仕事をしながら200時間でスピード合格!合格ラインを目指す勉強法。
公務員として働く小椋さんは、以前メーカーの海外営業をされていた時の経験を形にしたいと考え、通関士の取得を目指しました。通勤時間に講義を聞くなど、隙間時間を活用して200時間という短時間で見事合格!問題演習を中心とした学習法など、合格の秘訣を伺いました。
学習期間、かかった時間はどれぐらいでしたか?
約半年で200時間学習しました。
4月から始めて、少し忙しい時期があったので、1か月位勉強できなかった時期もあったんですが、約半年勉強しました。
学習時間はトータルで200時間位かなと思っています。
最初の目標として平日で1時間、休日で4時間くらい取れればいいなと思ってやっていたんですが…なかなか怠け癖がとれなかったり、勉強できない期間があったりで最終的に200時間位だったというところですね。
200時間という短時間で合格できた秘訣はありますか?
問題演習中心の勉強法が効果的だったと思います。
やはり問題中心に学習したことかなと思います。
極論を言えば試験で6割取れていれば何でもいいわけなので、あんまり細かい論点に気にせず問題をこなしていくことを中心にやっていた結果かなと思います。
テキストや問題集は一般的な使い方をしたのかなと思います。さらっと講義を聞いて、少しテキストを読んだ後に問題演習中心でやっていくと。そして間違えたところだけもう一度テキストを読み直していました。
フォーサイトさんの問題集は大変使いやすかったですね。一番いいなと思ったのは、問題集の中の余白が非常に大きくて、答えの解説以外にも他の関連する事柄とかを書き込んで使うことができた点です。
理解がリンクしていったというか、隙間が多く空いていることでカスタマイズしやすかったと思います。
教材の中で「蓄積した結果が目に見えるので最後自信につながる」というようなことが書かれていて、まさしくその通りでした。試験直前に、積みあげてあるノートを見て「ああこれだけやってきたんだなあ」という達成感が目に見えたのは、非常に勇気につながったかなと思います。
仕事をしながら勉強時間を確保する工夫はありましたか?
隙間時間にいつでも勉強できる状態にしていました。
勉強時間の確保はとても難しかったです。通関士の試験というのは理解そのものも大切ですけど、暗記量がかなりあるので、暗記の時間をどこでどう取るかというところで一番苦労しました。
自分が忘れかかっているところをメモ書きとかで小さくまとめて胸ポケットに入れておいたりして、少し時間が空いたときにさっと見て思い出せるような工夫はしていました。どうしても外だと、教材を開いてっていうのは少しハードルがあったので。
そういうときもeラーニングが見やすかったので、すぐ勉強できるという点で大変活用していたかなと思います。もう常に使っていたと言ってもいいくらい愛用していました。
隙間時間の活用について詳しく教えてください。
講義を聞くことで良い刺激を受けていました。
主に通勤時間に、前日に視聴した講義だったり、やっていた問題のところを聞いていました。特にまだ記憶が定着しきってない、勉強したての頃によくそうしていました。
講義ではテキストに表現されていない「なぜ」という部分が丁寧に説明されていて。事細かに全てを説明するわけではないと思うんですけど、逆に重要なところが全て音声として出てくるので、覚える場所の濃淡を付けやすくなったという点で凄く役に立ったかなと思います。
視覚だけじゃなくて聴覚も使って勉強することになるので、脳がいい意味で活性化するのかなというふうに思います。
モチベーションを維持するコツはありますか?
仕事と結び付けて学習していました。
勉強すればするほど前職のメーカーでやっていたときの仕事がかなり雑だったな、っていうのが感じられて…。反省の意味を込めて「勉強しなきゃ」というのが強かったです。
「あの時ああいう風にしておけばよかったな」とか、逆に「ここって税を下げられたな」、というのが思い起こされて。
そういったところが非常に面白かったので、現実の仕事上の課題と結び付けていかにやっていくかというところが大切なのかなと思います。
苦手科目はありましたか?
通関実務に苦戦…直前期の教材が克服に役立ちました。
苦手だったのは通関実務ですね。難易度がこの科目だけかなり違うという印象でした。
他の科目はしっかり問題集を解いて、論点を整理しておけば大体対応できると思うんですが、通関実務については過去問を解いていっても、今まで見たことがない論点とかが出てくる。
特に試験期直前だと「あ、これ知らないぞ」とかなり慌てることになるので、そういった意味でも苦手意識はありました。
それでも8月か9月ぐらいに模試を解いたときに合格ラインを超えていてだいぶほっとしました。「ちゃんとやっていることが力になっているんだな」というのを確認できましたね。
フォーサイトさんの直前対策講座でも、確かにあまり見たことがない論点も出てきてはいるんですけれど、これまでのものの繰り返しだけじゃなく、他にももっと解いていかなきゃいけないんだって意識付けになりました。
教材が届いたタイミングも含めて、非常に良かったかなと思います。
教材を選んだ経緯を教えてください。
口コミの評判を参考にして、資料請求をして決めました。
通学か独学かというところなんですが、さすがに独学で合格する自信があまりなかったので、通学か通信かで考えました。ただ、通学する環境も周りになかったですし、そこまで時間的余裕もないかな?と思い、通信教材がいいかなと。
その中でフォーサイトさんを選んだ理由は、ウェブ上の比較サイトとか拝見すると非常に評価が高かった。
他の教材の3分の2とか3分の1といった安い価格で、かつ内容がしっかりしているって。eラーニングで講義音声をダウンロードできるから、いつでも聞けるというのも紹介されていて、それは便利でいいなと。
資料請求をして、サンプルの内容そのものも素晴らしかったんですけど、申し込んでからすぐ来たという時点で「結構いいな」と思いました。
テキストを開くとカラフルでぱっと見やすい。開いた瞬間にここの論点を説明してるんだというのがすっと入るような作りだったので、「もうこれでいこう」というふうに決めました。
結果的に考えても、フォーサイトさんの教材はリーズナブルでしたね。通関士の教材自体があまり売っていないこともありますし、よくある貿易関連の法律の本など買って勉強するのはとても非効率で。結局はトータルで考えるとフォーサイトさんが一番安かったのかなと思います。
これから通関士合格を目指す方へのメッセージをお願いします。
合格ラインを超えることを意識しましょう!
細かいところまで見ていくと、非常にキリがないタイプの試験ですので、割り切って合格ラインをきっちり取りに行くんだということを意識して勉強を進めていただきたいと思います。
フォーサイトの教材は満点は取れないタイプの教材かなと思うんですけれど、満点を取る必要がそもそもないので、本当に最短距離を走ることができる教材だと思います。
癖のあるタイプの試験ですが、なるべく短い時間で集中して受かると非常に気持ちがいいものですから、ぜひ最後までがんばっていただきたいなと思います。