5分でも隙間時間があれば通関士の学習
【通関士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 10ヶ月間(12月〜)
- 受験回数
- 2回目
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
( 男性 / 40代 / 会社員 )
私は44歳のサラリーマンです。
二度目の受験で合格することができました。
海運会社に勤務しておりますので、通関士の資格に関しては以前から知っておりました。
今後のキャリアアップのために通関士の資格を取りたいと思いました。
私の学習方法がこれから受講される皆様の参考になれば幸いです。
◆勉強期間
2019年1月から勉強を開始しました。
1月~10月9日の試験日までの約9ヶ月間勉強に取り組みました。
◆1日の勉強時間
1月~4月:
平日1日約2時間。土日はそれぞれ約2時間。
時間帯は電車通勤時の往路で30分、復路で30分
昼休みで30分、帰宅後30分です。
土日は自宅で2時間です。
最初から全力ですと息切れしてしまうと考え、無理なくできるスケジュールを組みました。
内容:関税法等と通関業法のテキストの黙読、問題集、講義視聴。
この間で関税法等、通関業法のテキストの黙読、問題集は3回終了させております。
5月~7月
平日1日約2時間。土日はそれぞれ約3時間。
平日の時間配分は変わりません。
土日は1時間増やしそれぞれ約3時間。
内容:関税法等の問題集、通関実務のテキストの黙読、問題集。
平日の通勤時間には特に関税品目集の繰り返しの黙読及び、関税品目問題集の繰り返しを重点的に
行いました。
関税品目に関しては品物がどの分類になるか覚えるものです。単純作業で人によっては苦痛な分野かも知れません。私もなかなか実が入りませんでしたが、覚えたら覚えるだけ点数となりますので、
何とか頑張りました。覚え始めると少しは楽しくなってくるはずです。
土日は実務の評価問題、輸出入申告書の作成の
問題集と中心に行いました。
8月~10月
平日1日約3時間。土日はそれぞれ5~8時間
時間帯は電車通勤時の往路で30分、復路で30分
昼休みで30分、帰宅後90分です。
土日は自宅と図書館で5~8時間です。
内容:関税法等、通関業法、通関実務の教科書の
再読。全科目の問題集をまんべんなく繰り返し
行いました。苦手分野である実務に関しては平日
の帰宅後にも行いました。
過去問、模擬試験も行います。問題集は全科目5回以上行いました。過去問、模擬試験に関しては3回行いました。
合否のポイント
1:苦手分野の把握
苦手分野を早く把握して、繰り返し問題集を行うこと。私は前年の試験で実務が苦手である事が既に分かっておりました。そのため実務の学習に時間を費やす事を心得ました。
今から考えるともう少し早く始めても良かったかなと思っております。
2:問題集を早めに行う
テキストをざっと読んだら、直ぐに問題集に進むべきです。テキストだけではなかなか頭に入りません。問題集で間違えた所をテキストで見直すという方法を繰り返すのが効果的です。
3:隙間時間の確保
講義でもありましたが、まとまった時間に学習するだけが学習ではありません。
いかに隙間時間を見つけ、学習をするかです。
生活、仕事で空く5分も逃しませんでした。
8月からは遊びに行くのにも、問題集を持参しておりました。
また、道場破りの問題は大変有効だったと思います。書面に対してマンネリを覚えた頃にやりますと、書面とは違う刺激があります。隙間時間には最適だと思いますし、他社にはない非常に優れたツールでした。
フォーサイトさんに関して
1:他社の教材と比較して広告通り、教科書に厚みがありません!
不安を感じましたが、内容は十分だと思います。
カラーで見やすく、要点を上手く捉えていると思います。何度も読む中で非常に理解が深まって行くと思います。
2:模擬試験の内容が本番試験で何問かどんぴしゃでありました!
3:先程記述したように道場破りというオリジナルツールは大変優れているかと思います。
また、道場破りでは本番までの学習計画を立てる事やその時間帯でフォーサイトさんの生徒さんが何人学習をしているかが表示され、モチベーションを保つのに役立ちます。
4:質問に関しても丁寧かつ迅速に対応いただきました。
また学習内容以外の相談にものっていただきました。
試験後から合格発表までの気持ちの持ち方のアドバイスも個別にいただき、精神的に救われました。
合格することができ神田講師、スタッフの皆様に本当に感謝申し上げます。
通関士試験は貿易関係で唯一の国家試験です。
合格後の景色は格別ですし、社内でも評価が変わりました。
なにより達成感がすごいです。
僕が合格できたから皆さんも絶対に合格できます。
絶対にあきらめないで下さい。