学習について

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2014/04

世界一の夜桜

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既にご存知の方も多いかと思いますが、
今の時期、東京スカイツリーで桜にちなんだ特別ライティングが行われていますね。

「世界一の夜桜」に見立ててスカイツリーがピンク色にライティングされ、
スカイツリー周辺に咲く桜と共に楽しむことができるというイベント。

桜の開花前のライティング、
「咲」と、花びらが舞う美しさがテーマの「舞」の2種類のライティングがデザインされました。

「咲」は、白を基調にしたスカイツリーに、
桜の花が咲くイメージで、ピンク色の交点照明がともるもの。

交点照明というのは、照明器具から出る光を直接見せるもので、
所々煌いて見えるのがこれにあたります。

基調となる白は、スカイツリーに向けて下から上に照らすライトアップの手法と、
下から上に照らすライトダウンの手法がありますが、
このライトダウンの手法は、これまでは他に例がないといわれる珍しい手法だとか。

タワーが高いからこそ実現するデザインで、
展望台の下あたりから鉄骨に下向きに照射されているのだそうです。

現在見られるのは「舞」のデザインで、
ピンク色の濃淡で照らされた中に、
桜の花びらが散る様子を白の交点照明がきらきらと現しています。

ライティングの手法もさまざま。進化するLEDに、ますます期待しています。


春の兆しが見え始め、
きれいな色を着たくなってきました。

ファッションの流行色は、
かつてほど広まらなくなりましたが、

2013年は色見本でおなじみのパントンが
「エメラルド」を流行色に選んでいたように、
グリーンが多く見られたように感じます。

そのパントンが、2014年の流行色に選んだのは、
「ラディアント オーキッド」。
オーキッドは蘭のことですが、
ラディアントとは、「光り輝く」こと。

きらきらする淡い紫色を意味しています。
パントンでは、繊細でかつ大胆なこの色は、
「想像力や創意あふれるアイディアを示唆」していて、

ファッションに敏感で、
テクノロジーに通じている20~30代の人々にアピールするものと考えているそうです。

アメリカではピンクと同じくらいポピュラーで
女の子の好きな色1位2位を争う淡い紫ですが、
日本ではなぜか特別な色とされていますね。

どのくらい街で見かけることになるのか、これからの季節、とても楽しみです。


17

2014/03

「色」としての登録商標

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このブログを書くことをはじめ、
仕事をするのに毎日パソコンを使用しますが、
パソコンの電源を入れるときに流れるメロディ、

毎日聞いていると馴染み深くなりますね。

画面の動きと一緒にメロディを口ずさんでみたり。

このメロディや、製品イメージを決定する「色」などを、
商標として登録できるよう特許庁の動きがあるようです。

ロゴマークなどは登録されて保護されていますが、
企業のブランド戦略として、欧米では既に行われているようで、
日本も追って法律を改正する方針とのこと。

対象の色や音が、企業の商品、
サービスなどに特有なものとして一般的に浸透して認められていれば、
商標として登録できるようになるようです。

街で銀行やコンビニエンスストアを探す時、
色を目当てに見渡して探していませんか?
色と企業のイメージが、密接なかかわりを持っていることは確かです。

企業のイメージ戦略の一環としての色の重要性が、
ますます高まっていくのはうれしい限りですね。


寒さの厳しかった冬も、
少しずつ春に近づいて、
なんとなく体を動かしたい気分になってきました。

コンビニエンスストアでおなじみのローソンでは、
アメリカで発祥したランニングイベントを、
千葉の稲毛海浜公園で開催し、参加者を募っています。

このイベント、2012年にアメリカで始まった、
カラーパウダー(コーンスターチを着色したもの)を全身にまとって5kmを走るもの。

順位を競うマラソンではなく、全身が色に染まるという、
日常にはない体験を楽しむのがイベントの目的だそうです。
既に世界各国で150回以上開催されていて、参加者は85万人以上にもなるのだとか。

1kmごとに「カラーステーション」が設置されていて、
そこでまかれるカラーパウダーで染まりながら、
ゴールするときには5色のパウダーに染められているのだそう。

それぞれの色をまとったときにどんな気持ちになるのか、

まさに「肌」で感じられる機会です。
私としては、どの色の区間でスピードが速くなった、
なんていう統計を取りたい気分。

ちなみに開催は4月です。


ソチオリンピックの興奮も冷めやらぬ昨今ですが、
みなさまはオリンピック、ごらんになりましたでしょうか。

冬季オリンピックの中でも、スピードや技術だけでなく、
「美しさ」を競うのが、フィギュアスケート。

日本勢は本当に残念な結果となりましたが、
メダル獲得の楽しみと共に、その衣装を興味深く見ておりました。

ソチのアイスリンクのブルー系の壁が、
演技を見ている間中バックになっているので、
衣装との色合いも考慮されるものなのでしょう。

氷上で映える色は青、という定説もありますが、
ショートプログラムで青のほぼ反対色の黄色系を持ってきた
キムヨナ選手のからし色も目立っていました。

フィギュアスケートの衣装は、曲と振り付けが決まった段階で、
選手と振付師、コーチの意見を取り入れ、
それぞれのイメージを色とシルエットでデザインに表現するのだそうです。

個人的に好きだったのは、フリーの演技の鈴木選手。
白にパステルカラーのお花の刺繍の衣装が、
氷の白と、バックのビビッドなブルーに映えてとても素敵でした。

今回、ショートプログラムで淡い紫の衣装で転倒してしまった浅田選手、
フリーではビビッドな衣装で高得点を出しました。

ちなみにやはり、赤い衣装を着ると選手の闘志が燃える、
なんていうことも、あるのでしょうか。
衣装の色と得点との統計を取ってみたら、どんな結果が出るのでしょうね。


24

2014/02

進化する照明「hue」

0:00:49 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

昨年末のブログで、
測色のできるアプリを話題にしましたが、
今回は、インターネットに接続して調色するLEDランプについてご紹介してみます。

このLEDランプを活用するには、
電球の他に無線器具が必要で、
この機器でインターネットを経由してランプの電源を入れたり消したりが可能です。

もちろんそれだけではなく、活用法の1つに、
パソコンに取り込んだ写真と同じ色を、LEDランプで出すことができるというものがあります。

夕焼けの写真なら暮れ行く空の色、落ちていく光の赤やオレンジが、
LEDランプの色となって発光するとのこと。

旅行などで長期留守にする際、夜になったらライトをともして防犯対策、
というのはタイマーを使用して既に行われているようですが、
時間によって光の色みを変える、などということも勿論可能。

先日ご紹介した、リラックスタイムと活動タイムとの
照明色の使い分けにも、大活躍です。

コンピュータと照明のつながり。目が離せません。


インテリアと照明の関係は、
たとえばリラックスしたいリビングルームのような空間には
暖かい光である白熱灯がよい、といわれていますが、
この照明の光、オフィスにも活用されていると聞きました。

九州大学の研究で、オレンジの光は自律神経をリラックスさせ、
白い光は脳の覚醒が高くなるのだそうです。

オフィスでは、柔軟な発想が求められる会議や企画を練るときなどは
オレンジの光が有効で、書類の作成など効率よく作業したいときは
白い光を用いるとよいとのこと。

照明によって気分が変わるので、
効率よく仕事がはかどるという意見がありました。

家庭では、効率が求められる仕事部屋や勉強部屋は
白い光を、家族団らんのリビングルームにはオレンジの光を、
という使いわけ。

以前は電球を取り替えないと実現しなかったのですが、
色が変えられるようになったLED照明では切り替えも簡単。

特に「多目的に使わざるをえない部屋」の多い我が家では、
LEDの技術は、非常にありがたいものになりそうです。


LED照明の進化によって、
色彩の世界にも大きな変化がもたらされました。
そのLEDの色光は、身近なところに活用されています。

たとえばあるコンビニエンスストアの
おにぎりやお弁当を照らす照明に、
オレンジ色のLEDが取り入れられています。

オレンジに照らされたお弁当やおにぎりは、
出来立てでおいしそうに見える効果があり、
売り上げが伸びているとのこと。

またスーパーマーケットの精肉売り場では、
赤いLEDランプが設置されていました。
精肉店での実験で、ショーケースの右と左で、
まったく同じ商品を並べ、一方を赤い光で照らしたところ、
赤い光のお肉は売切れてしまった、という結果を知りました。

赤い照明に照らされたお肉を購入した方は、
「新鮮に見えた」、とのこと。

個人的に疑問を感じていた、
赤く着色された鱈子やウインナー。
食品添加物は受け入れがたかったのですが、
照明でおいしそうに見えるなら、どんどん活用してほしいものです。


睡蓮の連作で知られるモネは、
光のもとに見えた色をそのまま描こうとする印象派に属する画家で、
その色の美しさから、「色彩の魔術師」と呼ばれています。

そのモネの作品展が、国立西洋美術館で開催されています。
国立西洋美術館の設立の母体となった「松方コレクション」には、
モネ作品がたくさん含まれていて、
その一部は、親日家であったモネから直接譲り受けたのだとか。

今回は、箱根のポーラ美術館との共同企画で、
2つの美術館の所蔵するモネ作品をいっぺんに鑑賞することができるというものです。
どちらも国内有数のモネを所有する美術館。

それぞれの「睡蓮」を並べて見ることができるという、
めったにないチャンスです。
印象派を代表する画家、モネは、同じ題材を、
時間や構図を変えて、その時々の光を捉えて表現した作品を残しています。

その色の豊かさ。光としての色の捕らえ方。
機会のある方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


石川県輪島市の千枚田は、
斜面に小さな田んぼが海岸に向かって並ぶ棚田です。

その田んぼの数が1000枚を超えることで「千枚田」と名付けられ、
夏場はその田が色づき、緑の幾何学模様と空や海の青さとのコントラストの美しさに観光名所となっているそうです。

2007年の能登半島地震の後、観光客が激減し、その町興しのために開催されたのが、
田んぼのあぜに沿って三万個のキャンドルを並べた「あせの万燈(あかり)」というイベントでした。

ところが、このイベントは、キャンドルの設置、点灯、とあまりにも手がかかる上に、
たった一日だけしか開催できないもの。

その期間を延長するために、地元の半導体の会社が、「ペットボタル」というLEDライトを開発したそうです。

その開発条件は、この時期の少ない日照を効率よく集めて充電できること、
キャンドルのように光が揺らめくこと、自動で点灯、消灯すること。

利益度外視で開発した結果、ペットボトルを細工し、エコにも配慮した新しいライトができたのだそうです。
その光を、ピンクから稲穂の実るイメージの黄色へと変化させるペットボタルは、毎年、観光客の増加をもたらしているのだとか。

光の開発は、色の世界にも、日々新しい変化をもたらしています。

色で人の心を動かすことができる。
嬉しい技術の発展です。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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