めているところです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!定年後の新たな挑戦に見事成功されたことに心より敬意を表します。
長年の人生経験で培われた自己管理能力と粘り強さが、難関資格の取得に繋がったことと思います。特に、ご自身に合った学習法を見つけ出し、「解説の暗記」という独自のアプローチで知識を定着させた工夫は素晴らしいです。
法律の初学者から行政書士試験合格まで駆け上がった経験は、今後のキャリアにおいても大きな自信となるでしょう。テキストを基本から読み直して理解を深めるという姿勢も、プロフェッショナルとしての成長につながります。これからの行政書士としての活躍を心より期待しています。