六本木ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の、
フランク・ゲーリー展に行ってきました。
フランク・ゲーリーは、以前こちらでもご紹介した、
フランスのルイ・ヴィトン財団の美術館を手がけた建築家です。
そのユニークなデザインに興味が募り、期待して見てまいりました。
今回の展覧会は、彼の独創的なアイディアに焦点を当て、
その発想の過程にフォーカスしたものになっていました。
ある意味、天才肌かと思いきや、
心に残ったのは彼のマニフェストの中での言葉でした。
彼のアイディアについてですが、浮かんだアイディアを模型にしたら、
嫌いになるまで見続けるのだとか。
それを直して別の模型を作るとまた新しいアイディアが浮かび、
またそのアイディアが好きになる。
そうやって考えに考えているうちに、
最高傑作が生まれるのだ、という概要。
新しいものを生み出す、ということ、
そしてその努力について、深く考えさせられた展覧会でした。
フランク・ゲーリー展、2月7日まで開催しています。