
60代直前で挑戦!行政書士一年学習でテキストを使いこなした合格体験記
金融機関勤務の経験と宅建資格を持つ私が、還暦を前に新たな挑戦として行政書士試験に取り組み、13ヶ月の継続学習で見事合格を果たしました。宅建は独学で取得できたものの、行政書士の難解な行政法に戸惑い、フォーサイトの教材と講師の分かりやすい指導に救われた学習の軌跡をお伝えします。
還暦前の決断—行政書士への挑戦
2018年9月の誕生日、一年後には還暦を迎えることに気づき、人生のリスタートとして何か新しい資格取得に挑戦したいと考えました。金融機関での長年の勤務経験と、すでに持っていた宅建資格を活かせる道として「行政書士」の取得を決意したのです。
宅建は独学で取得できたという自信から、最初は書店で行政書士試験の入門書を購入しました。しかし、行政法の内容は想像以上に難解で、初めて目にする専門用語の数々に圧倒されました。「これは独学では無理だ」と素直に認め、複数の予備校のサンプル講義を取り寄せて比較検討することにしました。
フォーサイトとの出会いと学習計画の立案
各社の講義を比較した結果、フォーサイトのテキストの分かりやすさと講師の話し方が自分に最も合っていると感じ、受講を申し込みました。2018年10月8日に教材が届いてからは、一日も休まず本試験当日まで13ヶ月間、継続して学習を続けることができました。
旅行中も、ゴルフの予定がある日も、必ず勉強時間を確保するよう心がけました。不思議なことに、日が経つにつれて「勉強をしないと落ち着かない」という心理状態になっていったのです。この継続力は、今振り返ると自分でも誇れる点だと思います。
年齢的な不安もありました。特に記憶の定着に自信がなかったため、本試験までに十分な準備期間を設け、計画的に学習を進めることにしました。月ごとに学習科目を決め(例えば「今月は民法」など)、明確な学習時間も設定しました。
60代の記憶力との闘いと時間確保の工夫
「私の脳みそは穴の空いたバケツと同じ」と自嘲しながらも、知識がすぐに抜け落ちてしまう弱点を克服するため、量で勝負することにしました。本試験までに1,000時間以上、月に最低80時間は学習するという目標を立て、実践しました。
社会人として学習時間を確保するのは容易ではありません。私は思い切って生活習慣を変えました。晩酌をしない日を作り、必要最低限以外のゴルフは控え、連続ドラマも見ないようにしました。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない—この覚悟が、合格への第一歩だったと思います。
フォーサイトのフルカラーテキストは、視覚的に情報が整理されており、年齢による記憶力の衰えを補うのに非常に役立ちました。特に要点が絞られた解説は、初学者の私にとって理解しやすく、何度も繰り返し読むことで知識の定着を図りました。
また、manabun(eラーニング)を活用することで、移動時間や待ち時間などのスキマ時間も有効活用できました。講師の講義は聞き取りやすく、難解な行政法の概念も親しみやすい表現で説明してくれるため、理解が深まりました。
試験本番と合格までの葛藤
受験する以上は、試験直後に「受かった」と確信できるだけの知識を身につけて臨みたいと考えていました。しかし、2019年の試験は過去の傾向と異なり、予想外の問題構成に戸惑いました。試験後は記述式の採点結果を待つ2ヶ月余り、もやもやとした不安な日々を過ごしました。
試験中には何度も「あきらめ」の誘惑がありました。しかし、それまでの努力を思い起こし、最後までやり切ることができました。これから受験される方々には、生の条文を十分に意識して学習されることをお勧めします。行政書士試験は条文の理解が鍵を握るからです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!還暦を前に新たな挑戦をされ、見事に目標を達成されたことに心から敬意を表します。長年の人生経験で培われた自己管理能力と深い理解力が、難関資格の取得に繋がったことと思います。特に、「脳みそは穴の空いたバケツ」という謙虚な自己分析から、1,000時間以上という圧倒的な学習量で克服された姿勢は素晴らしいです。新しい知識を既存の経験と結びつけることで、丸暗記に頼らず、本質的な理解を深められたのではないでしょうか。この合格体験が、多くの受験生の励みとなることを願っています。