2017 / 04
今回は、受講生の性格による合格分析です。
「あなたは意志が強いと思いますか?」という質問に対して、
「非常にそう思う」と答えた方の合格率が非常に高かったのが特徴的でした。
また、「受験勉強を開始した後、受験勉強には周囲の協力応援が必要だと思いましたか?」という質問に対して、
「思わなかった」と答えた方の合格率が非常に高かったのも特徴的でした。
これは、「自分の力で合格してやる。他人には頼らない」という方が合格しやすいことを示していると思います。
ただ、「受験勉強を実際に応援してくれた人はいますか?」という質問に対して、
「いた」と答えた方の合格率が非常に高かったのも事実です。
つまり、心構えとしては「自分の力で合格してやる」という気概が大切ですが、
実際には、家族、恋人などのサポートが有効であることを示しています。
なかなか奥が深いデータでした。

今回はいつ勉強していたかという勉強時間帯についての分析です。
一番合格しやすいのはなんと「昼」勉強している方でした。
大変意外な結果でした。
受講生のほとんどが社会人なので、通勤時間や昼食の時間、細切れ時間を
活用している方が合格しやすいのです。
反対に落ちやすい人は「深夜」に勉強している方です。
社会人の場合、ただでさえ昼間のお仕事で疲れているので、
さらに深夜まで勉強しても効果が上がらないことが実証されました。
同様に「夜」の勉強もあまりお勧めしません。
お勧めはまず、「昼」、次に、「朝」という結果でした。

前回は、通常の場合の勉強時間の分析でしたが、
今回は本試験直前の勉強時間です。
まず、びっくりしたのが、本試験直前にもそれまで同様の勉強時間しかやっていなかった方は
落ちているという事実でした。
本試験直前はがむしゃらに勉強すべき時です。
だから、長時間勉強している方が合格しているということがわかりました。
これも大変興味深い結果でした。
