
行政書士試験に2週間サイクルの暗記法で合格!法律初学者エンジニアの効率学習体験記
初めて法律を学ぶIT業界のエンジニアが、行政書士試験に合格できるのか—。そんな不安を抱えながらも、フォーサイトの講座と独自の「2週間サイクル学習法」で見事合格を勝ち取りました。前回は挫折した民法の壁も、効率的な暗記術と過去問の徹底活用で乗り越えた学習戦略をご紹介します。
挫折からの再挑戦—合格までの道のり
私は情報通信エンジニアとして働いており、学校で法学を学んだことは一度もありませんでした。行政書士試験のための勉強が、私にとって初めての法律学習だったのです。
実は2年前にも一度フォーサイトの行政書士講座に申し込んでいました。しかし、民法の学習を進めていく中で物権・債権のあたりで力尽きてしまい、本試験すら受験できませんでした。
今回再挑戦したのは、民法改正の直前という最後の受験機会だったからです。ここを逃すと2年前に勉強した民法の内容が大きく変わってしまう。元々行政書士試験自体を諦めていたわけではなかったので、「今しかない」と一念発起して取り組むことにしました。
効率的な学習戦略—2週間サイクルの暗記法
2019年2月に講座に申し込み、テキストと講義録音を使って学習を進めました。単元が終わるごとにチェックテストもすべて実施。早めに過去問に取り組むべきだと考え、ある法律のテキストを終えたら、すぐに過去問講座に取り組む方法を採用しました。
4月末には商法・会社法と一般知識を除いて、テキストと過去問を数周こなしました。特に民法と行政法は5周以上解いて重点的に取り組み、基礎法学と憲法はそれよりやや少なめにしました。
この段階で気づいたのは、一時期に集中してある法律だけを解くと、その間に他の法律の記憶が薄れてしまうという問題でした。そこで編み出したのが「2週間サイクル学習法」です。各法律を14日分に分割し、まんべんなく解くことで記憶の定着を図りました。この方法は、行政書士試験の暗記事項を効率的に覚える上で非常に効果的でした。
過去問と教材の徹底活用
7月に予備校の模試を受けたところ、約150点取れるようになっていました。しかし、全く知らなかった知識を問われる問題もあり、過去問講座だけでは不十分だと感じました。そこで市販の肢別過去問集も併用することにしました。
過去問講座と肢別過去問集を並行して解くことで、内容を自分の言葉で説明できるレベルまで理解が深まりました。その状態で過去問講座の問題を解くと、正答率が飛躍的に向上し、各選択肢の解説内容も手に取るように理解できるようになりました。
9月と10月の模試では200点以上取れるようになり、確実に力がついていることを実感できました。
フォーサイトの暗記カードは、地下鉄など短距離の移動時間や電車待ちの間にさっと取り出せて重宝しました。概ね2日で1回転するペースで活用していました。
時間の有効活用—スキマ時間を味方に
片道2時間弱の通勤時間があり、そのうち1時間程度は座れる電車だったため、この時間を最大限活用して過去問を解きました。それ以外にも、昼休みの残り時間や帰宅後の2時間程度も勉強に充て、平日は概ね6時間程度の学習時間を確保できました。
休日は家族との時間もあるため、平日よりも勉強時間は少なくなりがちでしたが、manabun(eラーニング)を活用して効率的に学習を進めました。
多くの受験生がやりがちな「ノートにまとめる」という方法は採用しませんでした。ノートを作成する時間が勿体ないと考え、テキストにもあれこれ書き込まず、過去問の解説部分に足りない点を追記する形で効率化を図りました。
本番での戦略的アプローチ
試験本番では、まず記述問題から取り組みました。ただし完璧に解こうとはせず、問題文を理解して必要なキーワードを書き留める程度にとどめ、すぐに多肢選択、一般知識へと進みました。これには二つの理由があります:
1. 択一問題に記述のヒントが含まれている可能性があること
2. 文章理解を先に解くことで、落ち着いて問題に取り組む心のゆとりを持てること
その後、基礎法学、憲法、民法、行政法という順番で解いていきました。特に行政法は問題文と選択肢を読むだけで正誤判定ができるレベルまで理解していたため、スピードアップが可能な分野として後回しにしました。
マークシートへの転記は、自己採点のズレを防ぐため、いったん全て問題用紙に記入してから、試験終了30分前を目途に一括して行いました。
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バリューセット1


講師コメント
合格おめでとうございます!情報通信エンジニアという専門性の高い職業から、全く異なる法律の世界に挑戦し、見事に合格を勝ち取られた努力に心から敬意を表します。
特に印象的なのは、2週間サイクルで各法律をまんべんなく学習するという独自の方法を編み出された点です。これは記憶の定着と忘却を科学的に考慮した素晴らしいアプローチです。また、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を徹底的に活用し、平日6時間という充実した学習時間を確保されたことも大きな成功要因でしょう。
過去問と市販の問題集を併用し、単なる暗記ではなく「自分の言葉で説明できる」レベルまで理解を深められたことは、行政書士試験の本質を捉えた学習法だと思います。このような効率的かつ効果的な学習方法は、多忙な社会人の方々にとって大いに参考になるはずです。
今後のご活躍を心より期待しております。