7月頃から通関士の過去問を中心に試験問題に取り組む

【通関士】 2019年(平成31年度)合格
勉強期間
9ヶ月間(1月〜)
受験回数
初学者(1回目)
職業
正社員(サラリーマン)
年代
20代
性別
男性
今年通関士試験を一発で合格しました。

きっかけは今年転職で通関業社に就職をし、縁があり通関部に配属されました。年齢的にもなるべく早いうちに通関士の資格が必要だと思いフォーサイトの通信教育を利用しました。



◇フォーサイトを選んだ理由

ズバリ映像授業の有無でした。

自分にとって通信教育を選択して資格試験を進めるうえで一番の障害になると考えたのは自分自身で学習を進めることができるどうかでした。映像授業はスマホで見ることができるので、通勤時間に耳だけ傾けて学習できました。隙間時間にも何度も同じ個所を反復することで知識の定着につながったと思います。

また習慣をものにしてしまえばいつでも勉強するきっかけを作ることができます。

最後には映像授業に頼らず学習をできるようになりましたが、勉強の始めた頃に特に強い味方になりました。



◇勉強方法

試験勉強は3月から開始したので実質7か月程でした。

4月ごろまでに記憶に時間のかかる関税法の問題集を一周しました。

5月ごろ通関実務の試験勉強を開始

7月ごろから過去問を中心に試験問題に取り組む

8月末に他社で模試を受けて、今まで持っていた根拠のない自信が崩れ去り、

9月は新しいことは始めずに今までやってきたテキスト、問題集の反復に取り組みました。

なれない法律用語になかなか勉強が進まないながらも継続することを念頭に進めました

次第に試験問題が定着していきます。

フォーサイトのテキストは簡潔にまとめられ、カラーもあるので学習を進めやすかったです。余白も多いので自分で必要だと思うところはどんどん書き込みをして追加していきました。税額の計算、課税価格の計算には不安があったため市販の教材も追加しました。



当初は自宅での勉強も試みましたが、誘惑や、家族に気を遣わせてしまうことがあり、とにかく家の外で集中できる環境づくりができる場所を探しました。

週末は図書館を利用しました。地域ごとに自習室の作り、開館時間時間も異なるので自分のスタイルに合った図書館探しも重要でした遅いところだと19時まで開館しているところもありよく利用しました。仕事帰りや図書館から帰ってきた後はマクドナルドでできるだけ2階が静かな店舗を探して利用しました。



◇2019年の試験問題

通関実務では輸入計算では各項目への個別算入となり、芋づる式に答えを間違えてしまうことがなく、全体の計算問題も難易度が若干下がっていたと感じました。

逆に通関業法、関税法では過去問にない新傾向問題が出題されましたより基礎的な関税法等の理解が必要だと思います。関税定率法の各法律の違い、課税価格の決定の原則は早めにマスターしておいたほうが良いと思います。

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