行政書士試験3回目の挑戦で合格!模擬試験と直前チェックファイルが救世主に
私は行政書士試験に3回目の挑戦で合格することができました。家族の事情で実質5ヶ月という短期間での学習でしたが、フォーサイトの教材と「問題冊子をざっと眺めて落ち着きましょう」という福澤先生のアドバイスを実践したことで、本番でも動揺せずに臨むことができました。特に自作の「本試験直前チェック用ファイル」と模擬試験での演習が合格への大きな武器となりました。
フォーサイトを選んだ理由と心構え
フォーサイトのバリューセット2を申し込んだ最大の理由は、「合格するのに必要十分な品質が備わっているうえに、お財布に優しい」という点でした。実際に使ってみて、この選択は正解だったと確信しています。
私が行政書士試験に臨むにあたって持っていた心構えは2つあります。
1つ目は「フォーサイトのテキストを信じる」ということ。何度繰り返しても、本試験までに全てのテストや過去問を完璧に解けるようになるのは極めて稀です。つまり、同じテキストでも何度も繰り返し学習する価値があるということです。他の問題集に手を出す余裕はなく、フォーサイトの教材を徹底的に繰り返すことが最も効率的でした。
2つ目は「しっかりスケジュールを立て毎日コツコツこなす」こと。試験本番までにやり切るべきことを明確にイメージし、学習・生活環境と折り合いをつけながら、一定のペースで淡々と進めることを心がけました。
効果的だった学習戦略
試験分析で優先順位を明確化
まず「入門講座」の冊子を参考に、試験科目・出題形式・配点などを徹底的に分析しました。この分析から、学習時間を割くべき優先順位を明確にしました。
最優先は行政法。五肢択一式、多肢選択式、記述式の3つの出題形式があり、問題数も最多です。次に民法ですが、両科目とも記述式の演習によって知識の定着を図ることが非常に効率的だと実感しました。
商法も重要ですが、会社法は範囲が広いため、テキストの基本事項を徹底的に覚えることに集中しました。一般知識は特に情報通信・個人情報保護に時間を割き、文章理解は国語の問題と割り切って過去問で形式に慣れることで対応しました。
本試験での解答戦略を事前に決定
配点の占有率に注目し、本試験で解く順序と時間配分の目安を次のように設定しました:
1. 記述式(問44~46)
2. 多肢選択式(問41~43)
3. 一般知識(問47~60)
4. 法令等の五肢択一式(問1~40)
この戦略に基づいて模擬試験も解いていました。模擬試験では30分ほど時間が余る状況でしたが、本試験では予想外の展開になりました。
manabun(eラーニング)の効果的活用
manabun(eラーニング)は私の学習において大活躍しました。
まず「スケジュールの自動作成」機能を活用。講座は本試験の11ヶ月前に申し込みましたが、家族の事情により実際に開始できたのは5ヶ月前でした。短期間で集中的に取り組むため、自動作成したスケジュールを大枠のペースメーカーとして活用し、"合格手帳"で月別・週別・日別の具体的な計画を立てました。
無理なく少し余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。私の場合、突発的事情を想定して本試験の2~3週間前に一通り終了する計画でしたが、家族に思わぬ事態が生じ、試験前の1ヶ月は睡眠時間も勉強時間も大きく削られました。残り20日の時点で「何を諦めるか」を考え、優先順位を再設定する必要がありました。
「確認テスト」はテキストのチェックテストにない問題も多く含まれており、基礎固めと瞬発力の養成に最適でした。自分の弱点を洗い出し、テキストで復習した後、時間を置いて再挑戦することで知識の定着を図りました。憲法以外の科目は最低2回演習しました。
「単語カード」は細切れ時間や息抜きの際に活用し、効率的に用語を覚えることができました。
具体的な学習方法と教材活用法
基本講座と復習の工夫
「戦略立案編」の冊子にあるアドバイスを参考に、次のように取り組みました:
DVD視聴:基本講座は必要な場合を除き基本的に1回しか視聴していません。時間的余裕がなかったため、過去問演習の復習は解説文を読んで理解することに集中し、解説DVDはほとんど視聴しませんでした。
テキスト復習(精読):2回目以降は記憶を定着させるため、誰かに向けて講義をするような形で、時には部屋の中を歩きながら身振り手振りを交えて声に出して復習しました。間違いやすいところや過去問で繰り返し問われている問題は、納得できるまで5回6回と繰り返しました。
チェックテスト:全問正解するまで徹底的に繰り返しました。最低3回、間違えた問題は5回以上。1回目は当日か翌日、2回目は1週間後、3回目は3週間後という間隔で進めました。
過去問演習の効果的な進め方
チェックテストの3回目に取り掛かった頃、同時に過去問演習をスタートしました。1回目は35日間で全科目終了。当初は全科目最低2回以上回す予定でしたが、家族の突発的事情により2回目は全科目終了できず、憲法と知識Bは1回のみで諦めました。ただし知識Aだけは不安があったので超直前期に3回目の演習をしました。
演習を始めるにあたって、試験での重要度を考慮し、科目ごとの演習頻度を設定した「週間演習計画(コマ割り表)」を作成しました。できる限り毎日多くの科目に触れることを重視して、行政法(記述1問含む)・民法(記述1問含む)・一般知識(理解2問含む)は毎日実施。憲法は月水金、商法は火木土、基礎法学は土か日などのように設定し、平日は毎日30問ほど、土日は5~10問程度のペースで演習を続けました。
直前対策の工夫
択一編・記述編:9月下旬に届いたらすぐに取り掛かり、直前までに最低2回演習することを目標に計画的に進めました。
模擬試験:別途購入した模擬試験は9月上旬にすぐ実施。合格点をクリアできたことや、他の教材の演習・復習に時間がかかったため、バリューセット2の模擬試験は超直前期の11月初旬に実施しました。
本試験直前チェック用ファイル:10月末から1週間ほどの間に全てのテキスト・模擬試験をざっと通し読みして、「本試験直前に必ずチェックすべき事項」を洗い出し、縮小コピーしてA5版の極薄ファイル1冊に収まる分量に厳選しました。これまで身につけた知識を整理でき、本試験当日も非常に役立ちました。
本試験当日の様子
6時過ぎに起床し朝食を摂り、出発前に1時間だけ模擬試験の再確認をしました。試験会場へ向かう交通機関の中と到着後の廊下で、自作の「本試験直前チェック用ファイル」と商法のテキストを確認しました。
本試験では、福澤先生の「問題冊子をざっと眺めて落ち着きましょう」というアドバイスを実践。開始の合図とともに、まず問題冊子を4分ほどかけてじっくり眺めました。民法と商法には違和感はなく、憲法は見慣れない問題もありました。記述式の行政法は、まさに「本試験直前チェック用ファイル」に綴じ込んだ過去問のテーマそのものだったので「しめた」と思いました。一般知識は見慣れない問題が散見され、少し不安を感じました。
予め決めた解答順序と時間配分に従って解き進めましたが、記述式と多肢選択式が終了した時点で予定の50分を大きくオーバーし、70分経過していました。記述式の仕上がりには自信がありましたが、見直し時間がほぼなくなってしまいました。
残りの問題はさらに集中し、見直しはできないと覚悟して解くことにしました。一般知識では予想通り分からない問題もありましたが、「他の受験生もきっと分からないだろう」と自分に言い聞かせ、何とか時間ギリギリで全問解き終えました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!家族の突発的事情という困難な状況の中、わずか5ヶ月という短期間で900時間以上の学習を積み重ね、見事合格を勝ち取られたことに心から敬意を表します。
特に印象的なのは、限られた時間の中で最大の効果を出すための緻密な計画と工夫です。試験科目の重要度分析に基づく優先順位付け、解答順序と時間配分の事前戦略、そして「本試験直前チェック用ファイル」の作成など、効率的な学習を追求されたことが成功の鍵となりました。
また、「問題冊子をざっと眺めて落ち着く」という基本に忠実な姿勢も素晴らしいです。試験本番で動揺せず、冷静に対応できる精神力は、どんな難関試験においても大きな武器となります。
この行政書士試験合格の経験と培われた学習スキルは、今後のキャリアにおいても必ず役立つことでしょう。心よりお祝い申し上げます。