令和3年度 中小企業診断士試験の解答速報・試験講評

2021/08/21

解答速報

経済学・経済政策

12345-1
5-26-16-278
910111213
1415161718
1920212223

ページトップへ戻る

財務・会計

12345
678910-1
10-211121314
1516171819
202122-122-223

ページトップへ戻る

試験講評

経済学・経済政策

令和3年度試験の経済学・経済政策は、例年通りに問題数は25問でした。
前年との大きな違いとしては、5肢の問題が25問中18問と大幅に増加したことです。(昨年は25問中1問)

内容としてはグラフを中心とした頻出論点が多く、論点が基本的であったため、選択肢を削りやすかった一方で、選択肢の正誤判定を正確に行うことを求められる問題が多く、解答を導き出しづらくなっており、上手くバランスが取られていた印象です。

また、ひっかけるような選択肢もあり、キーワードを正確に理解するという基本問題の精度だけでなく、読解力も試される問題もあり、高得点を狙いにくかったのではないでしょうか。

得点しておきたい問題としては、第3問(GDPに含まれるもの)、第5問(乗数効果)、第6問(IS-LM)、第7問(貨幣乗数)、第13問、第14問(どちらも需要、供給曲線)、第16問(予算制約線、無差別曲線)、第17問(上級財と下級財)、第19問(独占企業の利潤最大化)、第21問(公共財と私的財)、第23問(自由貿易と余剰分析)となります。

また、基本的な内容であったものの、選択肢にひっかかりやすいと思われるのが、問8(金融政策)、問20(余剰分析)、問22(労働市場)でした。

そして、学習の優先度が高くないと思われるのは問9と問12でしたので、他の問題に時間を費やすことが得策であったと思います。

ページトップへ戻る

財務・会計

令和3年度試験の財務・会計の設問数は、例年通り25問で、全て4肢問題でした。
難易度としては、会計知識の問題では、細かいものが多く対応が難しかったと思われましたが、計算問題では、ある程度概念を理解していれば解けるものが多かった印象です。
前年同様ですが、簿記の知識を多く問われる傾向が続いています。

今年度の試験では、計算問題の正答率が得点率を大きく左右する年だったと言えます。
そのため、解答の判断が難しいものは、2択まで絞り込みどちらかに決める、知らない問題であれば、違うであろうと思われるものを省いてすぐに答えるなどして、計算問題の時間を確保することが重要でした。

取りたい問題としては、第1問(売上割引)、第3問(除却の損益計算)、第7問、(原価計算)、第9問(CFの増加要因)、第10問(経営指標)、第12問(損益分岐点分析)、第13問(入出金仕訳)、第14問(内部金融と外部金融)、第15問(WACC計算) 、第18問(タックスシールド)、第19問(NPVとIRRによる投資判断)、第22問(企業価値評価)、第23問(オプション)でした。

また、難問とは言えないまでも正確な理解が問われる問題としては、第8問(差異分析)、第16問(株主還元)、第20問(証券投資のポートフォリオ理論)でした。

そして、優先度が低いと思われるのは、知識として細かい第5問、計算問題の中でもっとも難しかった第21問です。前半部分にてこのような細かい知識が必要なものが出た際は、他の問題に取り掛かることもとても大切です。

読解力や詳細な理解が問われる問題も一定数あり、決して易しいとは言えない試験だったと言えるでしょう。

ページトップへ戻る

最後に

2科目を通じて、過去問題の頻出問題が多く出題されており、過去問題の演習がとても重要であることを再認識した内容でした。

皆様の合格を心より、祈願しております。

ページトップへ戻る