
簿記の勉強の思い出~練習問題集と過去問題集~
【簿記・日商簿記3級】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 4ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 転職(求職中)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
最初は時間が空いている日を見つけて1日5~6時間を目安に、基本的な仕訳のルールと損益計算、貸借対照表の作成手順を約2か月程度で確認した後、練習問題集を用いて試験1か月前まで全ての問題を最低1、2回解きました。
試験1か月前に入ったら過去問練習問題集の学習を開始しました。
練習問題集を練習している時にどうしても間違えてしまう問題と確実に正解できる問題の区別が出来ていましたので、過去問練習では確実に得点できる大問を最優先で解けるまで、最低5回を目安にして問題演習を行いました。
最初から80~90点を取れた回の問題もあれば、60点程度の問題もあったりとムラが発生していたため、各回で繰り返し間違えてしまう設問1つ1つを冷静に分析し、問題文の中で計算方法が判断しづらいキーワードを下線を引いてマーキングするようにしました。
何度も間違える、途中で解答を見てしまった問題に関連する類題は練習問題集に戻って復習を行いました。
試験2週間前は模擬試験問題を追加して過去問演習を制限時間を設けて実際の試験に近い環境にして実践演習を行いました。過去問演習を何度も繰り返していたこともあり、模擬試験では1回目の時点で80点を取れました。
模擬試験も5回繰り返し、3回目で満点を取れた時には制限時間の半分の時間で問題を解ける状態になっていました。
試験1週間前は設問の最終問題である『精算表』と『損益計算表+貸借対照表』について練習問題集と過去問題集の問題を何度も解きました。
問題の予想として、模擬試験では精算表の問題が出ていたのですが、実際の問題では精算表のように比較的簡単なものは恐らく出ないだろうと予想し、整理する情報量が多い『損益計算表と貸借対照表』の練習問題と伝票作成の問題を再び問題集を使って練習しました。
試験当日は試験会場へ1時間前に到着し、戦略立案編に掲載されていた試験直前の準備(ガムをかむ、チョコ、カロリーメイトやウィダーインゼリーなどを食べておく、イメージトレーニングを行う)をしたことで、試験も緊張することなく問題に取り組むことができました。
実際の試験では出るであろうと予想していた伝票会計と損益計算が的中したおかげで設問では満点をとれました。
試験結果は大問1、大問2で12問の不正解に収まり、96点で無事合格できました。
問題を何度も反復していた時は『このくらいで大丈夫だろう』と思ったこともありましたが、大丈夫だと思っている時ほど自分が理解しているつもりになっていて油断している状態だと考え、間違えやすい問題と模擬試験で出題されなかった分野の問題を解くようにしておけば、万全な体勢になれると思います。