2014 / 04
今回は、夢の育て方について述べてみたいと思います。
夢というと、「ノーベル賞受賞!」「オリンピック金メダル!」
などの大きな目標が夢だと思っている方が多いと思います。
しかし、このような大きすぎる夢は誰にでも達成できるものではありません。
夢とは、このようなビッグな目標だけではないと思います。
このような大きな目標のみが夢だと考えるので、夢すら持つことができないのです。
まず、身近な目標を立ててみましょう。
たとえば、サラリーマンの場合、朝寝坊しない、きちんと挨拶をする。
このような小さな目標を一つずつクリアーすることで、一人前の社会人になれます。
次に、部下を持ちます。
部下の指導について、目標を立てます。
そして、これを達成していく過程で、理想の上司になれます。
そして、このように成長していくことで、社長が見えてきます。
ここではじめて「社長になる」という夢を持つことができます。
このように、夢は少しずつ育てていくものだと思います。

最近、学生の方や20代の方とお話しする機会がよくあります。
そこで、気になるのが、「夢がない」という点です。
確かに、昔は夢を持ちやすかったと思います。
私が子供のころは、まだ物が十分でなく、お金にも不自由していました。
だから、あれが欲しい、これが欲しいと常に考えていました。
これらのものを手に入れるために、みんな、大きな夢をもっていました。
しかし、今は、何でも安く手に入る時代です。
特に、お金持ちにならなくても、おいしいものを食べることができ、
少しアルバイトをすれば、欲しいものも手に入ります。
だから、夢を持つ必要がないというのも理解できます。
でも、一度きりの人生を生きるのだから、
やはり夢があった方が人生は絶対に楽しいと思います。
夢があるから、1日1日を大切にできるのです。
夢があるから、毎日を必死に生きることができるのです。

3月末に本社から徒歩5分のところに、
デザイン研究所を竣工することができました。
ここにデザイナーを集め、次世代の教材を製作していきます。
これまで、デザイン・撮影などの一部を外部に発注していましたが、
これでほとんどすべての過程で、自社スタッフによる製作となります。
これまで以上のスピード感で、すばらしい教材を提供していきたいと思います。

各種資格試験の合格者の撮影を3月16日(日)に終えることができました。
ご協力していただいた合格者の方にこの場を借りて、御礼申し上げます。
合格者の声の撮影は、我々スタッフとしても、また、講師にとっても一年で最もうれしい行事です。
以前、通学の講座を開講していた時には、合格者の方が次々と来校していただき、直接、合格の喜びを聞くことができました。
しかし、通信講座となると、そのようなことも少なくなりました。
だから、この合格者の撮影は、直接、合格者の生の声を聞ける貴重な機会なのです。
今年も合格者の方から喜びの声を聞くとともに、様々なご提案もいただきました。
それを踏まえて、よりよい教材の作成に邁進したいと考えています。
