
「難しい」と言われる行政書士試験に4月から学習スタートで合格!定年前エンジニアの挑戦
60代を目前に控えたエンジニアが、わずか7ヶ月の学習期間で行政書士試験に合格。多忙な本業との両立や試験直前の業務輻輳など様々な障害を乗り越え、42年ぶりの合格の喜びを手にした体験記です。「行政書士は難しい」という定評のある試験に、4月からの学習開始でも合格できた秘訣とは?
第二の人生を見据えた行政書士への挑戦
2017年3月末、6年来取り組んできた開発案件がようやく完了し、翌年に迫った定年退職について考える時間ができました。65歳までの再雇用という選択肢もありましたが、より長く社会と関わり続けたいという思いから、新たなキャリアへの転身を検討することにしました。
長期的に働くためには起業が必要で、さらに法的に担保された国家資格があれば安心だと考えました。様々な士業の中から、業務の多様性に魅力を感じた「行政書士」を選択したのです。
忙しい現役エンジニアの学習戦略
2017年11月の試験に向けて、本業との両立を考えると独学では無理だと判断。通学も難しいため、通信教育に絞って複数の講座を比較検討しました。最終的にフォーサイトを選んだ理由は3つありました。
1. 合格率の高さ
2. フルカラーテキストで要点が絞られ、視覚的に理解しやすかったこと
3. manabun(eラーニング)というオンライン学習システムの存在
4月から本格的に学習をスタートし、限られた時間を最大限に活用するため、次のような学習スケジュールを組みました:
- 朝夕の通勤時間(各1時間):音声講義のヒアリング
- 会社始業前の1時間:テキストの読み込みと音声の復習
- 帰宅後の1時間:ビデオ講義の視聴
この「3つの時間帯を確保する学習法」が、忙しい社会人である私の基本的な学習パターンとなりました。
挫折を乗り越えた学習の継続
基礎テキストの学習後、過去問題集に取り組み始めた時は衝撃的でした。全く歯が立たず、わからない箇所をマークした付箋紙で問題集の厚みが倍になってしまったのです。
しかし諦めずに、基礎テキストの再学習と並行して、過去問にも繰り返し挑戦しました。特に効果的だったのは「3回連続正解できたら付箋紙を外す」というルールを自分に課したことです。この地道な作業の積み重ねにより、少しずつ問題集の厚みが減っていきました。
9月に入ると業務が繁忙期を迎え、休日出勤が始まりました。10月後半には2週間の長期出張もあり、それまで続けてきた学習ルーティンが崩れ始めます。しかし、そんな時でも:
1. 朝夕の移動時間での音声学習
2. わずかな隙間時間を活用した単語カード学習
この2つだけは欠かさず続けました。試験直前の2週間は、苦手だった民法と行政法を重点的に復習し、基礎テキスト内の問題確認と付箋付きの過去問を繰り返し解きました。
試験当日と合格の喜び
試験1週間前には、前年度問題と直前対策問題を解き、本番での時間配分を確認。当日は冷静のつもりでしたが、記述式問題で躓いて焦ってしまいました。さらに終了30分前にはトイレに行きたくなるというハプニングも。しかし落ち着きを取り戻し、何とか全問解答欄を埋めることができました。
「これは駄目だったか」と思いつつ帰宅し、夜にmanabun(eラーニング)で自己採点したところ、記述を除いて178点。記述は失敗したと思っていたので、「何とか受かっていて欲しい」と願いながら2.5ヶ月を過ごしました。
そして1月31日夜、合格発表をネットで確認すると、自分の受験番号がありました。大学受験以来42年ぶりの合格の喜びに浸ることができたのです。
効果的だった学習ツールと教材
フォーサイト講座で特に役立ったのは以下の3点です:
1. manabun(eラーニング)の自動スケジューリング機能:学習ボリュームがつかめない初学者にとって、各ステップの終了日が自動設定されることで進捗管理がしやすく、遅れを認識できたことが非常に有効でした。
2. 確認テストの記録機能:テスト履歴が確認できるため、間違えた問題を特定でき、追い込み期間には繰り返し不正解だった問題に集中して取り組めました。
3. 過去問集と基礎テキストの連動性:過去問の回答欄に基礎テキストの該当箇所が記載されており、基本事項の確認が効率的にできました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!定年前の多忙なエンジニア生活と両立しながら、行政書士という難関資格に見事合格されたことに心より敬意を表します。4月からの学習開始でも、限られた時間を最大限に活用する工夫と、継続的な努力が実を結びました。
特に印象的なのは、通勤時間や業務前の時間など、日々の「スキマ時間」を徹底的に活用されたことです。また、試験直前の業務輻輳という困難な状況でも学習を諦めず、できる範囲で継続された粘り強さは、多くの受験生の模範となるでしょう。
この行政書士資格を活かした第二の人生が、さらに充実したものになることを心より願っています。実務の学びも、試験勉強と同じ姿勢で取り組まれれば、きっと素晴らしい行政書士になられることでしょう。