9月は複数の通関士模試を申し込み基礎問題を重点的に復習

性別男性
年代40代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア兵庫県
勉強時間1000時間
勉強期間10ヶ月間(12月〜)
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問,模試
商品テキスト,問題集,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
試験科目通関実務
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
今回、初めての受験でしたが、何から手を付けたら良いのか全く分からなかったので、基礎力重視のフォーサイトを選びました。



1.序盤(2~4月、一気の集中)

 とにかく、講座の聴講と1問1答の過去問を繰り返しました。間違ったポイントのマーキングと必要な解説を追記して、テキストを自分なりに充実したことが、最終段階の復習でもバイブルとなって非常に役立ちました。

2.中盤(5~8月、少し中だるみ)

 GWに過去3年分の試験問題を同じタイムテーブルで取り組みました。1問1答で正解した問題が、思いのほか間違っていることに重要性を感じず、少し放置してしまいました。また、第52回(2018年)が合格ラインに到達してしまい、このままいけば何とかなると勘違いしてしまいました。

 ところが、8月に他社の全国模試を受験した際、本番形式の問題で何となくもやもやした自信のない回答が続き、通関実務で計算間違いことでパニック状態となり、総合判定はE評価。目の前が真っ暗になりました。

3.終盤(9月、最後の追い込みと復習)

 本番形式の問題慣れが必要と思い、複数の模試を急遽申し込み、間違ったポイントを集中的に復習しました。この時、序盤に充実させたテキストが「基礎知識」、模試で新しく出てきた部分を「応用知識」と仕分けして、必要以上に細かいと思った「応用知識」は捨てて、それ以外に注力することにしました。

 結果的に、本番形式の問題と基礎知識を密接にリンクさせて理解することができ、その流れで応用知識の活かし方(=応用力)が身についたと思います。

4.その他

 8月下旬から9月にかけて、道場破りの質問を有効に使えたと思います。時々、細かい質問もしましたが、そういう場合は事務局回答がやんわりとその旨を伝えてくれて、知識の仕分けに役立ちました。また、原産地認定の考え方は、何回も質問しましたが、事務局から根気強く丁寧に回答があり本番に大変役立ちました。

 質問枠は、学習の終盤にフル活用することをお勧めします。

5.最後に

 フォーサイトのテキストを最初に見たとき、「これだけで1年間勉強するの?少なくない?」と正直思いましたが、私のような初回受験者には十分な質と量だと思います。これに、通関実務の問題慣れのため他の問題集を付け加える、模試を受けて問題慣れする、等々は各個人のアレンジだと思いますが、基礎がグラグラになると、その上に何を足しても安定しません。(これは8月時点で実感したものです)
0おめでとう

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