定年退職後、ダブルライセンスを狙って3か月で行政書士に最短合格！

令和2年度の中小企業診断士試験を受けて合格したのですが、そのおかげで勉強癖がついていたので、
法律系の資格でダブルライセンスに挑戦してもいいのではと思い、行政書士試験を受けることにしました。

資格をいくつか持っていますが、元々通学や独学ではなく、iPadやパソコン、スマホを見ながら送られてきた教材で勉強する、
というスタイルでやっていました。なので、最初からどこかの通信教育で勉強するつもりでした。

マンション管理士試験を受けた時はフォーサイトで良い感じに勉強できたので、最初から候補でした。
あとは、福澤講師のお話がとても良かったので、フォーサイトに決めました。
講義動画をダウンロードして電車や喫茶店でも聴いているので、倍速再生しても分かりやすくて聴きやすいもの、という自分なりの条件に当てはまっていました。

YouTubeで色んな講義を見ましたが、話の仕方などで入っていきにくい方もいます。
そんな中、福澤講師の講義はとても分かりやすく、倍速再生しても聞き取りやすくて、人柄も素晴らしいと思いました。
繰り返し同じことを言っている部分は、繰り返し聴いているからここは大事なんだと思えたし、ちょっとした例を出す時も分かりやすかったです。
それから、すごく良いと思ったのは、ここはあまり広げても仕方ない、深入りすべきではない内容もはっきり教えてくれたので、そういう点が自分に合っていました。

ダウンロードした講義動画を一番使っていました。
正直、気持ち80%くらい講義動画でインプットをして、テキストはチラ見という感じで勉強していました。
一つ一つ文章を読むのは時間がかかってしまうので、音と動画で知識の定着をさせていました。

始めようと思ったのは春だったので、試験まで半年以上ありましたが、実際は8月から勉強を始めたので、3か月くらいです。
勉強時間で言うと、大体450時間ほどでした。一日の勉強時間は、講義動画の視聴時間も合わせると、7時間くらいになると思います。

行政法分野の問題集は、1周目に大変時間がかかり、少し苦しかったです。
大学での専攻が政治だったのですが、行政法に関してはゼロから始めました。
全く知らないことだったので、問題集も含め、勉強時間の7割くらいは行政法をやっていました。分からなくても深堀せずに、ゆるく繰り返して、取り組みました。

問題集に、重要そうな問題だけど勘違い、あるいは理解が浅いと思ったものにはマークを付け、それを3日に一度ぐらい回して、強くしていきました。
あとは、睡眠時間を削ってまでやると良くないので、時間は投入するけれど、無理をせず、慌てずにやるという感じでした。
それと、中小企業診断士の試験では業界用語でファイナルペーパーというものがありますが、
試験当時の行きの電車や試験会場で見るためのまとめの紙、ファイナルペーパーを作りました。
記述で積極的にアウトプットしないといけないので、言い回しなどを書き出し、試験の数日前や当日の朝も見て、という感じで工夫しました。

短期をおすすめするということではありませんが、やはり勉強内容は忘れてしまいます。
そこで、特に弱いところ、分かりにくいところは繰り返す周期を短くするのがおすすめです。
あと、何と言っても、頭が勉強から離れないように、スキマ時間に動画をたくさん見るのが良いのではないかと思います。

行政書士試験を受験される皆さま、お疲れ様です。
私自身の経験からいくと行政法の問題がとっつきにくくなかなか難しいのですが、一度に理解しようとしたり、二度で分かるなと思ったりせずに、分からなくてもゆるく繰り返し、問題集もやっていけば、フォーサイトの教材で十分合格できます。
粘り強く、ゆるく取り組まれたらいいのではないかと思います。合格をお祈りしています。頑張ってください。