
「転職を目指す40代男性が語る行政書士試験合格体験記 - 付箋ノートと過去問演習で最短合格」
仕事を辞めてまで挑戦した行政書士試験。法学初心者だった私が、フォーサイトの教材と独自の付箋ノート術を駆使して、わずか5ヶ月の学習で一発合格を果たしました。転職を視野に入れた40代からの挑戦と、模試での挫折を乗り越えた合格までの道のりをお伝えします。
転職を目指して資格取得を決意
残りの人生で新しい仕事にチャレンジしたい—その思いが行政書士試験に挑戦するきっかけでした。しかし、資格を持たない自分では転職活動もうまくいかず、まずは資格取得から始めようと決意しました。
独学ではなく効率的に学べる通信講座を探し、合格率の高さからフォーサイトを選びました。基礎講座と過去問講座のDVDを購入し、5月から学習をスタート。法学初心者だった私でも、福澤先生のDVD講義とフォーサイトのテキストが非常に分かりやすく、勉強が楽しくなっていきました。
そして、「これは本気で取り組もう」と決意し、6月には思い切って仕事を辞めました。一発合格への強い決意が、この大きな決断を後押ししたのです。
効果的だった学習法と挫折からの復活
集中特訓で基礎を固める
計画を立てるのは苦手でしたが、ざっくりとした月ごとの学習計画を立てました。
- 6月:基礎法学・憲法
- 7月:民法
- 8月:行政法
各科目を集中的に学習し、「DVD視聴orテキスト精読→過去問演習」のサイクルをひたすら繰り返しました。
過去問演習の徹底
過去問講座では、単に正解率を上げるのではなく、全ての選択肢について理由を演習ノートに記載して内容を理解することに努めました。時間はかかりましたが、この方法で解答スピードが徐々に上がり、学習が楽しくなっていきました。
付箋ノート術の発見
テキストに直接書き込んでいましたが、見づらくなってきたため、福澤先生が推奨していた大き目の付箋を使用することにしました。これが非常に効果的で、テキストの好きな場所に貼り付けられるだけでなく、はがして家の廊下に貼ることで日常的な暗記にも活用できました。
廊下を通るたびに2〜5枚程度を暗記し、歯磨きしながら眺めるなど、スキマ時間を最大限に活用できたのが大きな成功要因でした。試験直前には、これらの付箋をルーズリーフに貼り付けてオリジナルノートを作成し、重要ポイントの総復習に役立てました。
模試での挫折と対策
8月末、自信がついたので他社の公開模擬試験を受けましたが、結果は惨敗。特に一般知識は20点で足切りという厳しい結果でした。
しかし、この早期の挫折が後の成功につながりました。一般知識の対策として:
1. 毎日2時間の学習時間を確保
2. 過去問を徹底的に解き、出題傾向を把握
3. 情報通信・個人情報保護法の重点学習
特に文章理解は年々難易度が上がっていると感じ、「14問中6問正解すればよい」という甘い考えを捨てました。
記述式対策と最終直前期の取り組み
記述式対策の徹底
記述式対策として、フォーサイトの直前対策講座を追加受講し、演習問題を徹底的にこなしました。
- 1日最低30問、試験直前は40〜60問に増量
- フォーサイトの演習問題約200問を全て10回以上繰り返し
- 40字の感覚をつかみ、記述式の苦手意識を払拭
- テキストから出題されそうな部分を自分で予想できるようになった
条文暗記の意外な発見
憲法、行政手続法、行政不服審査法などの条文暗記を始めたところ、驚くことに重要な条文のほとんどを既に覚えていました。これは、フォーサイトのテキストを精読し、過去問を繰り返し解いた成果でした。
模試と最終調整
10月に入り、実戦を意識して複数の模擬試験を受けました。模試は試験の緊張感に慣れること、時間配分を考えること、自分の弱点を知るために可能な限り多く受けるべきです。
しかし、なかなか合格点に達せず、150〜160点台をうろうろする状態が続きました。試験半月前には焦りとプレッシャーから他の問題集やテキストに手を出しそうになりましたが、他社の教材を見比べた結果、フォーサイトのテキストの分かりやすさと模試の本試験との近さを再確認し、最初に選んだフォーサイトだけを信じてやり抜くことにしました。
「努力は報われるとは限らないが、報われるのは努力した人だけである」という言葉を励みに、最後まで諦めずに取り組みました。
捨て科目の見直し
それまで捨てていた商法にも目を向け、会社法より範囲が狭い商法総則・商行為法を集中的に学習。これは本試験で狙い通り功を奏しました。
本試験当日と合格の喜び
本試験は落ち着いて受けることができましたが、内容は少し難しく感じました。事前に決めていた時間配分通りに解き進め、最後の1秒まで全力を尽くしました。
記述式では模試と同じ問題が1問、自分で予想していた問題が1問出題され、自信を持って解答。しかし、帰宅後の自己採点で誤字が4箇所あることと、解答でAさんとBさんを逆に記入してしまったミスに気づき、大きなショックを受けました。
合格発表までは記述式のミスを後悔する日々が続きましたが、結果は合格!一般知識は足切りぎりぎりでしたが、記述式は予想よりも点数が取れたようで、何とか合格ラインに達していました。
本番で実力を出すためには、ミスをなくすことが本当に大事だということを身にしみて実感しました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!仕事を辞めてまで資格取得に挑戦された決断力と、5ヶ月という短期間での合格は本当に素晴らしいです。
多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。特に付箋を活用した独自の学習法や、廊下の壁を利用したスキマ時間学習は、まさにこの世代の皆さんの強みです。
模試での挫折を乗り越え、基本に忠実に過去問を繰り返し解く姿勢が、最終的な合格に繋がったのでしょう。明確なキャリア目標や自己実現への強い動機が、困難な中でも学習を継続する原動力となったことと思います。
この合格体験を糧に、新たな転職への道を切り拓いていかれることを心より願っております。今後もその目標意識を大切に、さらなる高みを目指してください。