通関士の勉強に成功した理由は関税六法と通関実務の過去問かな?
【通関士】
2016年(平成28年度)合格
- 勉強期間
- 8ヶ月間(2月〜)
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 無職
- 年代
- 20代
- 性別
- 女性
前職で海外への貨物の出荷業務に関わることがあったので、INVOICEやインコタームズ等、貿易実務関連の知識が少しありましたが、実際に通関士試験の勉強を開始すると、思っていたよりももっと専門的な内容で、「大丈夫かな!?」と焦ったのをよく覚えています。
仕事を辞めていたので、ある意味勉強しようと思えば何時間でもできる状態でしたので、
逆に「まだ時間あるし。。」となってしまわないよう、
やる気がなくてもとにかくテキストを持って、図書館かカフェに週末以外は毎日行くようにしていました。
私にとって、図書館は静かで、また周りに勉強している人がたくさんいて刺激を受けながらしっかりと勉強できる場所でした。
ただ、その状況が逆にストレスになってしまうこともよくあり、その時は息抜きもかねてカフェでコーヒーや甘いものを食べながら、リラックスして学習しました。
学習期間を振り返ってやってよかったなと思うことは、関税六法を読んだことです。
図書館で学習する際は、関税六法を準備してテキストに法令の記載があれば関税六法で引いて読んでいました。
関税六法で関連の条文を読むことで、テキストの内容がすっと理解できることがよくありました。また
前後の条文を読むことで、なぜこういうルールがあるのかといったことがわかることもありましたので良かったと思います。
もう一つは、最後の1か月は、通関実務の過去問を解くことに使ったこと。
一番得点率が低く、苦手意識も強かったので、とにかく何度も問題を解きました。
そのおかげで関税率表も頭に入ったように思います。
勉強している時には、ほかの教材も併せて使ったほうがいいのかと不安に思うことも正直ありましたが、
結局シンプルに本テキストと問題集を繰り返し勉強することで、合格するに足りる知識がつきました。
通関士試験のために勉強した6か月間、振り返るとやはり合格までのショートカットは無く、とにかく地道に時間をかけて勉強し覚えていくしかないと感じました。
6か月間、必死に勉強して良かったと思っています。