簿記3級と2級に90点点以上で合格!でも最初は問題が全然解けなかった
【簿記・日商簿記3級】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 4ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
なんとなく言葉はしっていて雰囲気は知っておりました。
今後の私のキャリアプランから考えて財務諸表の読み方もわからないと絶対に不便になるなと思い受験することにしました。
昨年に別の簿記よりも難易度が高めと言われる資格試験に合格していた件。また、商業高校の方が在学中に取得されていると聞いたことがあった件。ネットでは3級は3日もあれば、2級でも2週間程度でとれる!
そんな情報を鵜呑みにして楽にとれるんじゃないかな?と安直な考えで勉強をスタートしました。
実際学習を開始して序盤は内容が軽くさくさくと進めていけました。特に3級のテキストは1週間ほどで講義を終えたように覚えております。そこで過去問を解いた時に驚きました。
「全く解けない…」
一通り問題を解いて解説をみると「うんうん。わかる。」単純なことばかりでしたが、次の問題を見るとまた解けない。
この時期は焦りというかなんというか何が難しいのかわかっていなくて出来ていない理由がつかめませんでした。
とは言え進めるしかないのでとにかく演習問題をどんどん進めました。その時に2つの点に気づくことができました。
ひとつは問題の言い回しが独特で慣れる必要があるという事。
仕訳の問題などで正解を見ると「あーこのことか」みたいな感想が多く癖のある言い回しに馴染むまでが大変でした。
そしてもう一つは「習うより慣れろ」という事。
大袈裟に言えば簿記はスポーツだと。例えば水泳で言えば上手な泳ぎ方の本を何冊読んでも泳げるようにならない。実際、水の中に入って体を動かして初めて会得できるものだなと。
簿記も全く一緒でもちろん、基礎的な知識は必要ですが数をこなさなきゃ上手になんかなれなかったです。3級の問題を終わる頃にようやく気付いて少しずつ取り組み方を変えていけました。
そして2級に入ってもその感覚を大事にして、商業の内容は少しややこしいものもありましたがトントンと進めていくことが出来ました(連結会計は除きますが)そして、工業まで進めて模試形式の段階に入っていきました。
3級は正直学習から一ヶ月ほどの時点でほぼ不安要素は無くなっていました。2級に関しては変化球的な問題に振り回されて勉強する量と場所で右往左往している時期もありました。
全ての範囲を完全にマスターしようとしたらとても間に合いそうにもなかったので基本的に得点を絶対に稼げる箇所になる1・4・5問目を絶対に落とさない!
連結はある程度の知識を入れておき正直言えば割り切る(結果としてはこれは判断ミスでしたが)そんな感じで直前期に学習を進めて試験日を迎えました。
結果から言いますと
3級は100点合格。
2級は92点合格。
2級は連結総合問題でかつ過年度のダウンストリームが登場してパニックになりましたがなんとか埋めて12点の部分点を頂くことが出来ました。
以前の資格の時も全く同じことを思いましたが、ネットの情報とかを見るとフォーサイト様の量では少なくて不十分。のような内容を見ることがあります。
しかし、私の体験からすると本当に合格までの最良の時間効率での内容が詰まっていると思います。ほかに色々なものに手を出して薄く広い知識を得るよりも本講義を1から10まで覚えきるまでやりきる方が圧倒的に合格に近いと思います。
この後もまだとりたい資格があるので今までの2つの資格勉強で得た経験を糧に取り組んでいきたいと思います。
最後になりますが、合格まで導いてくださった本講義に携わった皆様へ感謝の気持ちを伝えさせてください。
ありがとうございました。