通関士のテキストと過去問を10周、模試を3周しました

性別男性
年代30代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア大阪府
勉強時間200時間
勉強期間5ヶ月間(5月〜)
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問
商品テキスト
受験回数2回目
試験科目通関実務
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
ステップ① とにかくがむしゃらに!



 知識ほぼゼロの状態からのスタートだったので、こんな膨大な量を覚えられるのかとても不安でした。まずはテキストをパラパラめくり、どんな内容なのか、どのくらいの量なのかをざっと確認したところ、やはり多い…これに尽きました。しかし一度資格を取ると決めた以上諦めるわけにもいかないので、効率的な勉強方法なんて無視、とにかくがむしゃらに勉強を開始しました。開始した時点で既に試験日まで半年を過ぎていたので、私がまず念頭に置いたのは勉強時間の確保です。平日2時間以上、休日5時間以上を目標にしました。初めのうちは平日2時間なんて気力が持たないと思っていましたが、続けていくうちそれが当たり前になり、割と早めに慣れることができました。絶対に合格するという目標を掲げること、そして学習を終えた後に自分へのご褒美を用意すること、これが私の勉強に対する原動力になっていたと思います。





ステップ② 何度も何度も繰り返す!



 知識の定着、これがなかなか難しかったです。人間一度覚えたことは忘れない…嘘です。覚えるべき知識量が膨大なので、新しい知識が積み重なることでせっかく覚えた知識は下に埋まっていき、やがて消えます。私はこの学習期間中に何度もそれを経験しました。忘れないためには反復学習が必須です。テキスト、過去問、再現・模擬試験それぞれ可能な限り繰り返し学習しました。気が付くと試験日前日にはテキスト10周、過去問10周、再現・模擬試験3周していました。ただそれでも足りないと思うくらい、通関士試験は甘くなかったです。





ステップ③ 申告書問題に慣れる!



 通関士試験で一番難しいのは言われている通り、通関実務の輸出入申告書問題です。通関士試験の全知識が必要とされる、言わばラスボスと言えます。問題を見てまず圧倒されるのは問題文の長さとページ数です。別紙資料を合わせると10枚近くになる場合もあります。講義で神田先生が仰られた通り、問題文の冒頭部分は毎回ほぼ同内容なので読み飛ばせる部分は読み飛ばし、後半の品目分類に関する留意点、加算、減算の情報を素早く読み解けるよう回数を重ねました。過去問を見る限り毎年違った角度からの出題で受験者を苦しめている印象だったので、とにかく様々なバリエーションの問題を解き、応用力を身につけることに注力しました。また申告書問題は時間をかけないと解けない問題なので、私は模擬試験、再現問題、本試験ともに一番最後に解くようにしました。



 以上。

 今回、知識のない真っ白な状態の自分が合格できたのは、試験合格に必要な知識に絞り、反復練習に適したフォーサイトの教材のお陰でした。

 そして今回の学習を通して感じたことは、「合格に近道はない」ということです。まずは勉強時間を確保し、ひたすら机に向かう。これが合格するための極意なのだと思います。



神田先生、並びにフォーサイトのスタッフの皆様、この度は本当にお世話になりました。
3おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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