
行政書士試験の過去問攻略で600時間学習!初学者が1回で合格した体験記
「憲法」「民法」「行政法」を学びたいという思いから行政書士試験に挑戦し、約600時間の学習で見事一発合格。本試験では思うような手応えがなく諦めかけていましたが、計画的な学習と効率的な過去問活用が実を結びました。初学者でも行政書士試験に合格できる道筋をお伝えします。
行政書士試験に挑戦した理由
以前より法学の基礎科目である「憲法」「民法」や、仕事に関連する「行政法」を体系的に学びたいと考えていました。さまざまな資格を検討した結果、行政書士試験が私のニーズに最も適合していると感じ、2018年2月に受験を決意しました。
対策講座選びでは、以前社労士試験合格の際にお世話になったフォーサイトを選択。この「験の良さ」が今回も幸運をもたらしてくれました。
効果的だった学習法と600時間の使い方
第1段階:基礎固め(2月~8月)
福澤講師の「丁寧な1回転より、拙速な3回転」という言葉を実践しました。この時期の学習方針は、細部にこだわらず、とにかく前進することを最優先にしました。
まず講義動画を1回転。フォーサイトのフルカラーテキストと講師の平易な解説のおかげで、民法・行政法などが初学者の私でも十分に理解できました。続けて過去問を解きましたが、当然あまり正解できません。しかし、それを気にせず2回転目へ。
2回転目からは1.5倍速で動画を視聴し、学習時間を短縮。過去問の正答率も少し上がりましたが、まだ合格レベルには届きません。それでも気にせず3回転目へと進みました。
この時期は野球でいえば「素振りとノック」、相撲でいえば「四股・鉄砲とぶつかり稽古」のような基本動作を身体に染み込ませる期間だと考えていました。
第2段階:実戦トレーニング(9月)
9月には各受験校で「中間模試」が開催されます。私は、できるだけ規模の大きな模試で、会場受験できるところを選びました。試験当日の雰囲気、緊張感、心身の負担感等を早めに体験することが目的です。
模試の結果自体はほとんど気にせず、問われていることを正確に理解できたか、各選択肢を適切に取捨選択できたかを重視。必要に応じてテキストだけでなく、法条文にも立ち返りながら細かく復習しました。
中間模試後は、過去問も同様の方法で細かく復習する時間に充てました。野球でいえば「シートバッティング」、相撲でいえば「関取衆との三番稽古」のように、実戦をイメージしながら細部も意識する学習期間でした。
第3段階:最終調整(10月~直前期)
この時期は各受験校の「最終模試」があります。中間模試と同様に、大規模な模試を会場受験しました。一応の目標として上位20%以内を目指していましたが、結果は上位25%程度。しかし、結果に一喜一憂せず、復習を重視して細かく時間をかけました。
最終模試後の直前期は、各年度の過去問を本試験の時間配分に合わせて解き、試験当日のシミュレーションを繰り返し行いました。これが最終調整となりました。
学習の成果と反省点
一般知識等の出題傾向が変化し、本試験では十分に得点できた実感がなく、解答速報も見る元気がありませんでした。しかし、運良く合格できました。
学習の成果は数字にも表れていました: - 中間模試:176点 - 最終模試:182点 - 本試験:190点
概ね当初に想定したとおりピーキングできたと思います。
ただし、記述式に関しては終始低空飛行でした: - 中間模試:22点 - 最終模試:22点 - 本試験:8点
特に「今年の記述は易しかった」と言われる本試験での8点は反省点です。文章を書くこと自体は得意だったため、「択一式・多肢選択式が十分に対策できれば大丈夫」と過信していたことが敗因でした。記述式への対策にもう少し時間を割くべきだったと痛感しています。
行政書士試験合格のポイント
約9カ月、600時間の学習期間は振り返ればあっという間でしたが、学習中はウンザリするほどの長期戦でした。特に序盤から中盤にかけては、学習成果がなかなか感じられず、メンタル維持が大変でした。
しかし、序盤から中盤の苦しみが「土」となって、終盤に「花」が咲き、本試験で「実り」が得られるのです。自分を信じて、また選んだ教材を信じて前進することが何よりも大切です。
フォーサイトの教材は初学者にも分かりやすく、特に講義動画は平易な解説で理解しやすかったです。また、過去問の解説も非常に役立ちました。manabun(eラーニング)を活用すれば、通勤時間などのスキマ時間も有効活用できます。
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講師コメント
合格おめでとうございます!約600時間という膨大な学習時間を確保し、計画的に学習を進められたことが合格の大きな要因だったと思います。特に「拙速な3回転」という学習法を実践され、基本を身体に染み込ませるアプローチは素晴らしいです。
多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。過去問の活用法や模試の受け方など、行政書士試験に対する戦略的なアプローチは、これから受験される方々の大きな参考になるでしょう。
記述式については課題を感じられたようですが、その謙虚な姿勢こそが今後のさらなる成長につながるはずです。今回の合格体験を糧に、法律の専門家としてますますご活躍されることを期待しています。