合格者と講師との対談を動画で見る！：3ヶ月の苦労の後、理解できた！私の学習法とは？｜通関士

去年、宅建の勉強をしていたところ、会社のコンサルタントの方に、次は通関士の資格を取得してみてはどうかと言われていました。通関士の資格があれば、会社の業務範囲を広げられるので、役立つと言われたのです。
宅建には合格でき、2年連続で勉強するのはつらいかとも思ったのですが、軽い気持ちで勉強をはじめました。

宅建は訓練センターのような教室に通って勉強したのですが、通関士は通える範囲に学校がありませんでした。ただ、基礎知識がないので独学は難しそうで、煮詰まってしまうと思い、映像で先生が説明してくれる通信講座なら良いかと考えました。
フォーサイトは通信講座を比較検討しているときに知り、テキストの表紙が絵画で好印象だったのと、一問一答式の問題が充実していたので、受講を決めました。

最初はテキストの量に比べて講義がちょっと短いかと思ったのですが、後から内容が理解できるようになってみたら、講義では要点だけを言っているので、時間数もちょうど良かったです。
講義DVDは、まず全体を通して見て、2回目は先生がどこに重点を置いて話しているかを気にしながら、3回目は部分的に再生して見ました。

全体的に難しかったです。通関士は言葉が独特で馴染みがなかったので、承認と許可の違いなど、用語の言い回しに苦労しました。
挫折しそうにもなりましたが、今まで勉強したことが無駄になるのが悔しくて、絶対に今年で受かってやろうという気持ちで、来年はないぞと自分に言い聞かせて勉強を続けました。問題集を解いていても、最初、2～3回目まではなかなか正解できなかったのですが、勉強をはじめて3ヶ月くらい経ったとこで、ぱっと全体像がつながって見えてからは理解が早かったです。

勉強を始めたのは5月の半ばでした。テキストと講義DVDは全部で2～3回、問題集は6～7回繰り返しました。
平日は、仕事が終わってから会社に残ってデスクで勉強したり、気分を変えてどこかに寄ったり、1日2時間くらいでした。週ごと、月ごとの目標を設定していたので、それに達していなかったら、土日に時間を増やして勉強して、計画に追いつくというやり方でした。

試験を受けた直後の自己採点では、1教科だけ合格ラインに達していないと思われました。そのため、自分も周りの人たちも諦めていたのです。でも、合格証書が届いたので、最初は信じられませんでした。周りの人たちもすごく驚いていました。嬉しかったです。
私が通関士の資格を取得したことで、会社としても新しい業務分野を加えられ、通関関連業者を取引先として開拓できるようになりました。私個人も仕事の幅がとても広がりました。

勉強はすごく大変で、範囲も広くて、途中でくじけそうになると思います。でも合格したときの喜びは大きく、周りも喜んでくれるので、みなさんもめげずにコツコツと勉強を頑張ってください。