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2013/03

釉薬

0:00:42 | 学習について

リヤドロのポーセリンのお人形の話題の時、釉薬について少し触れました。

釉薬というのは、陶器や磁器の表面を覆う、ガラス質のことをいいます。いわゆる「焼き物」といわれる陶器や磁器の、粘土を形作った後にその表面に塗って、焼きあがった時にさまざまな効果をもたらすものです。

釉薬に含まれる金属の成分が、焼くことで化学変化をおこし、美しい色に変わったり、光沢が出たり、模様が出来たり、金属によってその変化も異なります。

また、もともとの粘土によってもその色の出方が異なることがあり、例えば色名にもなっている「辰砂」の釉薬は、赤土ではグレイッシュな茶色に、黒土ではグレイに変化するようです。

陶芸家がせっかく手間も暇もかけて焼き上げた作品を気に入らなくて壊してしまう、という話も聞いたことがありますが、こんな色に、と期待した色にならなかった悔しい気持ちが、なんとなくわかる気がしてきました。

予想以上に奥が深い世界ですね。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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