通信講座を選ぶとき、いちばん判断しにくいのは値段ではありません。テキストが自分に読みやすいか、講師の話し方が耳に入ってくるか、アプリが手になじむか。どれも使ってみないと分からないのに、使えるようになるのは払ったあとです。
そのため「合わなかったらどうしよう」の一点で手が止まります。口コミを読んでも、書いた人と自分とでは、つまずく場所も読む速さも違います。
フォーサイトの証券外務員講座は、申し込む前に確かめられる範囲を公開しています。登録も費用もなく今すぐ見られるものと、無料の申し込みをすれば試せるものがあり、それぞれ分かることが違います。
このページでは、無料で確かめられるものを3つの層に分けて、どこで開けるか、開いたら何を見るか、そして何は確かめられないかまで整理します。読み終えたときには、その場で1本目を開くところまで進めます。
申し込む前に確かめられるものは、3つの層に分かれている
「登録なしで今すぐ」と「無料の申し込みが要る」を分けて考える
フォーサイトの証券外務員講座で確かめられるものは、手続きの重さで3つの層に分かれています。同じ無料でも、ブラウザで開くだけのものと、申し込みフォームに入力するものとでは、試すまでの心理的な距離がまるで違います。まとめて並べてしまうと、どこから手をつければよいのかが見えなくなります。
第1層は、登録も費用も要らず今すぐ見られるものです。体験講義、通常回のサンプル講義、テキストと問題集のサンプル、講師の挨拶動画がここに入ります。第2層は、無料の体験学習に申し込むと試せるものです。各種パンフレットと、14日間のeラーニング無料試用版が届きます。第3層は、受講を申し込んだあとに使えるもの、つまり全講義と全教材、そして質問サポートです。
まず第1層を開いて、それでも判断がつかないところだけ第2層へ進む。この順番なら、入力の手間をかける前に大半のことが分かります。

層が上がると、読んで分かることから、操作して分かることに変わる
層が上がるほど、確かめられることの種類が変わります。講義の話し方やテキストの図表の量は、見れば分かります。一方で、通勤中に音声だけで内容を追えるか、5分空いたときに確認テストを1本終えられるかは、自分の端末で触ってみるまで分かりません。
第1層は、内容と相性を見る層です。第2層はそれに加えて、操作感と、自分の生活への収まり具合を見る層になります。ですから第1層の時点で「講師の説明が頭に入ってこない」と感じたなら、その時点で判断がついたことになります。何を確かめたいかによって、どこまで進めばよいかが決まります。
体験講義12本で、難所の説明を登録なしに確かめる
計算問題と法令・諸規則の要点を、テキスト画面を使いながら解説している
第1層でいちばん情報量が多いのが、無料で公開している体験講義です。証券外務員講座の講義のうち12回分を、そのまま視聴できます。
講義がどう進むかは、1本見れば分かります。ここで公開しているのは要約や抜粋ではなく1回ぶんの講義で、実際のテキスト画面を使いながら解説が進みます。
扱っているのは、委託保証金の計算、追加保証金(追証)の計算、オプション取引の計算と投資計算、債券の利回り計算といった計算分野と、金融商品取引法の目的と有価証券、金融商品取引業と外務員制度、協会員が守るべき規則、外務員に求められる倫理観、IOSCOの行為規範原則、企業分析の方法といった法令・諸規則・倫理・分析の分野です。証券外務員試験で手が止まりやすい論点が中心なので、自分にとって難しい範囲をこの講座がどう説明するかを、そのまま確認できます。

迷ったら、計算の回を1本見る
どれから見るか決められないときは、計算分野から1本選んでください。
用語の説明は誰が話してもある程度は似た形になりますが、計算は手順の示し方に差が出ます。式のどこを先に埋めるのか、なぜその順番なのかまで話すかどうかで、腑に落ちるまでの時間が変わります。
たとえば債券の利回り計算の回では、4つの利回りを1つの式で処理する考え方が出てきます。覚える量を減らすための整理が、自分に届くかどうか。ここが相性の判断になります。1本見れば、残りを見る価値があるかどうかも自然に決まります。
テキストと問題集のサンプルは、PDFで公開している
申し込みも入力も要らない
テキストと問題集は、それぞれサンプルをPDFで公開しています。テキスト・問題集のページに置いてあるので、その場で開けます。申し込みも、メールアドレスの入力も要りません。
教材が自分に読みやすいかどうかは、実物を開けば一目で分かります。ページの密度、図表の割合、色の使い方は、開いた瞬間に伝わります。テキストはフルカラー、問題集はモノクロです。「フルカラー」という言葉が自分にとって意味を持つかどうかは、ここで判断できます。
開いたら、どこを見るか
サンプルを開いたときに見ておきたいのは、色の使い分け、図表の量、そして解説の書き方です。どれも、学習が進んだあとの読み返しやすさに直結します。最初の数ページの見た目の印象だけでは分かりません。
色が装飾ではなく情報の区別に使われているか。文章で説明すると長くなる関係が図表になっているか。問題集は答えだけでなく、なぜその選択肢が誤りなのかまで書かれているか。証券外務員試験は出題範囲が広いぶん、あとから該当箇所を探し直す場面が何度も来ます。そのときに目当ての箇所へすぐ戻れるかどうかが、学習の速さを左右します。
ここを見ておけば、受講後に教材が届いたときの印象とのずれが小さくなります。なぜこの作りになっているのかまで知りたい場合は、教材の設計で説明しています。
サンプル講義では、通常回の進み方が見える
体験講義とサンプル講義は、選んでいる回が違う
講義には、体験講義とは別に、通常回のサンプル講義も公開されています。講義動画のページで視聴できます。
どちらもカリキュラムの中の講義で、作りは変わりません。違うのは、どの回を選んでいるかです。体験講義は、手が止まりやすい論点の回を12本そろえています。サンプル講義のほうは、日常的な回が1本です。取り上げているのは「発行市場と流通市場」の回で、株式や債券が新たに発行される市場と、発行後に売買される市場を扱う、基礎にあたる内容です。
難所での説明の丁寧さは体験講義で、通常回のテンポはサンプル講義で確かめられます。両方を見ておくと、受講中の時間の流れが具体的に想像できます。
講義を担当するのは一人。だから先に確かめる意味がある
証券外務員講座の講義は、伊藤亮太講師が担当しています。担当が一人ということは、最後までこの話し方で進むということです。途中で交代しないぶん、合うかどうかを先に確かめておく価値があります。
講師紹介のページには、挨拶動画と経歴、講義に対する考え方が載っています。慶應義塾大学大学院商学研究科で経営学・会計学を専攻し、投資信託や株式の販売、FX事業の立ち上げ、投資顧問会社の設立、投資銀行業務などに携わってきた経歴があり、講義でも実務で使える形の理解を重視しています。
講義動画と挨拶動画、そして講義に対する考え方まで見ておけば、受講中の時間がどんな時間になるかは、おおよそつかめます。
無料の体験学習に申し込めば、14日間ManaBunを自分の端末で触れる
申し込みは1分。届くのはパンフレットと、14日間のeラーニング無料試用版
第2層にあたるのが、無料の体験学習です。費用はかからず、申し込みは1分で終わります。
ここまでの素材は「見る」ものでしたが、eラーニングだけは自分で操作しないと分かりません。画面の見やすさも、指の動かしやすさも、他人の感想では置き換えられないためです。
申し込むと、各種パンフレットと、14日間のeラーニング無料試用版が利用できます(試用版では一部の機能が制限されています)。申し込み後はオンラインですぐに確認でき、15時までの申し込みであれば当日中に発送されます。講義動画・フルカラーテキスト・確認テストという学習の中心になる部分を、自分のスマートフォンやパソコンで一度通してみられます。
試用版で確かめるのは、機能ではなく、自分の生活に収まるかどうか
試用版を触るときは、機能を全部試そうとしないほうが早く判断できます。機能の一覧は読めば分かりますが、読んでも分からないのは自分の生活での使い勝手だからです。
確かめる価値があるのは、通勤で使う端末と回線で講義がひっかからずに再生できるか、音声だけで内容を追えるか、5分空いたときに確認テストを1本終えられるか、寝る前にスマートフォンでデジタルテキストを開いて文字の大きさが苦にならないか。このあたりが問題なければ、学習が続く条件のうち大きな部分は確認できたことになります。
ManaBunには、このほかに学習スケジュール、合格カード、用語集といった機能があります。一覧と使い方はeラーニング ManaBun、通勤時間や待ち時間での使い方は働きながらの学習で扱っています。
体験では確かめられないこと
試せないものを先に挙げる
無料で確かめられる範囲には限りがあります。試せないものもあるので、先に挙げておきます。
確かめられないのは、質問サポートの実際のやりとり、確認テストや模擬試験の全体、そして演習ノートなどの副教材の書き心地です。期待と実物がずれると、困るのは受講する側なので、ここは曖昧にしません。
証券外務員講座の体験学習では、紙のサンプル教材は届きません。届くのは各種パンフレットと、14日間のeラーニング無料試用版です。テキストと問題集のサンプルは、申し込みをしなくてもテキスト・問題集のページからPDFで開けます。紙の質感を手で確かめてから決めたい場合、その確認は受講後になります。
試せない部分は、仕様が公開されている
試せないものについては、内容と条件を先に読める形にしてあります。
質問は、ManaBunの専用フォームから24時間365日送ることができ、専任講師とフォーサイトで証券外務員試験に合格したスタッフが回答します。無料で質問できる回数には上限があり、超過分は1回につき500円(税込)です。条件は質問サポートにまとめてあります。
教材はテキスト・問題集・模擬試験で、副教材として受講ガイド、戦略立案編、合格必勝編、演習ノートが付きます。デジタルプランは教材をすべてManaBunで提供するため、紙で届くのは受講ガイドのみで、書き込み用の演習ノートは付きません。何がどのプランで手元に来るかは受講料・お申し込みで確認できます。
試せない領域は、読んで判断する領域だと考えてください。
30分で、ひととおり確かめる順番
同じ論点を、講義とテキストの両方で見る
素材をばらばらに見るより、同じ論点を講義とテキストで突き合わせたほうが、判断は正確になります。
講義とテキストは役割が違うので、片方だけを見ても、両方をどう使うことになるのかが分かりません。実際の学習では、講義で流れをつかんでテキストで確認し、確認テストで抜けを埋める、という往復が最後まで続きます。その往復が自分に合うかどうかを見ます。
体験講義から、計算の回を1本見る
手順の示し方に差が出る分野なので、説明が自分に届くかどうかが判断しやすくなります。委託保証金の計算や債券の利回り計算あたりが分かりやすい入口です。
テキストのサンプルを開き、同じ分野の説明の書き方を見る
講義で聞いた内容が、誌面ではどう整理されているかを見ます。図表で示されているか、色で重要度が分かるかを、ここで確かめます。
問題集のサンプルで、解説がどこまで書かれているかを見る
正解の根拠だけでなく、誤りの選択肢がなぜ誤りなのかまで書かれているかを見ます。独学との差が出るのは、この解説の厚みです。
無料の体験学習に申し込み、eラーニング無料試用版を自分の端末で開く
再生、音声、確認テスト、文字の大きさを順に触ります。ここまで来れば、教材と講義に加えてアプリまで確認できたことになります。
フォーサイトの講義は1コマ15分以内なので、講義を1本見てサンプルを2つ開いても30分ほどです。最後の申し込みも1分で終わります。この順で見ておくと、講義は分かりやすいのにテキストが読みにくい、といった食い違いにも気づけます。
最後まで進むかどうかは、その手前で決まる
講義とサンプルを見た時点で違和感があったなら、体験学習の申し込みまで進む必要はありません。教材と講義が合わないまま操作性だけを確かめても、判断は変わらないからです。
逆に、そこまでで問題がなく、残る不安が「続けられるかどうか」だけになっているなら、試用版で見るのは、先ほど挙げた再生・音声・確認テスト・文字の大きさだけで足ります。ひととおり触って引っかかりがなければ、あとは申し込んで始めるだけです。
まとめ・よくある質問
証券外務員講座は、申し込む前に中身を確かめられる範囲が公開されています。登録も費用も要らずに見られるのは、体験講義12本、通常回のサンプル講義、テキストと問題集のサンプル、そして講師の挨拶動画です。
無料の体験学習に申し込めば、各種パンフレットと14日間のeラーニング無料試用版が加わり、自分の端末での使い勝手まで見られます。一方で、質問サポートのやりとりや紙の副教材の書き心地は試せません。その部分は仕様が公開されているので、読んで判断することになります。
同じ論点を講義とテキストで突き合わせる順番で見ていけば、講義1本とサンプル2つで30分ほど、自分に合うかどうかの見当がつきます。まずは体験講義を1本、開いてみてください。
あわせて読みたい:体験講義/テキスト・問題集/eラーニング ManaBun/受講料・お申し込み
試せます。体験講義12本、通常回のサンプル講義、テキストと問題集のサンプルは、登録も費用もなくその場で見られます。さらに無料の体験学習に申し込むと、各種パンフレットと14日間のeラーニング無料試用版が利用できます(試用版では一部の機能が制限されています)。
証券外務員講座の体験学習で届くのは、各種パンフレットと14日間のeラーニング無料試用版です。テキストと問題集のサンプルは、申し込みをしなくてもテキスト・問題集のページからPDFで開けます。
講義動画、デジタルテキスト、確認テストといった学習の中心になる部分を、自分のスマートフォンやパソコンで試せます。期間は14日間で、試用版では一部の機能が制限されています。機能の全体像はeラーニング ManaBunで確認できます。
判断する点は、紙の教材が必要かどうかです。一種+二種スピード合格講座(14,800円)と二種スピード合格講座(9,800円)は紙の教材が届きます。デジタルプラン(一種+二種)(9,800円)とデジタルプラン(二種)(7,980円)は、教材をすべてManaBunで提供します(いずれも税込・2027年試験対策)。ManaBunの機能と講義の内容は、どちらのプランでも同じです。

サンプルを開くときは、すでに知っている論点ではなく、まだ知らない論点のページを選んでみてください。分かる内容はどの教材でも読めてしまうので、相性は「分からないことをどう説明されるか」でしか測れません。あわせて、同じ範囲を講義でも聞いてみてください。誌面のどこを補うつもりで話しているのかが見えてきます。教材と講義は一組で使うものですから、片方だけで判断すると、実際の学習とは違う印象になってしまいます。