
簿記の本試験問題に挑んだのは2週間前!焦りましたが2問で満点!
【簿記・日商簿記2級】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 6ヶ月間以上
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
振り返ると、最後の1カ月は平日夜はラジオを聴きながら4時間以上追い込みました。この歳で受験勉強の雰囲気を何十年振りかに感じたりもしました。
問題集を平均4回以上は回していた自信を持って挑んだ本試験形式問題ですが、ことごとく惨敗。実践に近い本試験問題に挑んだのが試験2週間前でしたので、とても焦りました。
テキストや問題集よりはるかに難解な問題が目立ち、自身が無くてももっと早い段階で本試験形式の問題には触れておくべきでした。
それでも近づく本試験日に向け、何が何でも28年度中に合格しなければならないという意志が強固になり(次回6月はさらに試験範囲が拡大されるため)、ひたすら机に向かい続けました。この段階で計画通りに進まなかった要因は、過去問で解く問題にかかる時間が1問数十分かかる点でした。
さて、冒頭に申し上げた“前日に模擬試験を行った”件ですが、合格点に及ばない散々な結果でした。しかし、翌日は本番。後は自身が超苦手な分野を繰り返すのみでした。工業では「直接原価計算」。商業では「財務諸表」。
個人的には貸借対照表を作成する問題がもっとも苦手でした。最後まで確かな自信が持てないまま本番を迎えました。
…試験開始後、3級受験で慣れたと思っていた試験会場の雰囲気でしたが、緊張で第1問目の問2まで15分もかかってしまい、平常心を取り戻すべくざっと見の結果で一番解けそうだった第4問目からリトライ。
徐々に平常心を取り戻し、第4問目→1→2→5→3問目の順番で進めました。
なかでも第3問目は、自身一番苦手な貸借対照表の作成でした。追い打ちをかけるように、修正や決算整理事項に色々な利息計算や減価償却の量が多く、何も書き込めない白紙の状態がしばらく続いた時は正直終わったなと思ってしましました。
しかし徹夜の日々や休日返上で朝から晩まで勉強したことを思い出し、とにかく時間まであきらめないようにして、結果として無から4点をもぎ取りました。第1問と第4問で満点を取れたこともあり、トータルでギリギリの合格となしました。改めて、決してあきらめない事が基本だと痛感致しました。
これから受験の方へは、200%定率法はもはやスタンダードであることをお伝えしたいです。必ずマスターされることをお勧め致します。私は第3問で苦しめられました。